• 高橋は数々の決定機に絡む活躍を見せた=AGFフィールドで(石曽根 和花撮影)

  • ハッスル溢れるプレーで奮闘した加々美

  • 藤田は相手の快速MFとのスピード勝負で引けを取らなかった

明大に“3敗目”で決勝進出ならず。3位決定戦はチームの奮起がカギに

[サッカー部]アミノバイタルカップ2019第8回関東大学サッカートーナメント大会・準決勝・対明大戦(2019年07月21日 17時06分)

アミノバイタルカップ2019 第8回関東大学サッカートーナメント大会 3回戦が7月20日、AGFフィールドで開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

【スコア】
駒大1−2明大

【得点者】
19分:[明]佐藤 亮(須貝 英大)
40分:[明]瀬古 樹(佐藤 亮)
44分:[駒]明大のオウンゴール

【メンバー】

GK
22 杉本 陸[3年=新潟明訓高]

DF
20 小幡 祐稀[3年=東京Vユース](→74分 20 西田 直也[2年=駒大高])
4 真下 瑞都[3年=矢板中央高]
3 星 キョーワァン[4年=矢板中央高](→34分 8 横山 玄徳[4年=千葉U-18])
5 桧山 悠也[2年=市立船橋高](→51分 15 藤田 比呂[4年=札幌大谷高])

MF
10 薬真寺 孝弥[3年=長崎総科大附高]
6 猪俣 主真[2年=三浦学苑高]
14 米田 大介[3年=浦和東高](→57分 16 加々美 文斗[4年=鎮西高])
7 荒木 駿太[2年=長崎総科大附高]

FW
9 高橋 潤哉[4年=山形ユース]
19 森本 ヒマン[3年=矢板中央高](→68分 18 土信田 悠生[4年=高川学園高])


先月に行われた3回戦以来、約1ヶ月ぶりの公式戦。アミノバイタルカップ決勝進出を懸けて今季すでに2敗を喫している明大と対戦した。スタメンにはJ内定を決めた星、高橋らおなじみのメンバーが並び、ボランチにはDFの猪俣を起用した。

試合は序盤から相手にボールを支配されながら、守備に比重がかかる展開。ピッチを広く使って揺さぶってくる明大に徐々に押し込まれると、19分に先制点を献上。ビハインドを背負う状況で反撃に出たいところだったが、ここで星が接触プレーで膝を負傷してしまう。交代を余儀なくされ、やや停滞した時間帯に明大に2点目を奪われる。ここで目が覚めたのか、すぐに反撃を開始する。44分には米田大が裏へ抜け出すと、右サイドの深い位置からクロスを供給。これがニアサイドで相手に当たってオウンゴールで1点を返す。

後半はファーストプレーから仕掛ける。前線へ大きく蹴り出した流れから高橋が決定機を迎えるが、あと一歩押し込み切れず。その後も途中出場の加々美、荒木がビッグチャンスを何度も創出したものの、強固な守備の前にゴールネットを揺らせず。1-2で敗戦となった。

この結果を受けて、駒大は3位決定戦に駒を進める。秋田監督は「星キョーワァンが使えないと思うので、どこまでやれるか楽しみ」と、ここまでチームを引っ張ったキャプテンの欠場に対してチームの奮起が必要とした。

◆秋田 浩一監督
「(中断期間について)学校が忙しいので、そんなには(上積みが)できなかったな。学校優先でやっているから。(猪俣のボランチ起用について)ディフェンス力を買ったのが一番。まあ、そんなによかった訳ではない。センターバックがいいなと改めて思った。でも、ああいう使い方もできるので、センターバックが揃ってきたまた使えると思う。(星の負傷交代でどのような指示を送ったか)みんなでやらないと、みんなで勝てないようじゃ、キョーワァンが抜けたら無理ってなっちゃうので。みんなで力を合わせて声を掛け合ってやれと。(チャンスを決め切れなかった点について)今の駒大の実力だと思う。ああいうところをちゃんとやれるようになれば戦えるようになると思う。そこが高橋潤哉にしても荒木にしても大事なところだと思う。(プロの練習に参加した高橋について)はっきり言うと、人がいなかったので。でも、練習から一生懸命やろうとしていた。プロの刺激の中で、ボールが止まるとかシュートがうまいとかではなく、プロは戦わなくてはいけない。お金をもらってやっているんだから。そう言うところも学んだのかなあとは半信半疑だけど、学べればチームのために色々なところをできるようになる。今日も頑張っていたので…以前よりは!そう言うところには期待しています。(3位決定戦に向けて)星キョーワァンが使えないと思うので、その中でどれくらいやれるのかが見れるから楽しみ」


◆高橋 潤哉(営4)
「(プロの練習から帰京してどうアピールしたか)1ヶ月近く(駒大から)離れていて、サッカースタイルが違う中で最初は難しい部分があった。もともとずっとやっていたサッカーだったので、走る部分とかボールに向かう部分をきちんとやろうと言う思いでやっていた。試合に出るか出ないかは監督が決めるので、自分は駒大で求められることをやれるようにしようと思った。(監督がその点を高く評価していたが)あっち(山形)でも強度の高い練習をしていたので、こっちにきても自分たちの走るサッカーをやっていってゴールや自分の良さを出す部分はやっていかないといけないと思う。(星の途中交代で最上級生として意識したことは)キャプテンマークを巻いたからといって意識した訳ではないが、キョーワァンの表情から悔しさが伝わった。自分たちがキョーワァンの部分も戦って勝たなければいけないと思った。そう言う意味では、今日勝てなかったのは申し訳ない。でも、きっちり切り替えなくてはいけないと思う。(途中から2トップを組んだ土信田と積極的にコミュニケーションを取っていたが)土信田が最初にボールに競りに行く役割だったので、(森本)ヒマンもヘディングが強いけれど、土信田も力を出せば勝てると思っていた。ポジティブにプレーできるように声かけをした。(3位決定戦に向けて)絶対勝たなければいけないし、大臣杯に繋がる試合になる。チームで求められていることを徹底してやることをもう一度1週間取り組んで、まずは自分たちのサッカーをしたい。監督も鍛えていくと言っていたので、前向きに取り組んでいきたい」

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