• 頭で合わせて得点を決めた米田大は、リーグ戦初得点=山梨中銀スタジアムで(阿部愛実撮影)

  • 2ヶ月半ぶりにピッチに戻ってきた星だが、自分のミスを課題とした(堀江月星撮影)

  • 相澤は1年生で初めてスタメン登録となった

米田大が先制するも、後半に悔しい2失点…

[サッカー部]JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 第15節・専大戦(2019年10月07日 00時25分)

JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 第15節・専大戦が10月6日、山梨中銀スタジアムで開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


【スコア】
駒大1ー2専大


【得点者】
28分:[駒]米田 大介(高橋 潤哉)
65分:[専]西村 慧祐(氣田 亮真)
72分:[専]鹿沼 直生(氣田 亮真)

【メンバー】
GK
1 松村 優太郎[4年=長崎総科大附高]

DF
15 藤田 比呂[4年=札幌大谷高]
3 星 キョーワァン[4年=矢板中央高]
6 猪俣 主真[2年=三浦学苑高]
28 相澤 佑哉[1年=熊本ユース](→ 59分 17 前田 武勇[4年=広島ユース])

MF
7 荒木 駿太[2年=長崎総科大附高]
8 横山 玄徳[4年=千葉U-18]
13 江崎 巧朗[2年=ルーテル学院高]
14 米田 大介[3年=浦和東高](→ 76分 18 土信田 悠生[2年=高川学園高])

FW
26 中間 俊亘[3年=広島県瀬戸内高](→ 70分 24 米田 泰盛[3年=駒大高])
9 高橋 潤哉[4年=山形ユース]

【SUB】
GK 22 杉本 陸[3年=新潟明訓高]
DF 29 山田 虎之介[2年=三浦学苑高]
MF 10 薬真寺 孝弥[3年=長崎総科大附高]
MF 12 竹上 有祥[4年=駒大高]


試合は序盤から拮抗した展開になる。ボール保持で優位に立つのは専大だったが、この日2ヶ月半ぶりの実戦復帰となったキャプテンの星を中心に粘り強く戦い、決定的なチャンスを与えない。すると30分、右サイドから高橋が上げたセンタリングを、ファーサイドで待っていた米田大が頭で合わせ先制。前半を1-0で折り返す。

迎えた後半、前半の高いインテンシティを維持し素早いプレッシング、縦に速い攻撃で流れを引き寄せ、相手を自由にさせない。しかし、チャンスはあるものの得点が取れない中で65分、専大に訪れたコーナーキックのチャンス。自陣左コーナーから放たれたボールをニアで合わされて失点。すぐさま立て直しを図りたいところだったが、72分にまたもコーナーキックから追加点を奪われ逆転される。82分にはPKで同点のチャンスもあったが失敗するなど、専大ゴールを再度こじ開けることは叶わず、1-2で逆転負けとなった。


◆秋田 浩一監督
「(今日の試合を振り返って)厳しいというか、もう上には難しいのでちょっとがっかりしたし、もうちょっとやれるかなと思った。これは僕の指導力が無いということかなという感じ。(スタメンもかなり変わったが)けが人も多くいるし小幡も練習できていないし、桧山も怪我をしていて出られない。今いる選手でやるしかない。(薬真寺選手もベンチだったが)疲れている。弱気だったし練習も良くなかった。先週の末ぐらいから良くなかったと思う。(1年の相澤選手の起用については)(他に)いなかった。その中でも彼が一番良かった。(評価は)やっぱり90分間やれるのがサッカー選手なので、ちょっと物足りないが、一生懸命やったと思う。(前半の米田(大介)選手の得点については)良かった。いい得点だったと思う。(後半の失点については)1点目は相手が良かった。コーナーキックから4番のキャプテンがニアで狙った通りの得点だったのではないかと思う。うちも(星)キョーワァンがちゃんと付けていれば分からなかったが、動き出したところにボールがきてピッタリ合ってしまった。2点目ももっとキーパーが早く立っていればという感じ。けれど、その先が問題だった。もう1点取れない。一生懸命やっていると思うが何かが足りないし、最後に頑張れないというのが現実なので。(けがで)選手がいないし頑張るしかないと思う。(勝ちから遠ざかっている理由はあるか)ダメではないが、点数が取れない。今日は1点目はいい点だったと思うがやはり点が取れない。前は(森本)ヒマンがいたが、いないならいないでやるしかない。今いる現状の戦力でなんとかするしかない。(次戦について)なんとかやりたい。もうとにかく今いる選手で英知を結集してやるしかない。」

◆星 キョーワァン(法4)
「(今日の試合を振り返って)僕個人として2ヶ月半ぶりのゲームで、チームとしても勝てていない中で何か違いをもたらそうと意気込んで臨んだのだが、結果的に僕のところのマークでコーナーで失点してしまい、チームにマイナスの影響を与えてしまったのでそこは悔しいし、チームに申し訳ない気持ちでいっぱい。(ハーフタイムにチームにどんな声をかけたか)この試合はチームとして絶対に取らないといけないゲームという位置付けで臨んでいたので、そこに対しての思いっていうのを常にチームに伝えていた。(2ヶ月半ぶりの実戦復帰だったが自身の感触は)ゲーム感だとかは落ちているという感じは無かったが、(問題は)最後の所のクオリティじゃないかと思う。自分の所でミスも多かったので、そこは今後に向けての課題だと思う。(直近の試合において勝ち星が無いが具体的な改善策は)失点が多いので、まずは失点しないということを意識して、とにかく一週間後に次(の試合)があるので、それに向かって頑張っていきたい。(次節明大戦に向けて)相手は首位で勢いもあるチームだと思うが、もう一回自分たちのサッカーを見つめ直して、自分たちのやることを徹底して、チームとしてもう一回一つになって同じ方向を向いてやっていきたい」

◆米田大介(社3)
「(今日の試合を振り返って)自分はここ数試合点が取れていなかった。今日は点を取れて良かったが、後半逆転されてしまった。(特に意識したことは)専大が3バックで、自分の両脇のスペースが空いていたのでセンタリングやシュートまでいければと思った。(自身のゴールを振り返って)(高橋)潤哉君がクロスを上げるときに目が合い、良いボールが来たので自分はそれに合わせるだけだった。(関東リーグでは初得点だったが)次も取れるように練習から頑張っていきたい。(今日試合中に意識したことは)専修大のサイドハーフが結構高い位置でもらうので、サイドバックと声を掛け合いながらスペースを埋めて守備をした。(課題は見つかったか)後半20分くらいで失点をしてしまうので、少しでも集中を欠かさないように意識したい。(自身の課題は)決められるときに決められるようにしたい。キツい時にクロスやチャンスを作りたい。(明大戦へ向けて)今季3連敗しているので、1勝して流れに乗れるようにしたい」


次節は10月14日、明治大学八幡山グラウンドで14:00から明大と対戦する。(台風19号の接近による影響で、順延および試合会場が変更となっております。)
◆明治大学八幡山グラウンド
・京王線「八幡山」駅より徒歩約15分

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