• 前に出るプレーで試合をものにした渡邊(右)・佐藤(左)=大宮けんぽグラウンドで(岡田あおい撮影)

  • 楽しんでプレーできたと黒澤(前)・平林(後)

  • 日野(上)・田村(下)ペアは2回戦で姿を消した

  • 梶谷(右)・日暮(左)ペアは危なげなく勝利した

男女ともにダブルス躍動でベスト8進出!

[硬式テニス部](2019年08月26日 15時54分)

2019年度関東学生テニス選手権大会本戦二日目が8月25日に大宮けんぽグラウンドで行われた。結果は以下の通り。


<男子シングルス2回戦>
●平林輝 0(2−6、4−6)2 ○小久保蓮(早大)

<男子ダブルス2回戦>
○渡邉康二・佐藤悠樹2(6ー0、1−6、10ー8)1 ●橋川泰典・坂野唯(日大)
○黒澤陸人・平林輝 2(6−3、7−5、10ー5)1 ●小峰良太・杉山和誠(中大)
●日野勇人・田村迅 1(6−4、3−6、5ー10)2 ○木元風哉・丹下将太(早大)

<女子シングルス2回戦>
●谷井涼香 0(2−6、2−6)2 ●坂本はな(専大)
●梶谷亜未 0(4−6、3−6)2 ○倉島愛(立大)
○日暮春香 2(6−2、6−2)0 ●中島美夢(亜大)


<女子ダブルス1回戦>
●田中陽子・金内葵春 0(2−6、3−6)2 ○竹内あやか・猪川結花(法大)
○清水里咲・谷井涼香 2(6ー2、6−4)0 ●倉持美穂・田中李佳(早大)
2回戦
○梶谷亜未・日暮春香 2(6−3、7−5)0 ●西里夏子・原田真実子(山学大)


◆江口淳一総監督
「(本戦に上がった本数が多いが)女子が多く本戦に上がったが、シングルスの初戦で負けてしまったものが多かった。でも、いっぱい選手が出られたという事は良い。1部校の慶大や早大がインカレが長引いた関係でこの大会をキャンセルしている。なので予選で負けた他大の選手が入ってきている。それを考えるともう少し勝っても良かったと思う。2回戦には弱い子選手は残っていないので、その中で日暮(春香・歴3)が残っているのは評価できる。1回戦で平林が当たった藤井(颯大・早大)くんは平林(輝・法3)が何回もやって勝てなかった相手なのでそれに勝ったのは成長しているなと感じる。長い試合を昨日した分、今日は体力が持たなかったが、ダブルスで勝てて良かった。男子のダブルスが2本勝てたという事はすごく良い。特に日野(勇人・営4)・田村(迅・経4)じゃないペアが残っていてとても評価できる。レギュラ一メンバーがしっかり勝っているのでリーグにむけてはいい材料。(リーグに向けて)男子は筑波大が強い。だが(シングルス)6本ということで考えると、そんなに駒沢も悪くないと思うので取りこぼしのないようにしたい。女子はこのまま頑張れば(入替戦を)狙えると思っている。これから合宿に行くのでその疲れを残さないようにしていきたい」

◆黒澤陸人
「(ベスト8だが)本戦1回戦で勝つのも初めてだったが2回戦も勝てて、ベスト8に入れたのはリーグに向けて自信になったので素直に嬉しい。最初リズム良くいけた。楽しむということが一番大きな目標だったが、二人とも調子が良くてテンションを上げていけたのが良かった。(セカンドセットを取られたときは)『しゃーない!ファイナル取ればいいや』という感じ。相手より自分次第だったので、自分たちが基本をしっかりちゃっていこうという感じだった。気持ち的に追い詰められる事はなかった。(ペアの持ち味は)楽しくできる事。(平林は)後輩だが、先輩後輩という感じがない。仲がいいので試合もそのまま楽しくできて、ミスをしても気にしないというところ。(試合は)全体的に相手との駆け引きがうまくできた。相手のやってくることの反対をつけたりしたのが良かった。(夏関での目標は)盾(のトロフィー)をもらいたい(笑)。そういうのもらった事がないので」

◆渡邉康二
「(2回戦突破だが)本戦で2回勝てるのは初めてで、ベスト8も初。最後の個人戦で一番良い結果が出てとても嬉しい。リーグに向けて勢いがついたかなという感じ。(試合を振り返って)最初は自分たちのミスが少なくて、相手もあんまり良くなくてそこにつけ込めたかなと思う。けど相手も強いので、セカンドセットからはしっかりとやってきて、自分たちのミスも目立って簡単に取られてしまった。(ペアの持ち味は)前でどんどん動く事。(次の相手は)次は第1シードと当たるが、最後なので勝っていきたい。セカンドセットはリターンミスが多かったので、そこをきちんとして、2人で攻めていけたらと思う」

◆佐藤悠樹
「(ベスト8だが)リーグへの良い自信になった。プレーの技術が上がってきたという実感が湧いた。格上相手にも自分のプレーをしっかり出せることができたと思う。(自身の持ち味は)後ろで展開して前に入ってポイントを取るという形。(試合を振り返って)ファーストセットはお互い簡単なミスも少なくて、相手もまだ最初の方だったのでいい動きができていなかったのかなと思う。自分たちの方がいい動きができたかなと思う。セカンドセットは相手も切り替えてきてプレーを変えてきていた。その中で自分たちが対応できなくて流れを持っていかれた。ファイナルセットは「強気でガンガン動いていこう』と。相手にプレッシャーをかけて前で動いていこうと話した。(次の試合は)調子はいいし、ダブルスなので勝てるチャンスはある。これに勝って、最終的には優勝したい」

◆平林輝
「(ダブルスで勝利したが)シングルスの疲れもあったが黒澤さんが引っ張ってくれていいプレーもできたりした。本当にペアに助けられたなと思う。(試合を振り返って)ファイナルセットまでもつれて、勝てたのは良かったが、ストレートで勝たないと差が出てきてしまう。セカンドセット入った時の集中力が落ちてしまったので、そこをさらにギア上げていかなければならないなと思った。(ペアの持ち合いは)ストロークをお互いにやるペア。ストロークをメインにしてそこからボレーをしたり、サーブで崩したりしている。あまり他にはないペア。(勝てた要因は)ファイナルセットに入っても、相手よりミスを少なくできたりしたので、そこの精度の差かなと思う。(シングルスは)結構繋いでくる相手で、自分で打つネキところは打たないとなと思った。そこが課題として明確になった。メンタルもあるが練習量も足りないと思った。(夏関は)ダブルス勝ってベスト4に入りたい」

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