• 和気あいあいとした雰囲気の小林(左)と神戸(右)=駒澤大学で(黒岩美彩紀撮影)

【紙面連動企画】チームの中堅が優勝へ導く~3年生神戸・小林対談~

[陸上競技部](2019年12月31日 13時26分)

駒大陸上部の層の厚さを支える3年生。今年三大駅伝デビューを果たした小林歩(心3)、神戸駿介(仏3)に、普段の関係や今年の駅伝の振り返りを聞いた。(聞き手:近藤龍)

―ご協力いただいたアンケートで仲良しペアにお二人が選ばれていたが
神戸:非常に仲良し(笑)。

―仲良くなったきっかけは
小林:駒大に入学して、一緒の部活だったので(笑)。
神戸:お互い頑張ろうみたいな形だった。

―一緒に出掛けたりするか
小林:昔はあった。
神戸:いまもあるやん(笑)。お昼行くやん。お昼はよく食べている。
小林:ご飯は食べに行くが遊びに行くことはあまりない。

―お互いに見習いたい点は
神戸:集中したときの陸上への入りこみ方。陸上が大好きってことが伝わってくる。
小林:後輩に対してやさしい所。温かさがあるので見習いたい。

―田澤選手をはじめとした下級生の印象は
神戸:1年生は今年かなり強い。田澤は同じ部屋だが大物感がある (笑)。部屋では仲良くやっている。可愛がっている。
小林:最近になって田澤と練習をしているが余裕度とかが自分の何段も上というか、それに追いつきたい気持ちがある。その反面2年生が走りの面で1年生にも負けてしまっている部分があるので2年生に頑張ってほしい。

―出雲駅伝を振り返って
小林:神戸とどっちが出るかという感じだった。神戸の分も頑張ろうと思った。
神戸:タイム順的には入れると思っていたが、練習の勢いとか監督からも決め手がないと言われて、正直自分でもその通りだと思った。試合にかけている思いが小林と比べて負けていた。もう一度頑張らなければいけないと思った。

―全日本駅伝を振り返って
神戸:全日本で初めて三大駅伝を走ったが、3区というレベルの高い区間に信頼されて置いてもらった。(タスキを)もらった位置がかなり良くて気負いすぎた面があった。前半から結構突っ込んでしまって周りが見えなくなって、チームの順位を大きく下げてしまった。今までやってきたことが否定されたように感じて落ち込んだが、いろんな人にもう一度支えてもらった。チームに迷惑をかけたが自分の陸上人生の中でいい経験になったのでこれを絶対無駄にしない。今は前を向けているのですごくいいきっかけを貰ったと思う。
小林:出雲を走ったのでそれと比べたら緊張はなかった。2区は結構重要な区間だが(タスキを)もらった位置が良かったので周りの人たちをうまく利用しながら自分の力を出せたと思う。

―駅伝を経験して駅伝とはどのようなものか
小林:高校時代に1区しか走ったことがなく、一人で走るとか、追って走るということを初めてした。本当に走り出したら1人という怖さ。毎日の練習から自信がないとできないと感じた。
神戸:高校の時は一定のペースで押していく駅伝をしていたが、大学は最初突っ込んでいって粘るという走りが求められるので前半から行かないといけない。今までとは違った走りが求められていると思った。

☆この対談は、第94号(箱根号)紙面の2面でも特集しております!学年の雰囲気や箱根駅伝への思いを話していただきました。そちらも合わせてぜひご覧ください!

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