攻める姿勢で相手のミスを誘い、1部残留王手!!
[硬式野球部]東都大学野球秋季1部2部入替戦対拓大1回戦(2019年11月09日 23時21分)
東都大学野球秋季1部2部入替戦対拓大1回戦が11月9日、明治神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
〈打者成績〉
打安点
(9) 緒 方500
(7) 与 倉400
(8) 若 林411
(5) 平 野431
(D) 菅 400
(6)4新 田410
(2) 前 田400
(3) 今 井200
6 林 琢200
(4)3谷 本400
〈投手成績〉
回 打安点
福 山 3 1551
◯竹 本 6 2120
〈戦評〉
1部残留を駆けて、2部1位の拓殖大と対戦した。
先発の福山優希(社1)は初回からボール先行気味の投球。2回裏、右前安打と犠打、死球で2死一、二塁とされると直後に右前への適時打を浴び1点を先制される。3回裏には内野安打と犠打、自身の暴投間に進塁を許し1死三塁とピンチを迎えるも、二ゴロで三本間に挟み2死二塁に。最後は振り逃げに抑え乗り切ったが、この回限りで降板した。2回裏に1点を先制され、追いかける形での攻撃となった打線。直後の3回表に相手の失策が目立ち、1死一、三塁に。相手投手の暴投で三塁走者が還り同点に追いつくと、若林楽人(現3)の右前適時打でさらに1点を追加し逆転に成功した。4回裏からは竹本祐瑛(法3)が好投。代わった4回裏と5回裏をそれぞれ三者凡退に抑える好投を見せると、6回1死からに安打を浴びるもその後を2者連続の空振り三振に抑え拓大打線を封じた。1点差のまま試合は進んだが、8回表に死球と内野安打や相手の失策で2死三塁とすると、この日ここまで2安打の平野英丸(地4)が中前にポトリと落ちる適時打を放ち貴重な1点を追加。最終回では竹本が1死から死球を許し暴投間に三塁まで進塁されるも、その後を空振りの三振と内野ゴロに抑え無失点で試合を終えた。
〈監督コメント〉
◆大倉 孝一監督
「(相手のミスが多かったが)そうだね。当然向こうもプレッシャーはあるだろうから。お互いにだけどね。(ロースコアの試合だったが)もう入替戦なんでね。リーグ戦でやってきたことは繋がってはいるけど、必死なんだよ。『もうこの試合は反省ではなく、終わったら次、終わったら次といく』と言い続けてるよ(竹本投手がロングリリーフだったが)福山があんなに早く代わる予定ではなかったから仕方なかったよ。竹本がよく投げてくれたよ。(受け身になったら負けると選手が言っていたが)それはどう感じるかなんだよ。残らなきゃと思ったら固くなる。残りたいのは当たり前だし、向こうも上がりたいのは当たり前。固くなってる場合ではないというメンタルにならなければね。守って守れるものではないし攻めていかなければと選手は理解している。(初戦取れたが、やはり次も戦い方はひとつずつか)もうそれしかない。それしかない」
〈選手コメント〉
◆竹本 祐瑛(法3)
「(今日のリリーフでの登板は)試合前から言われていた。相手も初回から福山に合わせてきていた。2回からブルペンに入っていつでもいける準備はできていた。(4回からになったが)問題なく入れた。(リーグ戦終わってから見つめ直したところは)先頭打者の初球を課題にしていた。(ストライクをとりにいって)腕が緩んでしまうことがあったので意識していた。(1点リードでの登板となったが)代わった時はまだ序盤だったので追いつかれてもいいくらいの気持ちで投げていた。終盤1点勝負になって、タイムリーを打ってもらえて1点取れたのがすごく大きかった(リーグ戦終わってから入替戦に向けてどうしたのか)毎日、ポール間走にタイム制限を設けて走った。(その成果は)足腰を鍛えられたりした。やり遂げた自信もついた。(気候もあってきたのではないか)暑いのは苦手です。(次に向けて)来年、絶対に1部でやることと、4年生に勝って終わってもらいたい」
◆平野 英丸(地4)
「(試合を振り返って)シートノックで固さがあるように感じていたが、自分はあんまり緊張しなかった。入替戦に向けてみんな練習やってきて、やるだけだったから。受け身になったら2部優勝の勢いに負けるから自分たちも攻めていこうという感じ。(最後の適時打は)相手投手はボール先行で自分が有利だと思った。今日2安打打てていて、いいイメージで打席に入れていたので変に欲を出さずに来た球を打とうという感じ。それで結果が出たと思う(相手投手の印象は)真っ直ぐと、ツーシームやチェンジアップ、スライダーなど変化球で芯をずらすような印象。でも甘い球も来ていたので甘い球を逃さないと言うことは意識した。(入替戦前、『1打席1打席悔いの無いものに』という言葉があったが今日の打席を振り返って)1打席目が初球から打てて、いい感じでバットが振れていた。積極的に打席に立てていたので良かった。(チームで4年生が頑張るという雰囲気は)入替戦は4年生の意地しかないと思っていた。なんとしてもやってやろうという感じ」
◆若林 楽人(現3)
「(ヒットで取った最初の1点だったが)チャンスは少ないと思ったので、作ったチャンスを無心で打って運良くいいところに転がってくれた。(春はベンチで入替戦を見ていたと思うが出場してみてどうか)ここまで来るのにだいぶ厳しい練習をしてきたので自信満々。3年生以下が4年生を勝たせるぐらいの気持ちで必死にやるだけ。(チームとして4年生のためにという雰囲気はあるのか)言ってはないが自分のなかではそういう気持ちが強い。4年生がやってきた分、下級生も出てる人数も多いので4年生の背中見ながら思っている。(春と違って初戦を取ったが)結果しか見ていない。どういう形でも勝てればいいと思う。(相手のミスをものにできていたが)攻める気持ちしかなかった。相手のミスもあったが、攻める気持ちがそういうのに繋がったと思う。(ナイターだったが)ナイターはあまり得意ではない。メンタルでカバーしている。(今日は寒い中での試合だったが)全然(寒さを)感じない。体が固まらないようにネクストなどでストレッチをしている。(明日への意気込み)明日も積極的にミスを恐れないで全員で勝ちにこだわって戦っていきたい」
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次戦、1部2部入替戦2回戦は11月10日(日)に明治神宮球場で行われる予定。
■明治神宮球場へのアクセス
JR中央線 千駄ヶ谷駅 徒歩15分
JR中央線 信濃町駅 徒歩15分
銀座線 外苑前駅 徒歩5分
大江戸線 国立競技場駅 A2出口より徒歩10分
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