• 勝負を仕掛けきれなかったと振り返る杉本=ウィンク体育館(姫路市立中央体育館)で(野村聖撮影)

  • 2回戦目まで無失点で進んだ木原

  • 持ち味にスピードを挙げた山川

木原、山川、ベスト8進出ならず...

[空手道部](2019年06月30日 20時38分)

第63回全日本学生空手道選手権大会が6月30日、ウィンク体育館(姫路市立中央体育館)で行われた。結果は以下の通り。

【女子個人戦 組手の部】

<ベスト16>

山川未央(政1)
木原妃菜(社3)

<3回戦 敗退>
山口みなみ(営4)
杉本りさ(心4)

<初戦 敗退>
守屋みなみ(営2)

<棄権>
古賀萌樹(心1)

◆杉山俊輔監督
「(今日の結果について)チームとしてシーズンが始まって、大きい大会でかなり良い成績を残してきたが、この大会に向けてはこの前のリーグ戦などの小さい会大会があったり、授業を優先で稽古をやっていたり、怪我や風邪を引いたりしている選手が中にいた。結果論だが、稽古がちゃんとできていなかった。ここに至る稽古ができていなかったというのがあると思う。準備が足りていなかったと思う。(大会を振り返って)持てる力が出し切れていなかった。個人は頑張っていると思うが、個人戦だけどもチームとして全体でこの日を迎えられたかどうかというのが課題。(今大会で良かった選手は)自分の組手をやっていたと思ったのは木原。古賀はアクシデントがあって、(チーム)全体的に運も味方にできなかった。 (今後に向けての課題は)うちは寮ではない。他の部活に比べて、一日一回集まって、一時間少ししかいれる時間がない。そういう組織でやっているということをもう一度自分たちで意識しないとうまく起動しないと思う。(次の大会は)来週の流派の全国大会。(そこに向けて)ちゃんと稽古をやっていくしかない」

◆杉本りさ
「(自身の調子は)気持ちが整わずに試合に臨んでしまったと思う。整っていたが、気持ちの面で弱くなった部分が試合に出てしまった。いけるところで勝負を仕掛けられきれなかったところが今回の敗因。今を振り返ると、いけるタイミングはたくさんあったなと思う。今までの試合でもそういう反省が多く、残り大会に出ることができるのが2回しかないので、そういう思いを残さず引退したいと思う。(次の試合に向けて)気持ちの面を整えるのと、次は団体戦になので、技術だけでなくチームワークも一番大事なところ。一人ひとりが気持ちを整えてチーム全員で頑張りたい。団結力を持ちながら技術面で切磋琢磨しあって頑張っていきたいと思う」

◆木原妃菜
「(今日の試合を振り返って)今日の試合までにあまり調子が上がらなくて、不安な部分が多かった。気持ちの面でアップして臨めたので自分の力は発揮できた。しかし、もう少し上に行きたかったという思いがある。(京産大の吉村選手について)高校のときから知っている相手で、何回も試合をしたことがあった。だから作戦を練られていて、自分の作戦負けだった。そこで切り替えて試合ができれば良かった。(1回戦、2回戦目は相手に無得点で勝利していたが)初戦で負けるわけにはいかないと思っていたし、朝だったのもあり、気持ち的には一番集中していた。(持ち味は)前に出て、攻撃的な組手をすること。(練習をしていて今日生かせたことは)相手の出る瞬間とかタイミングを練習から意識していた。これはしっかり抑えることが出来た。(次の試合の意気込みは)いつもあと一歩のところで負けてしまうので、気持ち的な強さを試合中継続出来ればもう少し上にいけると思う。これはいつも反省点にしている。後期は団体戦なので、チームの優勝に貢献できるように頑張りたい」

◆山川未央
「(試合を振り返って)課題が多く見つかった。1年生なのでこれから改善して、また次に勝てるようにやっていきたいなと思う。(その課題とは)前まで出来ていたことが試合中、熱くなった時に上手く出せなかった。(前回の関東学生大会と比べて)関東の時は色々な面で動きが良かった、でも、関東の時と比べて成績が下がったというよりは、今回は全国大会なので、また次に繋げられるかなという感じ。成績が下がったとは思ってない。(自身の持ち味は)特に考えたことは無かったがスピードには自信がある。今回の試合でも出せていたと思う。(次の大会への意気込みは)次に、どの大会に出場するかまだ分からないが、今回の反省点を生かして次にもっとステップアップした力を出せれば良いなと思う」

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