• 19得点を決めた櫻井=駒澤大学玉川キャンパスで(元井可奈子撮影)

  • 連続得点でチームを勝利に導いた星野(篠原由之撮影)

  • 第3Qからコートアウトした澁田

  • チームの士気が上がってきたと語る大野

パワープレーに苦戦するも、慶大に見事快勝!!

[男子バスケットボール部](2019年10月20日 19時56分)

第95回関東大学バスケットボールリーグ戦が10月20日、駒澤大学玉川キャンパスで行われた。結果は以下の通り。


【スコア】
○駒大 82-66 慶大
(1P 17-20)
(2P 20-18)
(3P 21-11)
(4P 24-17)


【スターティングメンバー】
PG 澁田怜音(経3)
SG 渡邉陸(営3)
F 櫻井啓翔(法4)
C 劉大鵬(経2)
F 金久保翔(経4)


第15節の対戦相手はリーグ前半戦で勝利を収めた慶大。
試合開始直後、慶大に先制点を決められる。しかし、好調の金久保が得点を決め、17-20と3点のビハインドで終了する。続く第2Q、互いに一歩も譲らない展開が続くが、粘り強いプレーで37-38と1点差まで追い詰め、前半戦を終える。
第3Q開始直後金久保が先制点を決め、再び逆転すると、駒大に流れが訪れる。しかし、開始2分30秒に澁田が4ファール目を取られてしまい、大髙祐哉(営4)と交代。澁田不在のなか47-47と同点に追いつくと、駒大の勢いが止まらず、58-49と大きく相手を引き離し、第3Qを終える。澁田不在のまま始まった第4Q。激しいゲーム展開が続くものの、依然として流れは駒大。星野太我(営3)が連続で得点を決めるなど、相手を寄せ付けないプレーが続き、82-66と2連続白星となった。


◆清田直樹学生コーチ(国4)
「(今日の試合を振り返って)昨日を含めて結果的に勝つことができた。頑張ってほしいところを頑張ってくれたので良かった。(澁田選手の4ファール目について)澁田の前にファールをとられた櫻井に対して、『ここからだよ!』という意味で手を叩いたつもりだった。(試合を通してパワープレーが多かったが)慶大はハードにやってくるチーム。ディフェンスがとても当たりが強い。怜音のピックアンドロールも体をぶつけてでも抑えてくる。今日は凄く当たりが強かったが、こっちも負けずにやろうと話していた。(慶大の注目選手について)渡邉が頑張ってくれた。相手の得意なドリブルからのシュートを抑えることができた。選択肢を残しながら、ディフェンスをできたのでよかった。(櫻井選手は)啓翔のポジションはシュートが入ったらとても嬉しい。啓翔はドライブでファールを取ることができるし、フリースローの確率も高い。コンスタントに得点を取ってくれる選手。ミドルシュートはもちろん得意。3Pシュートが入っているのでさらにすごい。リーグの始めはチームのシステムが上手くいってなかったが、2週目にかけてボールを持つ機会も増えてきた。啓翔はバスケのIQが高い選手なので、自分で考えて必要なことをやってくれる選手、周りに合わせてくれる。自分がもう少し攻めてほしいことを伝えると、今日のような試合だった。良いプレーが多かった。」

◆櫻井啓翔
「(今日の調子は)自分的には久々に調子が良かったと思う。(チームの雰囲気は)2週目に入ってから勝ちが多いので、チームの雰囲気は明るくとても良い。このまま勝っていきたい。(全員が4年生でコートに立つ場面があったが)あまり意識していなかったが、リーグ戦で重要になってくるのは4年生の活躍だと思う。4年生は1番長くプレーを共にしている仲間で、分かり合える部分も多く、プレーをしていてもとてもやりやすい。そして、何より楽しかった。(チームの調子は)今日は澁田の調子があまり良くなかったが、チームのみんなでそれを補うことができた。チームの関係性としては1週目よりも良くなっていると思う」

◆澁田怜音
「(今日の試合は)コートアウトが第3Qからだったので、出るチャンスがあると思って準備はしていた。けど、周りのチームメイトが上手くプレーしていて、いつも以上にチームメイトに助けられた。チームが一つになった感じがした。(1週目よりも点差を離して勝利したが)2周目に入ってからチームの雰囲気も良い。勝ち方もチームとして分かってきた。気持ち良いプレーができていると思う。一人ひとりの役割がはっきりしてきたので、一つにまとまってきている。(次の山学大戦に向けて)すぐ明後日に試合なので、しっかり休養を取りたい。チームの流れがすごく良いので、その流れに乗る。今日はテクニカルな部分で反省する点があったので、審判に合わせてプレーしていければ良いかなと思う」

◆大野力(G3)
「(今日の試合は)2周目に入ってから東洋大戦で勝ってチームが好調になって、士気も上がってきた。慶大は相変わらず、山崎(純・慶大)と髙田(淳貴・慶大)の二人を重点的に止めるところと、リバウンドがインサイド陣は強いからリバウンドで負けないことをポイントとして戦ってきた。チームとしては山崎のところは少しやられて、反省点もいくつか反省点もあるけど、勝つことができた。自分の反省点はリバウンドをいくつか取られて、僕以外のインサイド陣もオフェンスリバウンドを取られてしまった。反省点としてはリバウンドだと思う。(後半戦のチームの雰囲気は)最初は勝つことができると思ってリーグに臨んだが、東洋大戦から2連敗。駒沢は小さいからチーム内のディフェンスは5人全員でケアをしなければならない状況で上手く連動ができていなかった。(今は)連動し始めて、オフェンスも全員が攻める気持ちを持ってやれていると思う」

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