• 今季2回目の先発登板となった福山=明治神宮球場で(菅原菜央撮影)

  • 先制の2点本塁打を放った山ノ井(清野雄太郎撮影)

  • 若林は2点適時打を放ち、塁上でガッツポーズを決めた(吉澤ほの香撮影)

  • 大きな先制弾にベンチも盛り上がりを見せた(中川達夫撮影)

  • 二遊間のプレーを見て本塁まで生還した小川(写真中央)。(菅原菜央撮影)

山ノ井弾で先制パンチ!直後に追随許すも逃げ切り3回戦へ

[硬式野球部]東都大学野球春季1部リーグ対国学大2回戦(2019年05月10日 22時41分)

東都大学野球春季1部リーグ対国学大2回戦が5月10日、明治神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

国学大 000 220 000=4
駒 大 023 000 00x=5
      
      打安点
(9)緒 方410
(4)林 琢410
(8)若 林312
(6)新 田300
(D) 菅 321
(7)山ノ井422
(5)平 野300
(3)伊藤史310
(2)前 田200  
     計2985

       回 打安点
◯福 山 5 1/3 2773
 村 越 1 1/3 400
 竹 本 2 1/3 810

 2回先頭の新田旬希(商2)が四球を選ぶと、1死二塁から山ノ井豪成(政3)が外角直球を逆らわずに打つと、打球はぐんぐん伸びて左翼席へ。第2号の2点本塁打で先制に成功した。続く3回には緒方理貢(法3)、林琢真(市1)の連打で1死二、三塁とし、若林楽人(現3)が左越えに2点適時二塁打。リーグ3位の防御率1.27を誇っていた国学大先発・横山楓を早々にKOすると、さらに菅力也(商4)にも中前適時打が飛び出し、序盤で大きくリードを奪った。
 先発は前日救援で3回1/3を投げた福山優希(社1)。序盤から球数の多い投球が続くと、4回に暴投と適時内野安打で2点を失う。5回にも無死1塁から小川龍成に右中間適時三塁打を浴びると、ここで野手に緩慢なプレーが飛び出す。打球を処理した緒方からの送球を受けた林琢が速やかに内野に返球せず。ゆっくりと内野に戻りながら、二塁付近で三塁に背を向けていた新田に山なりのボールを送ると、これを見た小川は再加速し本塁へ。新田が慌てて本塁送球するも間に合わず、あっさり1点差に迫られてしまった。
 福山は勢いづいた国学大に押され、6回にも四球と安打で無死一、二塁とされる。だが、犠打を狙った山崎晃太の打球を伊藤史瑛(経2)が三塁封殺する好守を見せると、代わった村越祐野(歴2)が貞光広登、小川龍の上位打線を打ち取り、無失点でしのぐ。7回途中からは前日先発の竹本祐瑛(法3)を投入する懸命の継投でなんとか国学大の反撃を断った。序盤のリードを守り切り、決着は3回戦へ持ち越された。

◆大倉 孝一監督
「(昨日は先制ができないと言っていたが今日は5点を先制する展開となった)大きい先制パンチだった。(その後すぐ1点差まで迫られてしまう部分は課題か)当然そうなるね。(若林選手と打席前に話したことは)球がばらついていたから『難しい球はいいよ』と。ストライクだとしても難しい球はいいから、来る部分だけ狙っていけと。(福山投手は昨日も登板があったが、疲れは)そりゃああるでしょ。それは投手に限らず野手もだよ。(竹本投手は今日終盤での起用だったが)最初から(終盤で使うと)決めていた。(鈴木主将がスタメン落ちだったが)大智と話したよ。チーム全体の話、バッテリーの話をして『前向きに行くんだよ』って。その中で『お前は主将だけども、調子も含めて前田でいくよ』と昨日の夜に話してある。(そのことで気落ちなどは)ないない。それでへこんでいたら主将じゃない。その部分を俺は信用しているんだよ。鈴木っていうキャプテンをね。(5回に二遊間の不用意なプレーでの失点があったがそういった部分はこれから詰めていくのか)そう。当然。(次で3回戦だが、これからも一戦一戦か)一戦一戦なんだけど、だんだんとらなきゃいけないっていう厳しい試合になっていくんで、そういうリーグ戦の間の流れも経験していけばいいのかな、と。一つ一つも大事だが、絶対に取らなきゃっていう試合に徐々になっていくわけだから。(その中で戦うことも強さになっていくのか)そうだね」

◆鈴木 大智主将(法4)
「(今日は出場がなかったか)チームが勝ったので嬉しいし、問題ない。個人としては悔しい気持ちを持ちながら頑張るだけだが、代わりに前田が僕の分も頑張ってくれて、勝てたのでよかった。(スタメンから外れることを言われたのは)昨日の夜。監督に呼ばれた時に、チームの話にプラスして『明日は前田でいくから』と言われた。僕はバッティングで結果が出ていない。結果が出ていない選手を使うわけがないので、当たり前かなと思う。試合に出たら、どこからでも貢献できるように頑張りたい。(ベンチの雰囲気は)素晴らしい。元気にやっていたと思う。今日は勝っている状態が続いていたので、追加点を取ろうという意識で声を出していた。(ベンチにいたからこそ見えたものはあったか)強いて言うなら、1年生の声の出し方。やろうとはしているが、黙ってしまう時間などがあったので、それぞれ先輩の横に移動させた。1年生らしく、フレッシュに勉強してくれたらいいと思う。(二遊間の不用意なプレーでの失点があったが)ちょっとした隙が見えたプレーだった。ああいうプレーをすると、流れが悪くなるし、まだ勝っているのに一気に負けているかのような雰囲気になってしまう。今後ないようにしないといけない。そういうプレーの出た試合は逆転されやすいと思うので、気を抜くな、気持ちを入れ直せという話をした。(相手の伊藤選手は高校の同期だが)昨日の試合後に話した。変化球を狙っているように見えたので、ストレートで攻めたら、案の定変化球を待っていたみたいで、『変化球投げてよ』『変化球を待ってるのに、変化球は投げないよ』という話をした。(次戦に向けて)どんなピッチャーがくるか、バッターがくるかわかっている。もう1回一人ひとりが相手がどういう球を投げてくるのか考えて準備していくべきだと思う。あとほ勝っている時の雰囲気に最初から持ち込めるように、準備して臨む」

◆山ノ井 豪成
「(本塁打は)最高。打ったのは外のストレート。大倉さんから『アバウトにきているから積極的にいけ』と言われていた。昨日の第3打席ぐらいに大倉さんに『レフトスタンドにぶち込め』と言われていたので、イメージしていた。イメージ通り。(レフトスタンドの意味は)体が開いていたので、自分のスイングができていなかったんだと思う。レフトを狙えば(ボールを)呼び込めるので、強く振れるので、そういうことだと思う。しっかり間も取れて、イメージ通りに強く振れた。(昨日は3三振だったが)眠れなかった。3三振ですよ?悔しすぎて寝られるわけがない。後悔というか、なんでだよと思っていたが、監督の言ってくれた『レフトスタンドにぶち込め』をひたすらイメージした。(6回にはセーフティバントも決めたが)なんとか勢いをつけようと考えた結果。僕がああいうことをやって塁に出れば勢いがつくので、ノーサインでやった。サードが警戒していなかったし、昨日フィールディング失敗しているピッチャーだったので、ファールになってもいいからギリギリを狙っていこうと思った。(次戦に向けて)今季は連敗せずに粘れているのが大きい。全員でもう1回食らいついて、必ず取りたい」

◆若林 楽人
「(3回に走者一掃の2点適時打を放ったが)感触は良くなかったが、良いところで打てれば、と気持ちで(打った)。(塁上ではガッツポーズが飛び出していたが)やるとベンチが盛り上がるので。盛り上げるためにやった。(3打席目に一度肘当てを外したのは)紐が千切れてしまったが、すぐに直せなかったので外した。(その後の盗塁は)狙っていた。(打順が変わることで気持ちに違いは)違いはないが、4番より3番の方が打ちやすい。(3回戦に向けて)これまでの試合はすべて3戦目まで来ている。今までよりももっと意識を高く持って、最高の入りができるようにしたい」

◆福山 優希
「(今日の試合を振り返って)序盤は打たせて取るという試合前に思っていた通りのピッチングできたが、終盤に徐々に打たれ始めて、自分のミスでうたれてしまい失点というのが多く、攻めきれなかったところがあったし、無駄な死球もあった。それを打撃陣の人が序盤に点数をとってくれたので、なんとか勝つことができた。(今日の調子は)昨日投げた割には疲れがなかったと言ったら嘘になるが、ここに来て疲れがあるないとは言っていられないので、そこは気にせず投げることができた。(連投になったが)連投はしているが、高校時代にはもっと投げていたので、それを思えば負担ではない。(先発でも中継ぎでも投げる場面があるが)入る前からリーグ戦で投げたいと思っていた。これだけ投げさせてもらっているというのはチャンスだと思ったし、いい経験をさせてもらっている。なんとかそこで、怯むことなくできればいいと思っている。(神宮のマウンドには慣れたか)慣れたが、慣れるだけでは抑えることはできない(捕手が変わったが)自分よりも何年も駒大の野球を経験している先輩なので、それは気にせず投げることができた。(高校では自分も打席に立てたが)その分自分が抑えなければなというのはあるが、自分が打つよりも強力な打撃陣がいるので任せることができる。(2戦目のプレッシャーはあったか)プレッシャーに負けていたらだめだというのはみんなが分かっていることだともうので、そこで先発する投手がフラフラしていたらいけない。1年生としてそこはちゃんとやろうと思っていた。(次戦に向けて)下が見えている状態で苦しいが、チーム一丸になってやっていければいいと思う」

◆国学大・小川 龍成
「(三塁打から一気に生還した場面は)最初から狙っていたわけではない。スリーベースを打って、ボールがどこにあるのかを見た時に、セカンドが走りながらショートにふわっと返していた。ショートも無警戒な感じだったので、行けるかなと思った。自分の判断。(普段あのようなプレーを練習したり、意識することは)練習したわけではないが、隙があったらどんどん次の塁を取ることを意識している。練習でも試合でも、ファンブルや、油断した姿を見たら次の塁を狙っていこうという気持ちをずっと持っていた。チームでも、日頃から隙があったら狙っていこうと徹底して、意識高くやっているので、それが自然と出たのかなと思う。(駒大への対策や印象は)的を絞り辛い配球だったり、投球をしてくるので、上手くかわしてくるなという印象。昨日も、今日も、自分の中で狙い球が絞れず、タイミングを崩された凡打が多かった。次の試合に向けて修正していきたい。(守備での駒大対策は)相手がどこかというのはあんまり意識していない。バッティングと違って守備は自分がやろうという意識があれはアウトを取れると思うので、自分がやるべきこと、やってきたことを出すだけと思っている。(追いかける展開だったがベンチの雰囲気は)5点取られたが、序盤だったので焦りはなかった。1点ずつ返していこう、流れは必ず来ると監督からも指示があったので、それを信じてやっていた。(9回の打席前に監督から声をかけられていたが)ランナーが出てもバントせずに打っていくという指示だった」

*Twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、1部リーグ対国学大第3回戦は5月14日(火)14:00~明治神宮球場で行われる予定。

■明治神宮球場へのアクセス
JR中央線 千駄ヶ谷駅 徒歩15分
JR中央線 信濃町駅 徒歩15分
銀座線 外苑前駅 徒歩5分
大江戸線 国立競技場駅 A2出口より徒歩10分

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