• リーグ2連勝を目指して戦った駒大だったが、悔しい敗戦となった=RKUフットボールフィールドB面で(提供:駒澤大学体育会サッカー部撮影)

好調早大相手に3得点も、大量6失点で悔しい敗戦…

[サッカー部](2020年08月15日 21時44分)

JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦 第7節・早大戦が8月15日、流通経済大学フットボールフィールドBで開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

【スコア】
駒大3-6早大

【得点者】
21分:[早]大西 翔也(加藤 拓巳)
25分:[早]加藤 拓巳(鍬先 祐弥)
33分:[駒]荒木 駿太
39分:[早]鍬先 祐弥(加藤 拓巳)
44分:[駒]薬真寺 孝弥
45+1分:[早]杉山 耕二(山下 雄大)
47分:[早]加藤 拓巳
56分:[早]水野 雄太
84分:[駒]中間 俊亘

【メンバー】
GK
1 杉本 陸[4年=新潟明訓高]

DF
6 真下 瑞都[4年=矢板中央高](→HT 2 桧山 悠也[3年=市立船橋高])
39 鷹啄 トラビス[1年=市立船橋高](→59分 34 小針 宏太郎[1年=鹿島Y])
3 猪俣 主真[3年=三浦学苑高]
33 篤 快晴[1年=広島県瀬戸内高]

MF
10 薬真寺 孝弥[4年=長崎総科大附高]
8 中間 俊亘[4年=広島県瀬戸内高]
11 米田 泰盛[4年=駒大高](→74分 12 安元 奨[4年=駒大高])
27 島崎 翔輝[3年=国際学園高](→64分 9 矢崎 一輝[4年=駒大高])

FW
7 荒木 駿太[3年=長崎総科大附高]
29 宮崎 鴻[3年=前橋育英高](→64分 18 土信田 悠生[3年=高川学園高])

【SUB】
GK 21 鈴木 悠太[4年=神戸弘陵学園高]
MF 17 藤原 拓海[4年=山梨学院高]
MF 20仲田 瑠[2年=長崎総科大附高]
MF 35 小島 心都[1年=湘南工科大附高]



前節のリーグ初勝利の勢いそのままに2連勝を狙う駒大は、5試合を消化して4勝1敗のリーグ2位につけている早大との一戦に臨んだ。

駒大は、サイドのMF島崎 翔輝、MF米田 泰盛へと大きく散らし、流れてきたFW荒木 駿太やサイドバックとの連携からサイドを攻略。中央のFW宮崎 鴻へとセンタリングを送り早大ゴールに迫る。

ファーストチャンスは11分。PA外で宮崎が相手に体を当て、こぼれたボールを荒木が拾う。荒木はPA外から思い切って左脚を振り抜くが、シュートは惜しくも枠を外れる。

続けて13分。薬真寺が送ったボールを荒木が落とし、島崎がトラップで一人かわしてから右脚を振り抜くがこれも枠を捉えられない。

すると22分。相手FWにくさびのパスが入り、落としたボールを受けた選手が一人かわしてPA外から低い弾道のシュート。GK杉本 陸は反応したものの、狙いすましたシュートはゴール左隅に吸い込まれて失点を喫する。

続けて25分には自陣右サイドへ抜け出され、深い位置から折り返したボールを無人のゴールへ流し込まれて失点。立て続けに2失点を喫し、厳しい展開に。

やられっぱなしでは終われない駒大は33分。左サイドを突破した島崎が中央の荒木へ。荒木がスルーしたボールを宮崎がダイレクトで再び荒木へと送り、エリア内でボールを受けた荒木は飛び込んできた相手をトラップで華麗にかわしてシュート。1点差へと詰め寄る。

しかし6分後の39分に中央を突破され、GK杉本と一対一の場面に。シュートは飛び出してきた杉本の手をすり抜け、ゴールへと吸い込まれて3失点目を喫する。

それでも駒大は、44分に荒木のシュートのこぼれ球を薬真寺が押し込んで再び1点差に詰め寄り、早大にしつこく食い下がる。

だが、46分には自陣左サイドからのフリーキックをゴール前で合わされ失点。前半の内に4失点を喫する厳しい展開となった。


後半は依然として早大のペース。立ち上がりの47分に自陣左サイドへ展開され、バイタルエリアで受けた相手FWが一人かわして豪快なミドルシュート。杉本はシュートに触れたものの、ゴールに吸い込まれ5失点目を喫する。

駒大も真下のロングスローや宮崎のポストプレーから早大ゴールに迫るが、なかなか得点が奪えない。

すると56分にはゴール前をワンツーで崩され、再度失点。

6失点を喫し、後がなくなった駒大は64分に島崎に替えてFW矢崎 一輝、宮崎に替えてFW土信田 悠生と攻撃のカードを2枚切って得点を奪いに行く。

71分にはその土信田がPA外でボールを拾い、そのまま右脚を豪快に振り抜くが惜しくも枠を外れゴールならず。73分には、右サイドから土信田が折り返したボールを、中央で矢崎がダイレクトで合わせるが、シュートは惜しくもGKの正面。どちらもゴールとはならなかったが、交代で入った2人が立て続けに早大ゴールを脅かした。

すると84分。コーナーキックをクリアされるが、そのボールをMF中間 俊亘がダイレクトでシュート。一度はブロックされたものの、再度押し込んで得点を奪った。

90分諦めずに攻め込んだ駒大だったが、大量6失点が響き3-6で悔しい敗戦となった。6試合を消化して1勝3敗2分と依然として厳しい状況だが、今季好調の早大に3得点を奪うなど希望も見えた試合。次節、立正大戦でリーグ2勝目を目指す。


※新型コロナウイルス感染拡大の影響により現地取材は行わず、ライブ配信をもとに作成。




なお、次節は8月29日、RKUフットボールフィールドB面にて15:00より立正大と対戦する。
※前期は全日程リモートマッチ(無観客試合)での開催。ジェイネットTVまたは関東大学サッカー連盟公式YouTubeチャンネルにてライブ配信が予定されている。

◇関連情報

発行冊子最新号一覧背景(左)

サッカー部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)