• 試合後、まさかのベスト32という結果に動揺を隠しきれない田中=北海道立体育センターで(久保健太郎撮影)

昨年のベスト8選手たち、屈辱の敗退

[卓球部]第72回全日本学生卓球選手権大会(2005年10月08日 22時08分)

第72回全日本学生卓球選手権大会が10月8日、北海道立体育センターで行われた。なお、この大会はトーナメント方式の個人戦である。結果は次の通り。
男子シングルス2回戦
田中満雄(政3)3-0武田(日本大)
伊東伸也(政3)3-1米塚(朝日大)
藤本雄大(商3)3-2寺地(福岡大)
吉川勇志(政2)3-0高玉(東北福祉大)
中島卓也(営1)0-3大迫(近畿大)
男子シングルス3回戦
田中3-1宇津野(専修大)
伊東3-0白神(中央大)
藤本1-3堀田(近畿大)
吉川1-3広島(中央大)
男子シングルス4回戦(これより7セットマッチ)
田中2-4重田(愛知工業大)
伊東4-1神谷(愛知工業大)
昨年ベスト8の田中は4回戦で愛知工業大の重田と対戦。接戦を強いられるという思わぬ展開で試合がすすむと、最後まで相手の勢いをとめられず、まさかの4回戦敗退を喫すると、同じく昨年ベスト8の吉川も3セット目こそ積極的なプレーで奪うものの、1,2,4セット目は受け身に立ってしまい3回戦で姿を消した。しかし、伊東が昨年ベスト8の中大・白神を下すという奮闘を見せ、自身初となるベスト16入りを果たし、5回戦へと駒をすすめた。
仁王聖雄監督
「田中は4セット目を、吉川は1セット目を取られたのが痛かった。2人とも受け身になっていた。逆に伊東は向かっていっていた。よく頑張った。ここまでくれば紙一重の勝負。伊東には明日精一杯頑張って欲しい」
田中満雄(政3)
「悔しいです。勝てる相手だった。チャンスボールのミスがあり、相手の勢いを止められなかった。(課題は)バックハンドの強化をしなければならない」
伊東伸也(政3)
「白神に勝った後も油断せずに挑戦者の気持ちで向かっていったのがよかった。(神谷戦は)2セット目を取られても落ち込んだりしないで気持ちを切り替えられた。気持ちで負けていなかった。明日も挑戦者の気持ちで、みんなの分まで頑張りたい」
吉川勇志(政2)
「1セット目を落としたのが痛かった。消極的になってしまったことが敗因。自分の悪いところが出た。(今大会は)シングルスもダブルスも悔いの残る大会だった。技術面だけではなく精神面も強化するように頑張っていきたい」
明日は9時30分から北海道立体育センターでシングルス5~決勝戦が行われる。

発行冊子最新号一覧背景(左)

卓球部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)