• リモートでの取材で真剣に思いを話してくれた二人=サッカー部四誓寮で

【紙面連動企画】コロナ乗り越えタイトル獲得へ!~2年生相澤・仲田対談~

[サッカー部](2020年07月18日 00時29分)

昨年の全日本新人戦優勝メンバーから、相澤佑哉(法2)と仲田瑠(現2)に、自粛期間中のチーム状況からお互いの印象まで様々な話を聞いた。(聞き手:嵜田将礼)


―自粛期間中の過ごし方は
相澤:帰省はせず、2ヶ月弱寮で過ごした。走ったり、筋トレをしたり、ボールを蹴ったりと、練習がいつ再開されても良いように毎日必ず動くという心がけをしていた。あとは食べ過ぎないとか、生活習慣を崩さないというところは意識していた。
仲田:地元に帰省していたが、毎日とは言わなくとも2/3以上は動いていた。あとは、海が近かったので砂浜でトレーニングをしたり、食に関してもあまり食べすぎないように気を遣っていた。


―寮の仲間は
相澤:寮に残っていたのは7人くらい。それぞれが走りに行ってたし、屋上で筋トレをしたりと意識を高く持ってトレーニングに取り組めていたというのは感じた。


―リーグの開幕がなかなか決まらず、モチベーション維持が大変だったと思うが個人的に行っていたことは
相澤:自分は今まで筋トレとかをしてこなかったので、いざ(リーグが)再開した時に戦えるようになりたいという目標を立てて、計画的に筋トレや体幹トレーニングをやっていたので、それはモチベーションになっていた。
仲田:練習をしながらだと筋トレとかは難しい部分があるので、この期間を上手く使おうと思って筋トレは結構していた。


―練習はいつから再開されたか
相澤:5月28日から


―練習再開から重点的に取り組んでいることは
仲田:チームとしてずっと言われ続けていることは、攻守の切り替えの部分や、守備の時に後方の選手が指示を出して限定しながら行くというのと、チャレンジアンドカバー。ここらへんはコーチたちにしつこく言われている。


―久しぶりの練習で感じたことは
相澤:顔を合わせるのも久し振りだったので、一緒にサッカーができる喜びというのは感じた。あとは、日頃こうしてサッカーをやらせてもらっているのは当たり前じゃないということを再確認できたし、これからリーグ開幕に向けてポジション争いも始まるので負けたくないというのも感じた。
仲田:家で過ごしていて家族しかいなかったので、帰ってきた時に寮でみんなと顔を合わせた時は嬉しかった。サッカーの時も大人数、といっても20人くらいだが、練習できるのは楽しく感じた。


―駒大に入った理由
相澤:高校の時のチームの強化部長の方に紹介してもらった。自分も関東一部でやりたいという目標が当時あったので、その中で駒澤大学を見つけて練習会に行かせてもらった。高校とは違うプレースピードや強度があって、ここでサッカーをすればレベルアップできるというのを感じたので駒澤を目指した。
仲田:高校の監督の紹介ではあったが、先輩たちが毎年駒大に行っていてずっと意識はしていた。関東一部の大学で成長したいという思いもあり、駒大は人間性を大事にしているのでそういう所も成長していきたいなと思って選んだ。


―自分のプレーのストロングポイント
相澤:自分は主にサイドバックをやっているが、スピードを生かしたプレーだったり粘り強い対人というのがストロングポイントかなと思う。
仲田:自分は主にボランチをしていて、その中でサイドに展開することが多いので両脚同じように蹴れるというところはストロングポイントだと思う。


―お互いのプレーの印象
相澤:仲田は左右どっちも蹴れて、プレー中に正確なキックをしてくれるのは駒大のプレースタイルにも合っていて助かる。あとはやっぱりコーナーキックを左右で脚を替えて蹴り分けているのがすげぇなと思う。一番はキックの部分。
仲田:僕はまず左利きというのがいいと思っていて、右脚はあまり蹴れないが(笑)、左足は正確なキックができる。守備の部分も粘り強くできるので、相澤が相手と一対一になる場面ではそこまで心配しない。あとは、ファールをもらうのが上手いので、そこが一番良いかなと思う(笑)


―お互いのプレーの印象をプロ選手で例えると
相澤:仲田はキックが凄いので、遠藤保仁(ガンバ大阪)選手。落ち着きもあるので。
仲田:相澤はあまり思い当たる選手がいない、オリジナルな選手。例える選手がいないという感じ。


―駒大に来て2年目になるが1年目と変わったことは
相澤:1年目は正直、上に付いていくのでいっぱいいっぱいだったというのがあった。2年になって後輩も入ってきて、1年の時よりもっと試合に出たいとかそういう気持ちは確実に強くなっている。責任感とかも感じるようになった。
仲田:僕は1年生の時は練習とかで「この先輩に絶対勝ちたい」という感じでやっていたが、後輩が入ってきて「勝ちたい」じゃなくて「負けちゃいけない」という思いの中でプレーをするようになった。そこは難しいというか、(1年次と比べて)変わったところかなと思う。


―2人から見て1年生はどうか
相澤:みんな上手くて、即戦力になるような選手が何人もいる。レベルが高いなという印象。
仲田:僕も同じで、負けちゃいけないような選手ばかり。一緒に頑張っていきたい。


―注目選手は
相澤:自分は篤快晴(法1)。ポジションが同じで、今は正直、序列では負けていると思っているのでお互い高め合いながら最終的には自分がポジションを取っていけるようにと思っている。良い選手なので、注目して欲しいと思う。

仲田:僕は小島心都(歴1)。小島も僕と同じボランチで、技術とかも高くて頑張れる選手。期待はしているが絶対負けたくないので、試合に出るような隙を与えないくらい僕も頑張って一緒に切磋琢磨していきたい。


―今シーズンの目標
相澤:個人としては、スタメンをつかんで多くの試合に出ること。サイドバックとして、その中でも5アシストはしたい。チームとしてはリーグ優勝を目指してやっていく。
仲田:個人的な目標はレギュラーで試合に出て、アシストや得点といった目に見える結果だけでなく、見えなくてもチームのためにやれる選手になること。チームとしてはリーグ戦を優勝して、インカレでも良い結果を出したい。


☆この対談は、第96号の3面でも特集しています。紙面では、新人戦を中心にお二人の大学ファーストシーズンについて振り返っていただきました。そちらも併せてぜひご覧ください!

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