• チーム最高のベスト16となったが、悔しさを語った中橋=スカイアリーナ座間で(清野雄太郎撮影)

  • 声を出し勢いに乗った秋廣は、ベスト32で試合を終えた

  • ダブルスでベスト4になった今永はシングルスでも活躍した(阿部愛実撮影)

Wに続きベスト16入りした中橋「全然満足はしていない」リーグ戦へ闘志

[卓球部](2019年05月04日 18時07分)

関東学生新人選手権大会2日目が5月4日、スカイアリーナ座間で行われた。結果は以下の通り。

【男子シングルス】
<2回戦>
秋廣真斗(営3)○3-0●川崎(筑大)
小池龍成(法1)○3-0●清水(早大)
中橋敬人(経1)○3-0●巽(早大)
久保一矩(歴3)○3-0●長島(千葉商大)
髙橋翼(法2)○3-0●松尾(慶応大)
西山北大(法4)○3-0●田中(東洋大)
森廣玄羽(国2)○3-1●青木(早大)
今永隼人(市1)○3-1●堀津(東洋大)
佐久間駿(経4)○3-1●飯島(東海大)
藤田義之(政4)○3-2●田口(日大)
長沼龍之介(営1)●2-3○高柳(東洋大)
牛込竜輔(国1)●1-3○武田(神大)

<3回戦>
秋廣○3-1●尾島(東経大)
中橋○3-1●関口(東経大)
今永○3-1●井上(大正大)
藤田●2-3○恒松(埼工大)
森廣●2-3○浅津(中大)
久保●1-3○窪(日体大)
髙橋●1-3○川上(日体大)
小池●1-3○村越(東洋大)
佐久間●1-3○吉田聖(専大)
西山●1-3○松下(明大)

<4回戦>
中橋○3-0●太田(大正大)
今永●1-3○橋本(中大)
秋廣●1-3○手塚(法大)

<ベスト16決定戦>
中橋○3-1●月舘(専大)

<ベスト8決定戦>
中橋●2-3○平林(日体大)


リーグ戦前最後の個人戦となった大会2日目、期待のルーキー中橋が1年生ながら出場全448選手中ベスト16の結果を残した。
ベスト8決定戦の相手は名門・静岡学園高出身の平林大青。序盤中橋が先制のセットを得るが、徐々に勢いを失いフルセットにもつれ込む。試合の流れに応じ、会場からも拍手が鳴り響き注目の高さをうかがわせたが、最後はデュースの末敗北を喫した。この悔しさは1週間後の春リーグ戦で晴らす。


◆長崎隆志監督
「(今日の結果は)ベスト8に誰も入れなかったので残念だったというのはあるが、しょうがないというか力負け。(ベスト8に入ってほしかった中での結果に選手は)中橋なんかはベスト4に入れば秋の全日学の推薦をもらえたので、最低でもベスト4に入りたいと思ってやっていたと思う。(中橋の最後の試合はかなり競っていたが)シーソーゲームだから、相手よりもレシーブが一歩押し込めれば違ったのかなとも思う。(昨日に引き続き今永と中橋の活躍が目立ったが)力で言えば中橋が上。今回今永もよく頑張っていて、真面目だから一生懸命にやっている。(リーグ戦に向けてチームの雰囲気は)みんながそれぞれ強くないたいという気持ちを持って練習をしているので、雰囲気としては悪くない。ただ、勝てるかどうかというのはまた別の話。(リーグに向けてチームに必要なものは)当たり前だが、1つは体調管理。もう1つは、(リーグ戦は)試合に出るのは6人で他の20人くらいは控えに回るわけなので、その選手がちゃんとフォローに回ってくれるかどうか。出ている選手も自分の調整で目一杯だから裏方とかやれることを探してやってくれたらいい雰囲気で臨めると思う。(応援があるとやはり違うのか)全然違う。目に見えないが流れというのは必ずあるので、気持ちが乗れるようになる」

◆中橋敬人
「(今日の試合全体を振り返って)調子は良かったが、最後(の試合は)精神的に…できていたプレーができなくなったりとか、そういうところが目立ってしまって最後は卓球にならない形で終わってしまった。良いところもあったが目標としていたところまでいかなったので悔しい。(今日意識したことは)自分はサーブに自信があるので、サーブを低く出すことを意識した。サーブからは先手を打てるように。あと、レシーブはあまりうまくないので、フルスイングで打たせるようなレシーブをしないように低くして点を取るということも意識した。(駒大勢唯一のベスト16になったが)目標は優勝したくて、昨日もダブルスで3位に入った。いい感じにここまで来ていたので…。最後まで残ったのはたまたま僕だったが、自分の目標としていたところまでいけなかったので、ベスト16には全然満足はしていない。(今日の試合から今後改善したい点について)後半からサーブを思うようにコントロールできなくなった。サーブがわずかに出てしまったりとか、出したいコースにいかなかったりとか。そういうところから点が取れなくなってしまい、レシーブも弱気になってしまったので、一からサーブのコントロールをしっかり見直したい。あと、今日の試合でビデオを撮ったので、もう一度レシーブの入り方(も見直したい)。今日はたくさんレシーブミスをしてしまって、今後それでは試合にならないことが多くなると思うので、サービスとレシーブを強化していきたい。レシーブから点が取れるようになったらもっとサーブも思い切って出せると思うので、そこを意識してやっていきたい。(来週からリーグ戦が始まるがチームの中でどう活躍していきたいか)自分は1年生で試合に出させてもらう。1年生なので失うものがないし、思い切ってできると思う。あと、自分は団体戦が結構好きなので、しっかり声を出してチームを盛り上げていけたら結果はついてくると思う。自分の一勝がチームの一勝になるという意識を常に持ってやっていきたい」

◆秋廣真斗
「(本日の試合を振り返って)いつもと比べて初戦からしっかり準備できており、スタートダッシュを切れたので、その部分は今までに比べて良かった。負けた試合は自分が先手を取るというよりも、相手に何かをされてからの展開ばかりで、自分から先に攻められなかったのが敗因だと思う。(敗退した試合の相手は強敵だったが)もともと同じクラブ出身で中学校の頃も試合をしていた。昔から結構負けていたが、そこに向かって行く気持ちでいけた。1セット目はいいスタートダッシュで入れたが、2セット目から相手が戦術を変えてきて、対応し切れなかった。そこは相手の強いところだと思った。(今日を終えての改善点は)自分からもっと戦術の幅を増やして、積極的に攻めていくというのと、相手が戦術を変えてきたときにすぐに対応できるように対応力をつけていきたいと思った。(リーグ戦が始まるがチームの雰囲気は)みんな意識を高く持って練習に取り組んでいるので、雰囲気はとてもいいと思う。全員が一致団結して目標に向かって頑張っている。(強い1年生が入ったがチームへの刺激になっているか)1年生のみんながすごく真面目で、1年生が頑張ってくれることで、上級生へのいい刺激になっている。(今日活躍した)中橋も強く、たくさんいい刺激をもらえて頑張れている。(リーグ戦への意気込みは)目標であるAクラス入りを達成するために、全員で一致団結して頑張っていきたい」


☆5月10(金) 関東大学春季リーグ1部 第1節
11:30~ 早大戦
16:00〜 日大戦 
@所沢市民体育館
<所沢市民体育館> 西武新宿線 新所沢駅 徒歩約10分

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