• チーム全員で気合を入れて初戦に臨んだ=駒澤大学テニスコートで(岡田あおい撮影)

  • 唯一シングルスで勝利を収めた佐藤

  • 単複出場も体力が持たなかった日野

  • ファイナルセットまで粘るも惜敗した田村

  • 平林は春関単優勝の川橋と一騎打ちとなった

【男子】春関優勝ペアにストレート勝利もシングルス振るわず筑波大に敗北…

[硬式テニス部](2019年09月05日 16時21分)

関東学生テニスリーグ【男子】第一戦・筑波大戦が9月4日、駒澤大学テニスコートで行われた。
リーグ戦はダブルス(以下、D)3本、シングルス(以下、S)6本の合計の勝利数で争われる。結果は以下の通り。


トータル 駒大 3―6 ☆筑波大
〈ダブルス〉
D1 ◯日野勇人・田村迅 2(6-4、6-0)0 ●川橋勇太・加藤拓巳
D2 ●黒澤陸人・平林輝 0(3−6、1−6)2 ◯田形諒平・石榑元晴
D3 ◯渡邉康二・佐藤悠樹 2(6−3、6−3)0 ●中村天之丞・弘光慎太郎

〈シングルス〉
S1 ●平林輝 0(2-6、3-6)2 ◯川橋勇太
S2 ●田村迅 1(1―6、6−4、2−6)2 ◯田形諒平
S3 ●中山樹 0(2−6、5−7)2 ◯石榑元晴
S4 ●日野勇人 1(7−5、5−7、4−6)2 ◯加藤拓巳
S5 ●蘭大輔 1(6−2、3−6、0−6)2 ◯中村天之丞
S6 ◯佐藤悠樹 2(7−5、7−5)0 ●弘光慎太郎


初戦の相手は春関単複優勝者である川橋勇太を擁する筑波大。まずはダブルス3ペアが試合に臨む。初勝利をもぎ取ったのはD3の渡邊・佐藤ペア。2人で前に上がる攻めのプレーで流れを引き寄るボレーでポイントを量産し、ストレートで勝利した。仲間の初勝利で勢いづくと、D1の日野・田村ペアが春関優勝ペアにセカンドセットで1ゲームも渡さない圧巻のプレーを展開。2勝目をもたらした。このままリードを広げたかったチームだが、D2の黒澤・平林ペアが3−3から3ゲームを連続で落としファーストセット奪取されると、そのままストレート負け。
続く、シングルスは6本中、下3本(S4〜S6)の全勝を目標として掲げていた。S5の蘭は地震の得意とするサーブを起点としたプレーでファーストセットを奪取する。しかし江口(淳一)総監督が「セカンド(セット)から明らかにパフォーマンスが落ちた」と評したように簡単なミスが続きセットを献上。ファイナルセットは1ゲームも取れずに敗北を喫した。S6の佐藤はファーストセットを3―5までリードされるも巻き返し、ファーストセットを取るとそこからストレートで勝利。ダブルスの試合後、レストがあまりない中でシングルスに臨んだ日野は、ファイナルセットまで粘るも1歩及ばず。S3の中山、S1の平林も共にストレート負けしこの時点で駒大の負けが確定。ファイナルセットまでもつれ込んでいた試合もファイナルセット2−3でブレークされると集中力が切れゲームを連取され敗北。チームは合計3−6でリーグ初戦は黒星スタートとなった。


◆江口淳一総監督
「(今日の総評は)初戦で学生はすごく気合が入っていた。ダブルスもD1(日野・田村ペア)が強いペアに勝てたがD2(黒澤・平林)がもったいなかった。シングルスは下3本取らないと上3本は厳しい展開になるとわかっていたので。下があまり取れなかった時点で厳しかった。でも、ダブルスは2−1にできた。それにまだ初戦だし、相手が強いのは分かっていた。強いて言えばD2とS5(蘭)にもう少し(頑張って欲しかった)。蘭はダブルス出ていなくて、そこはちゃんと取らなければいけなかった。ファーストセットは取れたがそこからすごくパファーマンスが下がってしまった。立ち居振る舞いが向かっていく感じじゃなかった。けど、リーグ入れ替えを目指しているので、頑張ってもらいたい。」

◆日野勇人主将(営4)
「(今日の試合は)ダブルスは結構いい感じにできた。気合を入れていたので上手くできた。ラッキーなところもあった。(田村)迅のサーブが0―40になった場面などでしっかりキープできたのが6−4、6−0という結果につながったと思う。川橋(勇太・筑波大)が強かったが、弱点もあったのでそこをついていったらどんどん相手もペースを乱していった感じ。あとは強いが加藤拓巳の方を徹底的に狙って、ポイントを取っていった。(主将として取れなくて悔しかった試合は)やはり自分の試合。今日の試合の敗因は僕。(レストがない中での単複の試合だったが)疲れはないといったら嘘になる。足をつってしまうタイプなので、連続は厳しいが去年は両方出て10勝している。『やらないといけないな』と思ってやったが、就活の影響などもあって、去年より(自分の)課題点が増えている気がする。パフォーマンスが下がって、無理して攻めて余計疲れるといった感じ。(S4〜S6が1つしか勝てなかったが)3−0を狙っていて、最悪2−1で上3本のうちどこか取ればと思っていた。相手校のオーダーもほぼ予想通り来てくれたが相手が上手かった。(次戦に向けて)これから2試合連続でアウェーになる。自分たちに不利な試合になると思うがここまで来たら気合だと思う。1年間団体で優勝するために、1部にいくために練習をしてきたので、全部出し切るという覚悟でやるしかない。今回負けてしまったのは悔しいがその悔しさを次の試合にぶつけて戦っていきたいと思う。2部優勝は厳しいかもしれないが、結局入替戦に勝てたらいいのでそのために勝っていきたい」

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