• 最上級生の遠藤は制球に苦しんだ=あきる野市民球場で(奥野凌河撮影)

  • 初回、中前安打で打線を勢いづかせた鈴木

  • 7回裏、リーグ戦初の本塁打を放った浅井

  • 浅井の勝ち越し2ランに喜ぶベンチ

浅井がリーグ戦初の勝ち越し2ラン!「4番の仕事ができた」

[準硬式野球部](2019年04月09日 07時31分)

東都大学準硬式野球2部春季リーグ対国学大2回戦が4月5日、あきる野市民球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

国学大 003 100 000=4
駒 大 200 100 30×=6

     打安点
(9)鈴 木411
(4)中 村320
(6)稲 葉412
 1
(7)浅 井422
 3
(Ⅾ)大 谷400
 7
(3)岩 崎311
 2
(5)井 上310
  沼 田100
(2)岡 部300
 6竹 下110
(8)岩 田320
    計33116
本塁打:浅井(7回)


  回  打安点
遠藤30/3  803 
朝木2   1521
◦稲葉4  1630


初回裏、先頭打者・鈴木佑弥(市3)の中前安打などで無死一、三塁のチャンスを作り、3番稲葉慶伍(仏2)が左前適時打で先制に成功する。この回さらに1点を加え、2点リード。しかし、3回表、制球が安定しない先発・遠藤優我(経4)が連続四球で無死満塁のピンチを招くと、代わった朝木啓吾(商3)が適時打を浴び、逆転を許す。7回裏に無死二、三塁を中犠飛で追いつくと、4番浅井崚英(政2)が左翼へ勝ち越し2ラン。土壇場で勝負強さを示した。最後は3番手稲葉がテンポのいい投球で9回をピシャリ。逆転勝利で今季初の勝ち星を挙げた。


◆山尾悠斗(現3)
「(今日の試合を振り返って)前の試合は動きすぎたが、今日はエンドランやサインプレーなどの動くサインを出していなかった。初回からバットが振れていたから今日はいけそうかなと思った。初回、投手の難調もあったが、上手いこと継投で抑えてくれたり、ピンチを救うプレーがあったりと選手に助けられた。(投手の球が浮ついていたが)(遠藤)優雅さんは一番登板経験があるから上から目線のピッチングをしてほしかったが、今季初の先発で体の使い方とか試合の入り方をていねいに言ってあげたら良かった。基本はリリーフの人だから別に心配はしていない。朝木は前回の国学大1回戦でリリーフしたが、今回は上手くいかなかった。パスボールの点はもったいなかったが、これから投げ込んでいくしかない。(稲葉選手を投手で起用して、試している感じがしたが)一番ボールに触れているのが投手だから安定した投手が欲しい。去年の山下さん、渡辺さんのような絶対的エースはいないので、エースというよりかは継投で、各々の投手に任せられたイニングを全力で抑えるのに力を注いでくれと伝えてあるから徹してほしい。(7回裏に犠飛と本塁打で得点したが、攻撃の形は)浅井や稲葉は3番、4番にいるが、まだ2年生だから思い切ってやって、気持ちよくバットを振ってほしい。(次の試合に向けて)法政さんもいい投手が右、左といるが、どっちがきても大丈夫なくらいうちも振れていると思う。投手陣は最少失点で抑えて、攻撃で圧倒できるようにしていきたい」

◆浅井崚英
「(勝ち越し本塁打の感触は)しっかり捕らえられていたから外野の頭を超えるとは思っていた。それがまさか入るとは思っていなかったからすごくうれしかった。(リーグ戦初本塁打だったが)ホームランだからというわけではなくて、チームの勝利に貢献できたことがうれしい。それがホームランだろうが四球だろうが、関係なく、4番の仕事ができたというのがうれしい。(犠飛で同点になった直後の打席だったが)無死満塁、犠飛で得点にはなったが、二塁ランナーが三塁でアウトになって嫌な流れになった。そのままいくと逆転されたであろう嫌な流れで、何とか返したいと思って打席に入った。(自分の攻撃の形は)名目上は4番だが、ホームランを何発も打ったりする打者ではない。どんな形でもいいから勝利に貢献するつなぎを大事にしている。勝つことが全てだと思っているからそれができれば他はいらない。(リーグ戦に入ってからの調子は)国学大戦で打ててなかったからあそこで一発出せて良かった。(次の試合に向けて)1部目指してやっているから次も勝って、国学大3戦目で勝ち越せるように。まだまだ始まったばかりでチームの状態も上昇気流でレベルアップしていくと思う。レベルの高い争いをして、相乗効果となって勝利につながればいいと思う」

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