• 国学大戦で流れを変えた橋本=所沢市民体育館で(清野雄太郎撮影)

  • 国学大戦で勝利へ導いた主将・上野

  • 2勝を挙げ、好調の西村(黒岩美彩紀撮影)

  • 抜群のコンビネーションを見せた二木・渡井ペア

リーグ2日目も連勝で全勝優勝へ大手!

[卓球部](2019年09月14日 13時45分)

秋季リーグ戦2日目が9月12日、所沢市民体育館で行われた。結果は以下の通り。


<第3戦>
☆駒大 4−2 国学大

【T】●渡井丈人士(経2) 2−3(11-5、10-12、11-7、9-11、9-11) 関◯
【2】●中橋敬人(経1) 2−3(11-5、8-11、9-11、11-7、10-12) 村上◯
【3】◯橋本拓磨(経3) 3−1(11-9、4-11、11-8、12-19) 洞毛●
【W】◯二木啓太(経4)・渡井 3−0(11-3、11-8、11-7) 村上・相沢●
【5】◯西村星哉(商2) 3−0(11-7、11-7、11-6) 鎌倉●
【6】◯上野亨樹(現4) 3−2(9-11、11-4、11-7、10-12、11-7) 相沢●
(【7】二木啓太(経4) 1−1(8-11、11-8) 宇根)

<第4戦>
☆駒大 4ー0 東洋大

【T】◯渡井 3−0(11-5、11-5、11-7) 杉山●
【2】◯西村 3−1(11-5、11-7、8-11、11-5) 星野智●
【3】◯中橋 3−0(11-1、11-3、11-7) 岡部●
【W】◯二木・渡井 3−0(11-8、11-9、11-9) 池之山・村越●


 初日2連勝で臨む2日目、3戦目は国学大戦。トップバッターのエース渡井、2番手の中橋がフルセットの末敗れる波乱の展開で幕を開ける。
 悪い流れを変えたのは、ここまで2部無敗の3番手橋本。着実に点を積み重ね1セット目の点の取り合いを制する。2セット目は相手に6連続ポイントを許し破れたものの、その後は相手のミスを誘うプレーで連続でセットを取り勝利。
 ダブルスの二木・渡井ペアは完璧な連携プレーで、相手の追随を許さず、ストレート勝ちを果たす。さらに西村も安定感のあるプレーを見せ、ストレート勝利。ここで3−2とリード。
 勝負を決めたのは、1日目は未出場の主将・上野。1セット目は序盤から連続得点で4-10とされるものの、ここから粘りを見せ9-10とまで追い上げたが及ばずセットを落とす。フルセットの末、最後はバックハンドで試合を決め、チームを勝利へ導いた。

 4戦目は東洋大との対戦。トップバッターの渡井は危なげなくゲームを制す。
 続く西村は前半、ロビングから5ポイントを連取するなど見せ場があったが、第3セット目は打ちミスが続きこのセットを落とす。それでも最終セットでは早い球で相手を圧倒しこのゲームを勝利で収めた。
 3番手は1年生唯一のスタメン中橋。序盤から勢いのある試合運びで得点を量産していき11-1で第1セットを奪う。その後も順調に得点を重ねいい流れでダブルスにつなげた。
 コンビネーションに定評のある二木・渡井ペア。この試合でも短い球から長い球を出すなど相手を翻弄し、ストレートで白星を挙げた。
秋リーグ最終戦は、共に勝ち点4の日大と戦う。


◆長崎隆志監督
「(今日の結果は)(3回戦目)1、2番とも負けるとは思っていなかった。相手の出来が非常に良かった。正直少し厳しい流れかなと思ったが、3番の橋本が良く泥仕合を制したという感じ。(橋本が)負けていたら厳しかったと思う。(ダブルスの調子は)安定しているので、安心して見ていられる。(二木と渡井は)仲が良くて今回は練習もしっかりやってきた。(3回戦最後は主将が決めたが)よく我慢したなという感じ。西村も今回(調子が)良くて、2部であればどこからでも点が取れる。0ー3だったとしても、前半後半どちらに出ても盛り返せるという感じはある。(東洋大戦はストレート勝ちだったが)みんな明日に向けて力が上がってきた感じがする。頼もしく感じた。(最終戦の日大は共に勝ち点4だが)日大と優勝決定戦の方が三つ巴にならずに済む。1部いるときからそうだがお互いに『日大には負けられない』『駒沢には負けられない』という感じ。簡単には負けないし簡単には勝てないだろうが頑張るしかない。大一番。(今季調子のいい選手は)渡井はエースとしての自覚もあって、ある程度のレベルまできている。今日負けはしたが十二分の力は持っている。ダブルスと西村が(調子)いいのが安心材料。(2部降格からの調子の上げ方は)みんな優勝しなければいけないという気持ちが固い。それでもガチガチの雰囲気を出してしまうとみんな背負ってしまうというのは過去の経験から考えている。みんな優勝したいのは間違いないから。(目標は)2部優勝1部昇格」

◆上野亨樹
「(今日の試合を振り返って)みんな疲れが出てきていたが、今日の後半の試合は取りこぼしなくできた。一戦目は少し浮かれた気持ちがあった。明日は勝ったら1部昇格、負けたらこのままという試合なのでその浮かれた気持ちはなくなると思う。(第3試合はフルセットまで行って、自分の時に勝利が決まったが心境は)試合が長引いてしまい、(同時に試合をしていた)二木の体力を温存させてやることができず迷惑をかけてしまった。(春期リーグで二部に降格してからどのように体制を変えたか)メンバーが高い意識で練習できる環境を意識的につくるようにした。(その結果どのように変わったか)それは明日わかるのではないか。(1部に)上がれればやってきとことは正しかったことになるし、もし負けたら間違っていたことになる。(主将から見る今季の注目選手は)出ているメンバーは全員みてほしい。(対日大戦で昇格するかしないかが決まるが、意気込みは)出ているメンバーの中には、今回(のリーグ戦が)物足りないという気持ちがある人もいると思う。後輩に1部の舞台を残してやりたいと思っている」

発行冊子最新号一覧背景(左)

卓球部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)