• 開幕投手を務めた中村優(奧野凌河撮影)

  • 優勝を目標にチームを引っ張る主将・岩田

  • 猛打賞の川瀬(清野雄太郎撮影)

秋リーグ黒星発進も、最終回に意地の反撃

[準硬式野球部](2019年09月03日 15時57分)

東都大学準硬式野球2部秋季リーグ対国学大1回戦が9月2日、あきる野市民球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


国学大001 041 000=6
駒 大100 000 003=4


      打安点
(6)稲 葉330
(4)田 代200
 H 星 野100
 4 池 田111
(D)河 野511
(9)鈴 木410
(7)川 瀬430
 R 小 暮000
(3)中村一421
(5)井 上200
 H 浅 井000
 5 不 破001
(8)岩 田420
(2)岡 部200
 H 大 谷100
 2 小 山000
 H 朝 木100

     計34134

二塁打:稲葉(1回)、川瀬(9回)


      回   打 安 点
●中村優  42/3  24 9 5
 小林幹  41/3  20 4 1


 秋季リーグ開幕戦の相手は昨季3位と格上の国学大。開幕投手には昨季後半戦からチームに加入した中村優大(英2)が抜擢された。
 初回、中村優は立ち上がりに中前安打と死球などで2死二、三塁の場面を作るが、後続を抑え先制を許さず。その裏、打線は先頭の稲葉慶伍(仏2)が二塁打を放ち、1死三塁の好機から河野雄大(英2)の安打の間に走者が生還し、先制点を得る。
 先制には成功したものの、その後打線は6回まで二塁を踏めずに沈黙。一方守りでも3回に同点に追いつかれ、5回には5安打で4点を失い中村優は5回2死で降板となった。あとを投げるのは公式戦初登板の小林幹太(経1)、2死二、三塁を無失点で切り抜ける。粘り強いピッチングでその後も1失点で凌いだ。
 5点を追いかける駒大は、7回に1死一、三塁と好機を作るものの、あと一本が出ず無得点に抑えられる。そして迎えた最終回、駒大打線が意地を見せる。中村一輝(法2)の左翼前適時打と不破啓輔(経1)の犠牲フライで2点を追加すると、尚も2死満塁で守備から出場していた池田瑞基(仏1)がセンター返しで更に1点を追加と、2点差まで迫る猛攻を見せるが、開幕戦を勝利は逃した。


◆岩田励史(文3)
「(秋リーグの目標は)もちろん優勝。優勝を目標にして合宿など夏の練習に取り組んできた。(春が終わってからどんな練習をしたのか)バッティングは悪くないチームなので、振りこむというよりかは、実践を重視した練習をしてきた。場面に応じたバッティングをしていきたい。(先発は中村優だったが)一番状態がいいし、コントロールも安定しているから。四球も少ないタイプで崩れるような投手でもない。しかし、今日は球が浮いたところで打たれてしまった。(走者は出るが4併殺など得点につながらない場面があったが)作戦のミスだった。確実に送れるところは送っていかなければならなかった。試合をトータルとして見れずにこの回で打って得点したいという思考になってしまった。9回を終えてみるとあの場面は送るべきだったと思うところもあった。(最終回に猛攻を見せたが)本来はあのバッティングが常にできるようなチームなので、4番が9回に初安打などスイッチが入るのが遅くなってしまっていた。打てるチームではあるのであまり悲観的にならずに頑張っていきたい。(次戦に向けて)勝ち点を逃したわけではないので、あと2勝すれば国学大戦でも勝ち点を取れるので、勝ち点を1回も落とさずに優勝を目指していきたい」

◆川瀬将瑛(仏1)
「(5番レフトで秋季リーグ開幕スタメンだったが)春季リーグに参加させてもらっていたが、良い結果が出なかった。2週間前の合宿で自分なりに追い込めたことが、この結果につながった。(合宿で取り組んだことは)紅白戦など打撃中心に練習して、レベルアップした状態でリーグに臨んだ。(春季リーグ、新人戦が終わっての課題は)高校野球を引退してから体を動かさずにいたが、春季リーグに参加して体が絞れてきた。それができてこういう結果になった。(猛打賞だったが、試合を振り返って)このチームは能力的には持っているものがあるが、チーム力が欠けていると感じる。団結することができればこういう試合ではなく、自分たち優勢で試合を進めることができた。(2回以外は毎回走者が出ている中、一本が出なかったが)それがチーム力。(最終回に3点取れたことについては)追い上げるのが遅かったが、ああいう感じで次の試合入れればいいと思う。(秋季リーグの目標は)個人の目標はチームで一番打率が高いこと。チームとしては優勝」

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