• 男子シングルスに出場した平林はベスト16止まりとなった=立教大学新座キャンパステニスコートで(菅原菜央撮影)

  • 1年生ながら本戦に出場した吉田(写真右)。大きな声を出し試合を引っ張った

男子シングルス、男子ダブルス共に敗戦も監督「課題明確になった」

[硬式テニス部](2020年03月06日 01時54分)

令和元年度関東学生新進テニス選手権大会の本戦3日目が2月18日、立教大学新座キャンパスなど、各大学会場で行われた。結果は以下の通り。

<男子シングルス2回戦>
●平林輝(法2) 0 (6(4)-7、5-7) 2 天崎荘太(日大)◯

<男子ダブルス2回戦>
●平林輝・吉田響介 0(6(4)―7、4―6) 2 田方諒平・弘光慎太郎(筑波大)◯

【男子シングルス平林】
ファーストセットは先制して得点を重ねるも相手に追いつかれたのち、すぐに得点を許してしまい4-2と点差を広げられる。その後1点差まで追い上げるもあと一歩及ばず7-6で奪われてしまう。ベスト8入りをかけて絶対に獲得したいセカンドセット。ファーストセットに引き続き先制し3-0と差を広げるがその後が続かない。相手に追い上げられ4-2とされてしまうと、その後も1点差のまま追いかけるが追い越せないままセカンドセットを献上。惜しくもベスト8入りはならなかった。

【男子ダブルス 平林・吉田ペア】
ファーストセットは先制するも追いつかれる一進一退の攻防が続いた。中盤、均衡が破れ相手に追い越されると、デュースまで持ち込むも7-6で敗れてしまう。セカンドセットでは先制されると、相手のペースで試合は進む。3-3同点に追いつき、追い越したい場面でも得点を許してしまう。さらに5-3と点差が開き、1点を返し5-4とするも反撃はここに留まる。6-4と点差を埋めることができないままセカンドセットを奪われ、平林・吉田ペアはここで敗戦、ベスト8止まりとなった。


◆江口 淳一監督
「(今日を振り返って)残念でした。平林のシードは第2シードだった。本当はシードを守って決勝まで行かなければいけなかった。粘られてしまって、やられてしまったかなと思う。ダブルスは差が無かったと思うが、決め手で相手の持っている物が良かったのかなと思うので、そこで最後引いてしまったかなと思う。ずっとキープが続く試合だったので。テニスは力が拮抗しているとタイブレークで決まってしまう。それでもシングルスベスト16、ダブルスベスト8。女子もダブルス2本ベスト8が出た。これを反省して春の大会に向けて頑張ります。(今日の試合は両方とも最初はリードできている印象があったが)シングルスは本当に勝たなければいけない。つなげられて粘られたときに守りに入ってしまって、本当は攻めなければ成らなかったことを失敗したかなと思う。(攻められないというと気持ちや技術の問題か)だんだん学年が上がってきてチームも背負っているし、勇気がその気持ちに負けてしまうというか。試合に限らず、負けてはいけないと言う気持ちで逆に攻められなくなっちゃう。そこを突き破って振っていかなきゃいけないがそこで相手が楽になっちゃう。ダブルスは1年生が頑張ったのでリーグ戦に向けていい材料ができたと思う。(平林選手は連続での試合だったが)そうあね、本当は勝っていたらよかった。でも相手は格上。そこに互角の戦いだったので、あとは補うだけかなと思うし、意味のある敗戦だった。(オフが明けて2月にすぐ大会があるというのはチームにとってどう影響するか)でもこれはいつものスケジュール。ここあら1年生が入ってきて、すぐに春の大会がある。1年生が入ってくるとモチベーションが上がる。このチームはそこからだから。それに向けてまた頑張る」

◆平林・吉田ペア
(今日の試合は)
平林:結構タフな試合でキープキープしていたが、相手が大事なところでサーブが入ったりとか、ちょっとしたところが強いなと思った。
吉田:気合で頑張ったけどダメでした……。
平林:ダメではない(笑)。
吉田:でも本当に頑張りました。
(試合にはどういう気持ちで臨んだか)
吉田:自分は1年生なので、チャレンジャーの精神で思いっきりいけたらいいかなと思ってやった。
平林:新進が今回で最後なので、一つ一つチャレンジ精神でやった。
(今日平林選手は2試合連続だったが)
平林:シングルスとダブルスは競技が違うくらい違いがあるので切り替えてしっかりプレーできた。
(今日で見えた課題は)
平林:サーブ力と体力だと思う。走れないというか、バテてしまうので。
吉田:リターン、メンタル、気合。ボールはあんまり怖くないし、後ろには平林さんいるので安心してできたと思う。
(ペアを組むと決まってから2人で意識したことなどは)
吉田:平林さんと日常的に一緒にいることを意識した。いろんな癖とか得意パターンとかよく知れたと思う。
平林:大事なところで引かないというところを練習でも意識してやっていて試合でも少しずつトライはできたかなと思う。
(春関にむけて)
平林:フォアハンドをもっと力強く打てるようにしたいのと、サーブを強くしたいのと、体力を強化したいのと……その3つくらいかな。
吉田:自分はリターンゲームに弱いので一から見直していくのと、自分たちができるパターンを増やしていきたいなと思う。自分のサーブからだったら、チェンジとかしていろんな攻撃ができるので、もう少しアイデアを増やして楽に取れたらなと思う

※掲載が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

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