• トップチーム初ゴールの小幡は「自分の得点ではなくチームの得点」と語った。=味の素フィールド西が丘で(阿部愛実撮影)

  • キャプテンを務めた横山は誰よりも体を張り、指示出しを行った。(堀江月星撮影)

  • 1アシストの荒木は何度も得点のチャンスを作った。(篠原由之撮影)

第3位で締めくくる!小幡の初ゴールが決勝点に!!

[サッカー部]アミノバイタルカップ2019 第8回関東大学サッカートーナメント大会 3位決定戦(2019年07月28日 17時11分)

アミノバイタルカップ2019 第8回関東大学サッカートーナメント大会 3位決定戦が7月27日、味の素フィールド西が丘で開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

【スコア】
☆駒大1ー0筑波大

【得点者】
60分:[駒]小幡 祐稀(荒木 駿太)

【メンバー】
GK
22 杉本 陸[3年=新潟明訓高]

DF
15 藤田 比呂[4年=札幌大谷高](→66分 5 桧山 悠也[2年=市立船橋高])
4 真下 瑞都[3年=矢板中央高]
6 猪俣 主真[2年=三浦学苑高]
20 小幡 祐稀[3年=東京VY](→76分 2 深見 侑生[4年=駒大高])

MF
14 米田 大介[3年=浦和東高](→90分 18 土信田 悠生[2年=高木学園高])
8 横山 玄徳[4年=千葉U-18]
10 薬真寺 孝弥[3年=長崎総附大高]
7 荒木 駿太[2年=長崎総附大高]

FW
9 高橋 潤哉[4年=山形Y](→90分 31 松村 王貴[3年=洛北高])
19 森本 ヒマン[3年=矢板中央高](→83分 16 加々美 文斗[4年=鎮西高])

【SUB】
GK 21 八木 大政[3年=熊本Y]
DF 25 西田 直也[2年=駒大高]
MF 26 中間 俊亘[3年=広島県瀬戸内高]
MF 28 藤原 拓海[3年=山梨学院高]



 アミノバイタルカップ3位決定戦の相手はリーグ開幕戦で大敗を喫した筑波大。準決勝の明大戦で負傷した星を含む2人を入れ替えたスタメンで、副将の横山がキャプテンマークを巻いた。

 立ち上がりから流れをつかんだのは駒大。米田大のセンタリングからいくつもチャンスを演出する。前半28分には荒木のクロスに米田大が頭で合わせるもキーパーに弾き出され惜しくもゴールとはならず。集中した守りで相手に大きな決定機を作らせることなく0-0で前半を折り返す。

 試合が動いたのは後半16分、荒木からのボールを受けた小幡が相手の股を抜くシュートで流し込み先制。その後桧山、けがからの復帰となった深見など守備陣を立て続けに投入するが、試合終盤は筑波大に主導権を握られてしまう。ゴールに迫られる場面も散見されたが、横山の渾身のシュートブロックもあり無失点で勝利。アミノバイタルカップで2年連続となる3位に輝いた。



◆秋田 浩一監督
(今日の試合を振り返って)粘り強くやれたので少し自信になるのかなと思う。特に筑波は技術も速さもあり、上手い選手たち(を相手)に粘ってやれたのでよかった。(負傷中の星選手に代わり副将の横山選手がキャプテンを務めたが)一生懸命やったと思う。彼の性格みたいでよかった。今まで星キョーワァンに頼っていた分、みんな一人ひとりがやる気持ちが出てきたので。彼が帰ってくるまで全員で粘り強くやるのが良い。(前半0−0で終えられたのは想定通りだったか)そうであってほしい。それ(前半に0−0で抑えること)が一番勝つチャンスかなと思う。我々の方が技術的にも劣っている部分があるので、(前半)0−0で行って相手が焦ってきて…というのと、運動量ではもしかしたらうち(駒大)の方があるかもしれないので。後半の後半になればいけるかなといった感じ。(小幡選手のゴールについては)よかった。初ゴールだと思う。良いシュートだったと思う。(後半に交代する選手がDFの選手が多かったが、守りを固めるためか)そういうわけではない。左サイドは足がつってしまって、代わりに入れた選手がうまく対応しきれていなかった。そこにディフェンスの選手を(交代して)置いておけば多少の余裕ができるかなと思った。大きなサイドチェンジをされた時にちゃんとポジションを取っていなくて対応が遅れると、スピードがある相手には抜かれてしまう。ダメだった時にそこにいける選手を置いておけば対応ができて、楽になると思った。(大臣杯までにリーグ戦が3試合あるが意気込みは)大事な3試合で、(星)キョーワァン抜きでもやらなければいけない。今日みたいに粘り強く、まず自分の仕事をしっかりすることをやっていけば勝ち点を取れると思う」

◆横山 玄徳(歴4)
「(試合を振り返って)昨日の練習からあまり上手くいかず、始まる前は(星)キョーワァンが居ないということもあって不安があった。でも(試合が)始まってみて、昨日みんなでしっかり話し合いを重ねた分がいい感じに出た。前半はとりあえず0-0でいこうというプランだったのでそれをやれて、後半に1点入った後は苦しい時間が続いたが、気合と根性で守ることができた。勝てて良かった。(今日キャプテンを務めるにあたって意識したこと)キョーワァンは本当にいろいろとすごい。キョーワァンになれないということは分かっているので、そこと比べることがなかったのは良かった。自分らしさをとにかく出そうということで、体を張って声を出すということを意識した。(シュートブロックをお腹で止めていたが)あれが売りなので痛かったが嬉しい気持ちのほうが大きかった。(今日の試合で3位になったことについて)去年も3位で通過し、全国はベスト8で負けてしまったので、去年の成績と一緒で行きたいなという気持ちがあった。なので、3位になったことで大臣杯に繋げられたので良かった。(リーグ戦では1-5で筑波大に負けていたが)今年負けたのは明治大と筑波大だけなので、とにかく苦手意識を個人的に持ちたくなかった。絶対勝つという気持ちで臨んだ。(苦手意識は払しょくされたか)そうですね。皆変わったと思う。(大臣杯の前にあるリーグ戦3試合に向けての意気込み)監督もとにかくこの3試合が重要だとおっしゃっているので、3連勝を目指してやっていくだけ。あと、若いチームなので挑戦で楽しくやっていきたい」

◆小幡 祐稀(法3)
「(今日の試合を振り返って)(大臣杯に)4位で行くより3位で行ったほうが絶対に良いので、みんなで勝って3位で大阪に行こうと決めていた。なので勝ててよかった。(試合前に監督からどのようなことを言われたか)3つあって、声を出すということ、粘り強くディフェンスをするということ、相手より走るということ。この3つを意識してプレーをした。(4月のリベンジが成功したしたが)前節にボロ負けをしたので、今回は失点しないことと絶対に勝つということを意識してやっていた。勝ててよかった。(ゴールシーンを振り返って)(荒木)駿太が後ろにそらしてくれると予想していた。シュートはあまり強くはなかったが、相手の股に通れば入ると思ったので狙っていた。(コースというよりは股を抜こうと)そうですね。(初ゴールに対する感慨深いものはあるか)自分の得点ではなくチームの得点なので、そういったものはなかった。(筑大の三苫と何度もマッチアップしていたが)とても上手いと聞いていたので、自分も燃えたというか、抑えようという気持ちになった。失点をさせなかったという点では自信になった。(アミノバイタルカップで3位になったが)本当は優勝したかったが、3位。来年は優勝したい」

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