• 1部校相手に敗退した黒澤(左)・平林(右)=大宮けんぽグラウンドで(岡田あおい撮影)

  • 第1シードと戦った渡邉(左)・佐藤(右)

  • リーグでのシングルス全勝を誓った日暮

  • 新しいペアでリベンジを果たした清水

  • 谷井は「練習の成果が出た」と語った

清水・谷井ペアがベスト8!男子ダブルスは4強入りならず…

[硬式テニス部](2019年08月27日 19時26分)

2019年度関東学生テニス選手権大会本戦三日目が8月26日に大宮けんぽグラウンドで行われた。結果は以下の通り。


<男子ダブルス3回戦>
●渡邉康二・佐藤悠樹 0(1−6、4−6)2 ○藪巧光・岡垣光祐(法大)
●黒澤陸人・平林輝 0(1−6、1−6)2 ○加藤彰馬・高見澤岳飛(亜大)

<女子シングルス3回戦>
●日暮春香 0(3−6、3−6)2 ○千村もも花(筑波大)

<女子ダブルス2回戦>
○清水里咲・谷井涼香 2(7−6(4)、6−4)0 ●稲葉あす果・吉田明日香(明大)


【日暮】
ファーストセットは2―1で迎えた第4ゲーム、サービスゲームを相手にブレイクされると終始流れを相手に捕まれたまま、4−6でこのセットを落とす。
第2セットもゲームカウント2―0とリードしている状況から相手にブレークを許すと、第1ゲームと同じく流れは相手に傾く。終始攻めきれないまま3−6でセットを落としセットカウント2―0(4―6、3―6)で準々決勝で敗退した。

【清水・谷井】
ベスト8をかけた相手は、インカレの3回戦で清水・梶谷ペアが敗北を喫した稲葉・吉田ペア。清水にとってはリベンジマッチとなる試合はファーストセットから接戦に。2ゲーム以上の差がつかないまま、タイブレークへともつれ込むが谷井のサーブで先行し、流れを引き寄せこのセットを奪取する。続くセカンドセットは序盤、連続でゲームを取られ1−3とされるもなんとかブレイクバック。続く谷井のサービスゲームをラブゲームでキープしイーブンとする。その後は清水のスマッシュや谷井のストレートを抜くショットで態勢を立て直し4ー4とすると、このリターンゲームをデュースの末ブレイク。最後は、谷井の観客がざわめくポール廻しのスーパーショットが炸裂し勝利した。


◆日暮春香(歴3)
「(夏関全体を振り返って)インカレではシングルスのシードを持っていたのに、すぐに負けてしまって夏関でもシードを持っている状況ですぐ負けてしまったらと不安もあった中臨んで、去年と同じく2つ勝てたので最低ライン勝ち進むことが出来た。今日の相手にも勝ったことがなくて、どのくらい自分がやれるか楽しみだったけど、レベルの差を見せつけられたのでリーグ戦に向けて切り替えてストロークの強化とかしていきたい。(リーグ戦の抱負は)チームとしては2部優勝、1部昇格で、個人としてはシングルス全勝目指して頑張っていきたい」

◆清水里咲(国2)
「(勝った感想は)嬉しすぎた(笑)。本当に(谷井)涼香のおかげ。(このペアは)自分はずっと4年生と組んでいた。4年生は引退してしまうので、ちょっと違う人とも組んでチャレンジしようと思った。『涼香と組みたい』と言ったら、組んでくれた。このペアで夏関は頑張ろうと思っていた。去年優勝しているので、結構プレッシャーになって、硬くなってしまったが、涼香がポイントを取ってくれたので楽にできた。(試合を振り返って)インカレでも当たって負けている相手。相手はロブが多かったので苦戦したし、競った。(ファーストセットでタイブレークになったが)インカレと同じ展開になったのが嫌で。でも『出だし頑張らなきゃ』ということで集中した。最初から攻めていこうと考えていた。(セカンドセットは)ファースト(セットが)取れて安心したが、そこから相手は諦めないし、取ってくるだろうなと思っていたので出だしを特に集中しようと思っていた。一度集中が切れたのかわからないが、1−3までゲームを取られて、相手の連続のポイントが多くなった。2−3にできて、次のゲームが涼香のサーブ。そこから集中し直して攻めれた。最後のゲームは0ー30になって『涼香のサーブだから取れなかったらやばいかな』とも思ったが、落ち着いてもう一回頑張ろうと。(谷井の存在は)本当に頼もしい。(夏関は)去年優勝しているので、このコートにはいい思い出しかない。ペアは違うけど今のままいけばできると思っている。頑張りたい」

◆谷井涼香(英1)
「(相手に勝てると思っていたか)相手は両方とも有名で、自分はダブルスはあまり得意ではなかったので、最初はいけないかなと思っていた。だが、名前負けせずに押されないようにしようと思って自分のできるプレーを最初からやろうと思って臨んだ。()今日の試合を通して優勝ができないわけではないし、自分たちのプレーをしっかりやっていけば優勝はできると思う。(このペアの持ち味は)自分のサービスゲームの時にどんどん攻めていく。(清水)里咲さんがボレーで攻める時と自分が後ろでラリーをする時が自分たちにとって攻めのプレーになってると思う。あと、里咲さんが声を出して引っ張ってくれるのでそれが強み。(もともとダブルスは)高校時代にやってはいたが、(成績は)上がってはいなかった。大学に入ってからダブルス練習とかいろんな練習をして、ボレーとか苦手だったものが上達したと思っている。(清水とのペアを組んで)最初は『こんな自分でいいのかな』とすごく考えて、でもわざわざ選んでくださった。それで頑張ろうと日々の練習を二人でやってきていて、その成果が今回出たと思う。今回の相手は里咲さんがインカレで負けている相手なので自分も絶対に勝ちたいという気持ちが強かったので、ここで勝ててよかった。(1年生でインカレや夏関の本戦で結果を残しているが)入学した当初はインカレも(本戦に)上がれると思っていなくて、春関も本戦までいけると思っていなかった。大学に入ってからは自分なりに練習を積極的にやって、トレーニングも頑張ったら結果がついてきた。練習は嘘をつかないと感じた。(春関に比べて足が追いついている印象を受けたが)それは本当に変わったと思う。自分でも分かるくらいに変わった。フットワークがだいぶ変わって、サイドのボールが前よりも取れるようになった。(もっと強化したいポイントは)体幹。自分はロブ系の繋いでくる相手に苦手意識がある。今回のシングルスの相手もそんな感じだった。そんな相手に引かずに攻めるプレーをしたい。そこで自滅しないように、体幹作って足の筋肉をもっとつけて攻めきれるボールを打てるようにしたい」

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