• 大橋代表が始球式を行った=神宮球場で(中川達夫撮影)

  • ゆったりとしたフォームから投球を行った(菅原菜央撮影)

  • ワンバウンド投球に苦笑いを浮かべた(中川達夫撮影)

ブルペ大橋代表が東都始球式 「感動して体が動かなかった」ワンバン投球に苦笑い

[その他]東都大学野球春季1部リーグ対立正大1回戦始球式(2019年05月22日 22時23分)

東都大学野球春季1部リーグ対立正大1回戦が5月22日、明治神宮球場にて行われ、応援指導部ブルーペガサスの大橋昂暁代表(商4)が始球式を行った。

 東都大学野球連盟からの依頼で実施された。革靴にトレーナー姿の正装で、校歌斉唱、エール交換を終えると、そのまま試合開始10分前に駒大ベンチ前へ。やや緊張の面持ちで練習を行った。高校まで野球経験があり、「軽くキャッチボールをやればキャッチャーに届くだろうと思った」というが、4年ぶりの硬球に苦戦した。キャッチボール初球は相手役を努めた小西慶治(市3)の頭上を越える“暴投”。その後も小西が捕れない球を連発してしまい、小西や勝嵜靖泰(経4)からアドバイスを受ける場面もあった。
 選手整列後に場内アナウンスで紹介を受けながらマウンドへ向かうと、「私が絶対に立ち入れない領域に立てていることに感動して、体が思うように動かなかった」と緊張は最高潮に。ゆったりとしたフォームから思いきり腕を振ったが、投球がワンバウンドで立正大の1番打者・神保翔の後ろを通過してしまうと、思わず苦笑いを浮かべ、うなだれた。それでも選手やスタンドからは大きな拍手を送られ、応援席に戻っていった。

◆大橋 昂暁代表
「(始球式を終えて)めちゃくちゃ緊張した。高校まで野球をやっていたが、硬球は4年ぶり。感覚を忘れていた上に、神宮球場という私が絶対に立ち入れない領域に立てていることに感動して、体が思うように動かなかった。恐れ多くて緊張してしまった。軽くキャッチボールをやればキャッチャーに届くだろうと思ったが、そんなことはなく。キャッチボールの初球から大暴投だった。(きっかけは)ブルペに依頼がきて、『野球やってたんだし、大橋でいいよね』となった。(部員の反応は)直後は怖くて振り返れなかった(苦笑)。応援席に戻ったら暖かく優しい労いの言葉をかけてもらった。もし次の機会があればリベンジしたい」

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