• 4年間での最高成績を出した梶谷=大宮けんぽグラウンドで(小野美早紀撮影)

  • ドライブボレーなどで得点を稼いだ日暮(岡田あおい撮影)

  • 大会を通して前衛でのプレーが光った清水(野村聖撮影)

  • 谷井は初めての夏関をベスト8で終えた

梶谷・日暮ペアが4強!!ファイナルセットまで続いたラリー戦を制す!

[硬式テニス部](2019年08月28日 20時39分)

2019年度関東学生テニス選手権大会本戦四日目が8月28日に大宮けんぽグラウンドで行われた。結果は以下の通り。

<女子ダブルス準々決勝>
○梶谷亜未・日暮春香 2(6−3、6−4、13ー11)1 ●伊藤さつき・中島美夢(亜大)
●清水里咲・谷井涼香 1(6−2、2−6、4ー10)2 ○松本安莉・鈴木沙也伽(山学大)


【梶谷・日暮】
ファーストセット、第1ゲームを早速ブレークし、3−1でリードするも連続でゲームを奪取され3−3のイーブンに戻される。だが流れを渡さず、長いラリーを制してこのゲームをラブゲームでブレイク。冷静にポイントを重ね、6−3でファーストセットをものにした。セカンドセットでは4−4の接戦から相手ペア調子が上がる。ポーチに出た前衛に翻弄され、2ゲームをデュースの末落とし、セカンドセット奪われる。トイレットブレークを挟んでむかえたファイナルセットはラリー戦に。出だしは相手のペースに飲まれ1−4とされる中、4連続ポイントで5−4とするとその後は一進一退の展開に。11-11の場面で日暮がドライブボレーで果敢に攻め、連続ポイントを奪取。そのまま勝利し、ベスト4入りを果たした。

【清水・谷井】
ファーストセット。2-1で迎えた第4ゲーム、相手のサービスゲームを清水・谷井両者の前衛でのプレーが光りラブゲームでブレークに成功する。その後もストロークやサーブで崩し前衛でポイントを決める手堅いプレーを続け、このセットを6-2で獲得。続くセカンドセット。流れを渡したくない清水・谷井ペアだったが、第3ゲームを相手にブレークされると流れは相手に、第5ゲームはラブゲームで奪ったものの最後まで相手のプレーに翻弄され2-6でこのセットを落とす。最終第3セットはスーパータイブレーク。ファーストセットで見せた清水のスマッシュも飛び出したが最後まで流れを戻すことは出来ず、4-10で試合終了。セットカウント1-2で準々決勝敗退し、ベスト4には惜しくも届かなかった。


◆日暮春香(歴3)
「(今日の試合を振り返って)ファーストセットは対で攻めれて、相手とも噛み合ってポイントが自分たちの方にきたので楽に楽しくできた。セカンドセットは私たちが少し引いてしまって、そこを相手に攻め込まれた。44−6で締めきれずに相手に持っていかれた。ファイナルセットに入る前に2人で「もう一回攻めよう」って話した。亜未さんも最後の個人戦なので引かずに攻めていこうと思った。(ファイナルセットは)マッチポイントが多く「決めなきゃ」と思っていたがなかなか気持ちと体が一緒にならなかった。でも最後は思い切って2本のドライブボレーが打てたので少し成長できたと思う。(4強入りとなったが)次の相手は早稲田大学でとても強いペアだが、どこまでやれるか、どこまでいけるか楽しみ。優勝目指して頑張りたい。(プレッシャーは)ゼロ。満足してはいないがここまでいけたことが嬉しい」

◆梶谷亜未(国4)
「(今日の試合を振り返って)勝ててよかった。その一言に尽きる。自分たちペアの試合はファーストセットで相手がテンポを合わせられずにセットを取れちゃうことが多い。ただ逆にセカンドの中盤からはいつも逆転されてああいうスコアになってしまうことが多い。それが課題。ファイナル入ったときにトイレットブレークを取って、自分たちでやることを話し合って決めてスーパータイブレークに入ったのがよかったのだと思う。(ファイナルセットは競っていたが)本当にペアに助けられた。相手もすごく返してくるペアで、すごくラリーが続いていて、そのラリー戦にいつも春香が頑張ってくれていたが、そこでドライブボレーとかにトライしてくれたのが本当に頼もしかった。去年もベスト8で負けちゃって、初めてベスト4にいけた。表彰式に出られるところまでは来れたので後は楽しむだけかなと。プレッシャーはもう無いが、今日勝って、ここまできたら優勝をしたいと思う」

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