• 島崎は失点直後にゴールを決めチームに流れを引き戻した=浦和駒場スタジアムで(菅原菜央撮影)

  • この日もプレースキッカーを務めた仲田は2ゴールを挙げ勝利に貢献

  • こぼれ球に反応し貴重な先制ゴールを奪った土信田(宮下響撮影)

  • 荒木は得点こそなかったが豊富な運動量でいくつものゴールに絡んだ

  • 優勝した選手らと応援団の記念写真(嵜田将礼撮影)

王者にふさわしい試合運び!4ゴール完勝で新人戦初優勝!!

[サッカー部](2019年12月23日 09時37分)

第3回全日本大学サッカー新人戦決勝・桐蔭大戦が12月22日、浦和駒場スタジアムで開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

【スコア】
☆駒大4-1桐蔭大

【得点者】
40分:[駒]土信田 悠生
48分:[駒]仲田 瑠(荒木 駿太)
79分:[桐]楠 大樹(圓道 将良)
81分:[駒]島崎 翔輝
82分:[駒]仲田 瑠

【メンバー】
GK
1 松本 瞬[2年=前橋育英高]

DF
2 岩本 蓮太[2年=長崎総科大附高]
3 猪俣 主真[2年=三浦学苑高]
4 山田 虎之介[2年=三浦学苑高](→86分 12 會澤 海斗[2年=水戸商業高])
5 桧山 悠也[2年=市立船橋高]
6 島崎 翔輝[2年=国際学院高](→87分 25 塚原 舜介[1年=前橋育英高])

MF
7 荒木 駿太[2年=長崎総科大附高]
8 江崎 巧朗[2年=ルーテル学院高]
11 中村 一貴[2年=駒大高](→80分 14 宮嵜 龍飛[2年=駒大高])
15 仲田 瑠[1年=長崎総科大附高](→90+3分 13 須田 晃輝[1年=前橋育英高])

FW
10 土信田 悠生[2年=高川学園高](→72分 9 宮崎 鴻[2年=前橋育英高])

【SUB】
GK 21 松永 海斗[2年=長崎U-18]
DF 20 相澤 佑哉[1年=熊本ユース]
MF 24 高橋 優斗[1年=前橋育英高]
FW 30 石井 陽向[1年=前橋育英高]


準決勝を4-0で快勝し、いよいよ決勝へと駒を進めた駒大。新人戦初優勝を懸けて戦う一戦に立ちはだかったのは、新人戦3連覇が懸かった桐蔭大。両校の一戦は、インカレ決勝にも劣らない好ゲームとなった。

前半は立ち上がりから決定機を掴む。前半5分、相手のバックパスが緩くなったところに土信田が反応しシュートを放つが、惜しくも枠の外。先制とはならなかったものの、その後も駒大らしくアグレッシブにプレスをかけ、相手の自由を奪って効果的にショートカウンターへと転じる。22分には相手に裏へ抜け出され、危ない場面を迎えるが猪俣が安定感のある対応を見せシュートまで持っていかせない。猪俣は今大会を通しキャプテンとして、またディフェンスリーダーとして組織をまとめ上げた。そして、前半の40分に均衡が破れる。バイタルエリアから荒木がシュートを放つが、相手に当たってコースが変化。シュートは相手ゴールキーパーが触ってクロスバーに阻まれたものの、そこに土信田が詰めて無人のゴールへと流し込んだ。今大会10番を背負った男が待望の先制点を挙げ、前半を1点リードで折り返す。

後半は立ち上がりから流れを掴む。開始直後の4分に荒木が長い距離を走って相手ゴールキーパーにプレスをかけ、ミスキックを拾って中央の仲田へ。仲田は素晴らしいファーストタッチから左脚を振り抜き、早い時間に追加点を奪った。ここから波状攻撃を仕掛ける展開に。岩本のロングスローや仲田のミドル、荒木のドリブル突破から相手ゴールを脅かす。しかし、34分に自陣左サイドへ抜け出した相手が長い距離のループシュート。ボールは松本の頭上を超えてサイドネットへ吸い込まれた。これで1点差に詰められるが、今大会の駒大には失点からズルズルと引き下がらない粘り強さがあった。失点から2分後の36分、島崎が裏へ抜け出してキーパーとの一対一を冷静に沈める。その直後の37分には、宮崎が頭で繋いだボールを仲田が冷静にゴールへと流し込み、スコアは4-1に。その後も攻撃の手を緩めることなく果敢にゴールへと迫った。1試合を通して駒大のゲームとなった決勝戦はここで試合終了。桐蔭大の3連覇を阻む形で新人戦初優勝を掴み取った。


◆秋田 浩一監督
「(優勝した率直な感想は)この大会は初めてだし、嬉しい。(本日の試合を振り返って)リーグ戦で点数が取れなかった分、これはたくさん取れたので誰か魔法にかけたのかなと思った。一生懸命やっていたし、良かったと思う。1失点はしたがみんな走っていたし、後期の色々なトップチームを含めた試合の中でも良い試合だったと思う。(特にどのようなところに対してか)ボールに行けるし、動き出しが相手より速かったというのもあるし、ポジショニングもしっかり取っていたから、ダメなところでも次の人がちゃんと行けるようにカバーリングができていたので良かった。(今大会を振り返って)こんなに勝てるとは思わなかった。チームはやっていくうちにとても良くなった。たいしてすごい選手がいるわけではないが、ちゃんと外から攻めれる。ちょうど、(関東)代表決定戦の流経大戦くらいから簡単に前にポンポンポンポン行けるようになった。宮崎鴻が入ればこうやる、土信田はこうだ、というのをある程度選手たちが相互理解してやっているので、ダメでもやることがはっきりしていたので良かった。(今大会は連戦だったが)練習をやっていれば乗り切れるでしょう、という感じ。やっていなければ走れない、あなたたちのダメさを露呈するだけ。それは人間として、チームの選手としてどうなの、というところだと思う。フルタイムで出たのはキーパーだけだったが、うまく力を合わせてやったと思う。(今大会キャプテンを務めた猪俣選手について)人間的にもしっかりしているし、ちゃんとしたキャプテンシーを持っているし、自分の世界もしっかり持っている。あんまり褒めるとあれなんだけど(笑)、自分のスピードがない分をちゃんとカバーできるだけのものを身につけていけばまだまだ上(のレベル)でやれるかなとは思う。ヘディングは強いが、これから上(のレベル)でやるには高さがない分しんどいところがあるかもしれない。でも目標を持ってやれば可能性はあるかなと思うし、チームのキャプテンとしては素晴らしかった。(1年生の仲田選手について)ムラっ気があるのでどうというのは言えないが、運動量があるし左右のキックが上手。ボールを止めるのも上手いしキックも上手いので、このままやっていけば良い選手になると思う。ただ今日みたいに決勝戦はやるけど、疲れてきたら止めちゃったりするのを粘ったり頑張ったりできるようになれば良い選手になると思う。(新シーズンに向け意気込み)(今シーズンは)後期は1勝しかできなかったので、あれを踏まえて蓄積がない子供たちは淡白でしかない(と感じた)。前期はみんな頑張ってくれたが1、2年のときに一生懸命練習をやらなかったり授業だなんだとか、そこをちゃんと修正するのと、少人数で練習ができればもうちょっと良くなるかなと思う。とにかく重ねていく部分をちゃんとしたいと思う」

◆猪俣 主真(歴2)
「(今日の試合を振り返って)前半に粘って0点に抑えたら絶対勝てると思っていて、こっちも前半は0点でいいと思っていたので、入りをしっかりしようと考えていたが、攻撃(陣)が点を取ってくれてこっち(守備陣)は守るだけだった。失点はしてしまったがそのとき集まって「ここで落とさないで切り替えてもう一回やり直そう」という話をして、そのあとすぐ点を取れたので良かったと思う。(良い時間帯に得点を重ねていたが)結構助かって、失点のすぐあとに点を取ってくれてこっち(守備陣)としても楽だったので、そのあとにもすぐ4点目が入って流れが上手く自分たちの方に来てくれたので良かった。(セットプレーにも積極的に参加していたが)自分もセットプレーで(点を)取りたかったが、なかなか。高さがある選手がたくさんいるのでそこはチャンスになると思っていた。(連戦だったが)疲労はあったと思うが絶対自分たちの方がやってきているし、相手の方がすぐバテるというのは分かっていたので、逆にここで頑張れたら絶対に勝てると思っていたのでそこは気持ちで頑張ろうとみんなで話していた。(新人戦で得たものは)主体性とかもそうだが、チーム一つになって戦えたらここまで来れると思うので、チーム全員が同じ方向を向いて、一つ目標に向かうという力のすごさを学べた。(これから3、4年生となって戦う上で自信になったか)自信になると思うが、ここで満足して緩めてしまうと、インカレの決勝とかには出れないと思うので、これから帰ってコツコツ積み上げてまたこういう舞台に立てるように頑張っていきたい。(トップチームでの試合経験がない選手に伝えられたことはあるか)自分はずっと試合中声を掛け続けて、勝負所のワンプレーをミスしないように声掛けするというのは意識していた。(一緒に戦ってきた先輩方の応援は力になったか)すごく嬉しかったし、SNSとかで試合前に「頑張ってくれ」ということを見られてそれでも気持ちが入って、やっぱり応援にいるというのだけでも力になったので感謝したいと思う。(来シーズンの意気込みは)この結果をチームに還元してコツコツやれるようにするということと、インカレの決勝に出られるように一個一個積み重ねて頑張っていきたい」

◆松本 瞬(政2)
「(今日の試合を振り返って)今日の試合はチームが勝ったことはいいが、自分のプレーはみんなに助けてもらったという感じで全然良いところがなくて、みんなに感謝している。(大会を通してゴームマウスを守ってきたが)最初はやっぱり、甲南大戦とかは緊張とかがあったりして、でもだんだんとその緊張とかも抜けてきていいプレーも出せるようになってきたかなと思う。(大会を通して成長した部分は)団結力とかは深まったと思う。(見えてきた課題はあるか)自分たちは前線が結構強力で、後ろは自分から見るとピンチというピンチも多くなかった。でもその少ないピンチでやられてしまうところがあったので最後まで集中してやるところが課題かなと思う。(これから上級生になるが、今回の優勝は自信になったか)かなり自信になったと思う。(トップチームへの思いは)自分は夏のアミノバイタルカップのときに少し出させていただいたが、そこで失点してしまって、まだチームに迷惑しかかけてないと思うので、これからもっと駒大のためにプレーできたらなと思う。(先輩方の応援は力になったか)とても力になった」

◆岩本 蓮太(営2)
「(優勝した率直な感想は)2年生になって初めての公式戦がこの全国大会で、絶対に活躍してチームに貢献しようと思っていたので、日本一になれてすごく嬉しかった。(今日の出来は)自分的には1番悪かった試合かなと思う。(どういったところに対してか)ディフェンスの寄せとかで距離が遠くて、相手に自由にさせすぎたかなと思う。(今大会5戦3失点という数字だが)最後の寄せとか、クロス上げさせなかったりすればもっと防げたところがあったので、そういうところだと思う。(日韓戦に向け意気込み)ここで勝って気持ちを緩めずに、次も勝てるように準備していく。(新シーズンに向け意気込み)次はトップチームで試合に出れるように、絡めるように頑張っていきたい」

◆山田 虎之介(法2)
「(日本一になった気持ちは)嬉しいですけど、個人的にはフルで出られなかった。競り合いで上から弾くのが得意だが、交代して入ってきた相手の選手が収められるタイプの選手だった。その選手にやられ続けて監督に『クローザーにはなれない』と言われた。韓国との試合があるので練習から修正していきたい。(高校から一緒の猪俣とCBのコンビを組んだことについて)練習試合とかではたまにやったけど、公式戦ではほとんど初。高校から(猪俣)主真がいてくれているので、主真ができないことを自分がカバーして、俺にできないことは主真がカバーしてくれる。安心感がある。(連戦を振り返って)本当にキツかった。同じCBの會澤がいて、最初にスタメンを取られたのは悔しかったけど、會澤がいたからこそ、自分は走れないので1試合1試合全力で取り組めた。(1、2年生で日本一を取れたのは自信になるか)自分たちが4年生になって同じような結果を取れるかどうかはわからないが、日本一が取れて自信につながった。(来年は多くのDFが抜けるが、トップでやりたい思いはあるか)ある。去年から追加登録で、ベンチには入れたけど試合には出ていない。90分戦える選手になれば監督の信頼も得られると思う。走りが苦手なので普段の練習から走れるようになりたい。(日韓戦に向けて)これが終わってから油断するのではなく、走り期間の後に日韓戦がある。全員が成長できるチャンスだと思っているので、今ないものを積み重ねて勝ちにいきたい」

◆桧山 悠也(地2)
「(今日の試合を振り返って)結果は4-1で優勝できたが、個人としては納得できるような結果ではなかった。そこは反省点になると思う。(具体的には)自分は積極的な守備が持ち味。前の意識が強かったというか。自分のポジション上、背後をやられてはいけないので、そこで相手と入れ替わったり、簡単にやらせていたという部分で、もう少し相手に寄せたり距離を詰めていければ良かったなと思う。(大会を通して)最初引き分けでスタートしたが、もう一度チーム一丸となってやるということを明確にして苦しい時間もみんなで耐えて決勝まで勝ち上がってきた。決勝でも苦しい時間はあったが、出ている選手だけではなくスタンドで応援してくれる選手なども含めて、チーム一丸になれたというのが優勝できた要因かなと思う。(成長を感じた部分などは)自分たちの持ち味は走力。苦しい時間でも相手に走り負けない、粘り強く声を出したり、と監督から言われている。そこを徹底できたところが良かったと思う。(浦和駒場スタジアムはインカレで準優勝になってしまったフィールドだが)それは素直にうれしい。去年1年生ながら試合に出させてもらって経験値はあるが、今シーズンのリーグ戦ではチームに還元できていなかった。この大会もチームに貢献できたのかと言われたらわからないが、自分はそういう経験を去年させてもらっている立場。これからも経験をチームに還元して、そしてチームがいい方向に行くといいなと思う。(今後個人としての目標は)今シーズンはリーグ戦で継続的に試合に出られることがなかった。来シーズンは練習から自分を追い込んで、継続的に試合に出ることもそうだし、チームがもう一度インカレの舞台に立てるよう、リーグ戦をしっかり勝ち切るということが目標になると思う。(韓国との対戦について)相手がどういうチームかも分からないが、日本の代表として試合に臨ませていただくので、負けることは許されないし、駒澤大学の代表としてピッチに立てる喜びを噛み締めながら、勝負にこだわって、しっかり勝ち切るように頑張りたい」

◆島崎 翔輝(商2)
「(今日の試合を振り返って)監督の話を最初に聞いていたときに『入りからガツガツいけ』と。『駒大のサッカーを徹底すればどんな相手が来ても勝てる』という話を受けて、みんなモチベーションも高まって、しっかり入ることが出来たのかなと思う。(過密な日程での大会だったが)疲労も結構ある中で、駒澤は走力や気持ちとかでサッカーをやってるので、連戦になってもどれだけ駒澤のサッカーをできるのかというのが鍵になると思う。この大会での連戦を経験して、今後の大会でも活かしていけたらと思う。(これからの自信になるか)自信にはなると思う。こうやって過密日程でも自分たちがパワーを持ってやって、日本一になれたっていうのは一番大きいと思う。(成長を感じている部分などは)新人戦に入る前は試合に出るかどうかもわからなくて、1日目、2日目を終えてどんどん自分のプレーがよくなっていった。そういう風に連戦でもリーグ戦でも使えるという選手に監督の印象の中でなれているのかなと思う。そういう部分では収穫だなと思う。(3点目のゴールを決めたが)失点して2-1になって、こういう時は大体相手に流れがいってしまうが、自分たちがやらなければズルズルダメな方向へいってしまう。得点を誰かが取れば流れが変わるんじゃないかと思いながら試合をやっていた。そこで自分が流れを作れてよかった。(今年は去年に比べ苦しいシーズンになったと思うが)今年はずっとIリーグで出続けていたので、自分的にも悔しいシーズンになった。でも新人戦でこうやって良い結果も残せて、少しづつ監督にも認めて貰えるようになれたのかなと思う。この新人戦を活かして、来年再来年と自分が成長していけたらと思う。(韓国との対戦について)日韓戦となると、韓国のチームは日本に対して強く来ると思う。駒澤はそういう部分で負けられない。試合は3月なので、そこに向けて全員で頑張りたい」

◆荒木 駿太(市2)
「(試合を振り返って)今日は前半から今日の決勝がいちばん自分たちのサッカーができたと思う。(成長を感じている部分などは)こんなにも連戦になるのは初めて。そういった部分では、連戦できたことが自信にもなったし、強くなったかなと感じた。(チームを見て)Aチームは早いサッカーで大変。1.2年生で最近サッカーをやっている中で、今日が本当に自信になった。これをAチームでもできるよう頑張りたい。(試合中の気持ちは)走り方など、気持ちで負けないというのは自分の中で思っていた。そこはできたかなと思う。(今日で韓国との対戦が決まったが)韓国は激しくて、球際も強く来ると思う。そこでも絶対に負けない、そして駒大サッカーをやれば絶対勝てると思う。しっかり練習からやっていって勝てるように頑張りたい」

◆江﨑 巧朗(経2)
「(日本一になった気持ちは)嬉しい。試合のためにピッチ外から準備をしていて、ミーティングもしっかりやった。日本一だけを見てこの大会の準備をしたので、結果として優勝という形になってよかった。(連戦を振り返って)体もしんどかったが、トレーナーの方がいたおかげでだいぶ助かった。メンタル面では(猪俣)主真が鼓舞する声を出してくれていたので、周りに感謝。(この5試合を走り抜いた手応えはあるか)全国大会でこれだけやれたのは自信になるし、まだ2年なので、3、4年になってインカレで活躍できたらいいと思う。(1、2年生で日本一を取れたことは自信になるか)慢心することが一番いけないこと。でも、そこは自信を持って、自分たちのサッカーをすれば絶対日本一をとれることが証明できたので、また駒大サッカーを極めて頑張りたい。(仲田とのボランチの連携は)ボランチが2枚上がってしまったら真ん中がスカスカになってカウンターとかを食らってしまう。1枚は残るという意識でお互いを見ながらプレーしていたらいい感じになった。(来季のボランチのレギュラー争いに向けて)(薬真寺)孝弥さんも、(仲田)瑠も自分よりうまいので、同じところでは勝てないと思う。運動量や守備で差をつけて使ってもらえるように頑張りたい。(日韓戦に向けて)海外のチームとは駒大では初めてやる。どのくらい通用するのか、通用しなくても自分たちのサッカーをやって結果的に勝てればいいと思うので、自分たちのサッカーをやり抜きたい」

◆宮崎 鴻(G2)
「(今日の試合を振り返って)今日は監督も言ってくれたが新人戦の中ではベストゲームで、みんな連動してプレスも行けていたし、チーム一つになって戦えたので良かった。(大会を通して成長した部分は)やっぱり駒大のサッカーは考えないと絶対に上手くいかないサッカーなので、考えるという部分は成長できたかなと思う。(課題は見つかったか)まだまだ点を取れると思うし、まだまだ運動量の部分が足りないので、来シーズンに向けてはそこが課題だと思う。(今大会は3年生、4年生になっていう上で自信につながったか)自分たちが結果を出してないと1年生、2年生も少し疑ってしまう部分があるかもしれないので、これから引っ張っていくという上では日本一になれて本当に良かったと思う。(トップチームでプレーすることへの思いは)やっぱりトップチームで出たい。駒大を代表する選手は誇らしいことだと思うので、ぜひトップチームで試合に出てプレーしたい。(今まで一緒に戦ってきた先輩方の応援は)すごく力になった。パワーが出てくる。(来季の意気込みは)スタメン目指してがんばりたい」

◆土信田 悠生(英2)
「(日本一になった今の気持ちは)人生で日本一になったことがなかったので、新人戦だけど日本一になれて嬉しい。(5連戦はキツかったか)仲間のために戦うというのはみんなで言っていた。自分たちだけでここまできたわけではなく、(石綿)樹とかプレーヤーなのにサポートに徹してくれた選手たちもいた。そういう人たちのために頑張ろうと思った。(先制点を振り返って)(荒木)駿太が打つのはわかっていたので、自分はこぼれ球を絶対に詰めなきゃいけないと思っていた。自分の前にこぼれてきたので、決められてよかった。(ストライカーとしてまだまだ点は取れるという感覚はあったか)早い時間帯にチャンスが2本あったので、それを決め切れるようにならないといけないです。(荒木との連携は)プライベートでも駿太とずっと一緒にいるので、お互いのやりたいことがわかってきている。それをプレーに出せたならいいと思う。(大会を振り返って)内容がよくない試合もあったが、その中でも勝ち切った。甲南大戦は引き分けてしまったが、そのほかは勝ち切れてよかった。(1、2年生で日本一を取れたことは今後の自信になるか)これを自信にして、ここが最後ではないので関東リーグやインカレ、総理大臣杯でやっていかなければいけない。また来年から頑張っていきたい(高橋潤哉が卒業して、自身にかかる期待もあるが)宮崎鴻がいて、負けてはいけない、負けられないという気持ちがある。練習からしっかりやっていかないと駒大では試合に出られないので、普段の練習もしっかりやっていきたい。(日韓戦に向けて)韓国のチームとは中学校の時に一回やって、0-3で負けている。そういう面でも勝ちたいし、駒大としてどんなサッカーでも駒大のサッカーを徹底すれば負ける相手はいない。勝ちたい、勝ちに行きたい」

◆中村 一貴(経2)
「(優勝した率直な感想は)このグラウンドで去年(インカレで)負けて、今年もここに戻ってこようと言って4年生たちが戻って来れなかったので、その中で自分たちもここまで来たから先輩たちのために優勝しなきゃいけないという思いでやってきた。自分でも感動しているし先輩たちのために勝てて良かった。(今日の試合の出来は)入り方はチームとしては良かったが、自分は最初はっきりとしたプレーができなかった。そこから立て直して、チームとして徹底するということができたので、そういうところは良かった。(攻守へ良く走っていたがそこへの思いは)自分はチームに貢献するところは走ることしかできないので、とにかく上下に攻守に渡って脚が攣るくらい走り切ろうという思いでやっていた。(日韓戦へ向け意気込み)ここで勝って喜ぶのは良いが、次に繋げるためにそういう場を設けてもらったことにもまた感謝して、そこにも全力を尽くせるように頑張りたい。(新シーズンに向けての意気込み)今シーズンはBチームでアイリーグとかにも出させてもらって、新人戦にも出させてもらって、力をつけるという面ではコーチたちに感謝しなきゃいけないと思う。来シーズンはそれを次に繋げてAチームで活躍したい」

◆仲田 瑠(現1)
「(優勝した率直な感想は)決勝はスタメンで、自分1人しか1年生がいなかったが2年生が引っ張ってくれて良い内容で優勝できたので良かった。(今日の出来は)監督にも言われたが、今まで新人戦を戦ってきた中で1番良い試合だったと思う。(昨日に続けて本日も点をあげられたが)前線からみんなガツガツ行って、その結果前線でボールを奪えて、その流れで自分がたまたま決めただけなのでみんなの守備のおかげ。(得点シーンを振り返って)1点目は荒木(駿太)がキーパーまで必死に追って、キーパーのミスキックを拾って、自分もカウンターみたいな形で全力で上がっていたらボールが来て、ファーストタッチも良い感じに決まったので左脚でぶち込んだ。2点目はクロスが入る時にマークを外して、自分のところには来なかったが宮崎鴻さんが良い感じで逸らしてくれて自分のところに来たので、ゴールにパスって感じで(決めた)。(今大会を通して得たもの)チームの一体感は段々高まってきたと思うし、個人としても最初できなかったことが段々できるようになってきたので良かったと思う。(日韓戦に向け意気込み)プロの世界でも日韓戦は注目される戦いなので、自分たちも負けるわけにはいかないので、全力で勝ちにいきたい。(新シーズンに向けての意気込み)1年目は関東リーグで追加登録されたが出ることができなかったので、2年目からバリバリスタメンで出れるように頑張っていきたい」

☆優勝おめでとうございます!

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