• 開幕投手を務めた竹本。今日はボール先行が目立った=明治神宮球場で(菅原菜央撮影)

  • 唯一の2安打を放った新田

  • リーグ戦初安打の鵜飼。今日は4番指名打者での起用だった

  • 公式戦初登板の越智。最後の3回を投げきり無失点だった。

好機生かせず……今季は黒星発進に

[硬式野球部]東都大学野球秋季1部リーグ対国学大1回戦(2019年09月10日 22時01分)

東都大学野球秋季1部リーグ対国学大1回戦が9月10日、明治神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大020 700 000=9
国学大000 010 100=2

〈打者成績〉
      打安点
(8)若 林200
(6)林 琢201
(7) 菅 400
(D)鵜 飼410
(5)平 野300
 H  東 100
 5 小 園000
(4)新 田420
(9)緒 方300
(2)前 田311
 H 佐藤勇100
(3)谷 本200
 3 小 西210
     計3152

〈投手成績〉
       打安点
竹 本 22/3 1532
久 堀  2/3 411
田 島    524
 星  22/3 1210
越 智 3  1220

開幕カードの相手は春季3位の国学大。先発の竹本瑛祐(法3)は初回からボール先行の苦しい投球になった。初回こそ無失点で切り抜けたものの、2回に4四死球などで2失点。ファールで粘る国学大打線相手に踏ん張りきれなかった。4回にも代わった久堀耕平(法4)、田島和礼(?3)らが4安打、3四死球を許すと、さらに失策なども絡みこの回一挙7失点。春季から課題だった与四死球の多さが改善されず、結局5投手が計12与四死球とリズムを掴めなかった。
 一方打線は国学大先発・横山楓に苦戦し4回まで無安打。5回にようやく新田旬希(商2)が初安打を右前に放つと、1死一、二塁から前田研輝(商3)の左適時打で1点を返す。7回にも押し出しで1点を加えるが、結局この2点のみ。共に得点後に2死満塁の好機を作ったが生かせず、せっかくの反撃も焼け石に水だった。投打ともにかみ合わず、開幕戦は黒星発進となった。

◆鈴木大智主将(法4)
「(試合を振り返って)全員今日に向けて最高の準備はしてきたはず。『しょうが無い』という言葉ではまとめられない。無駄な四球などをなくすために準備をしてきた。それでも9点差つけられてしまう。追いかける展開で打者陣にも厳しいものがあると思う。そこも課題になる。4回裏までヒットがゼロだった点そうだし。序盤からしっかり攻め込める準備をしておかなければ今日のように後半からヒットが出始めても遅い場合もある。(オープン戦では四球が少ない印象だったが)少なかった。春に比べよくなってきていると言う思いはあったと思うが、リーグ戦でこうなってしまうというのは……緊張なのか、そこは本人次第だが。甘いところに行かないようにと言う気持ちが四球を出してしまうのはどの投手も同じ。厳しいコースを攻めていくなかでストライク先行にしていかないと。冷静に投げて、割り切ってやっていかなければと思う。(ベンチから見ていて)抜けた球が多かった。大きく外れるボール球などはっきりとわかってしまうだけに、良い球が見極められてしまっていると思う。今日は点差がつきすぎてしまった試合だった」

◆竹本瑛祐(法3)
「(開幕投手だと言われたのは)一昨日。(そのとき監督からは)打たれたり走者を出してしまうことはある。そこからが課題だったので、その話を(した)。(自分の中で開幕投手あるかなという気持ちは)オープン戦で先発する機会は多かった。リーグ戦でも先発するだろうと気持ちはあった。その中で、オフで結果を残して開幕投手を出来たらという目標のような思いもあった。(今日の結果を受けて)力が入ってしまった。初回から飛ばしていこうとは思っていたが、それで逆に自分自身をコントロール出来なくなってしまった。(春と比べ克服できたと感じる点は)周りを見れるようになったことかな。ランナー出してからのテンポなども考えられるようになったかなと思う。(国学大への対策は)真っ直ぐに強い打者が多い印象。その真っ直ぐを長打にされないような配球は心がけた。(これからの試合に向けて)今日でチームの雰囲気を悪くしてしまったと感じている。次も気合いは入れながら、自分のことをコントロールしてチームに勢いをつけていきたい」

*Twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、1部リーグ対国学大第2回戦は9月11日(金)11:30~明治神宮球場で行われる予定。

■明治神宮球場へのアクセス
JR中央線 千駄ヶ谷駅 徒歩15分
JR中央線 信濃町駅 徒歩15分
銀座線 外苑前駅 徒歩5分
大江戸線 国立競技場駅 A2出口より徒歩10分

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