• リーグ戦駒大初得点はロングスローからダイレクトで合わせた荒木のゴール=味の素フィールド西が丘で(中村将基撮影)

  • 加々美はトップチームの試合に初出場ながら、好機を何度も作った(阿部愛実撮影)

チャンスはあったものの・・・悔しさ残る5失点

[サッカー部]JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 第1節・筑波大戦(2019年04月08日 23時18分)

JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦 第1節・筑波大戦が4月6日、味の素フィールド西が丘で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


【スコア】
駒大1-5筑波大

【得点者】
3分:[駒]荒木 駿太(真下 瑞都)
30分:[筑]森 海渡
43分:[筑]森 海渡
48分:[筑]三苫 薫
53分:[筑]加藤 匠人
69分:[筑]森 海渡(渡邊 陽)

【メンバー】

GK
1 松村 優太郎[4年=長崎総科大附高]

DF
2 深見 侑生[4年=駒大高]
3 星 キョーワァン[4年=矢板中央高]
4 真下 瑞都[3年=矢板中央高]
5 桧山 悠也[2年=市立船橋高]

MF
7 荒木 駿太[2年=長崎総科大附高](→82分 33 藤原 拓海[3年=山梨学院高])
8 横山 玄徳[4年=千葉U-18](→67分 19 森本 ヒマン[3年=矢板中央高])
13 江崎 巧朗[2年=ルーテル学院高]
14 米田 大介[3年=浦和東高](→58分 31 加々美 文斗[4年=鎮西高])

FW
9 高橋 潤哉[4年=山形ユース]
10 薬真寺 孝弥[3年=長崎総科大附高]

【SUB】

GK 21 八木 大政[4年=熊本ユース]
DF 6 猪俣 主真[2年=三浦学苑高]
MF 24 米田 泰盛[3年=駒大高]
MF 34 西田 直也[2年=駒大高]



動員の中行われたリーグの開幕戦。昨年度リーグ最終節、インカレ準決勝と公式戦2連勝中の筑波大との対戦となった。

試合は序盤から動く。前半3分、右サイドからの真下のロングスローをペナルティエリア中央にいた荒木がダイレクトで合わせて先制。その後も高い位置からのディフェンスで流れを引き寄せる。しかし前半30分。同点ゴールを許すと徐々に流れが筑波大に傾き始める。前半終了間際には、右サイドから攻め込まれる。シュートを松村がストップするもこぼれ球を押し込まれ1点ビハインドで折り返す。

後半も流れは筑波大。後半3分と8分に立て続けに失点すると、後半25分には5点目奪われ4点を追いかける展開となる。途中出場の加々美、森本が好機を演出するも追加点を奪うことができなかった駒大。リーグ戦は黒星スタートとなった。



◆秋田 浩一監督
「(今日の試合を振り返って)守れないというか失点があって、ミスも多かったので…その辺ですかね。(前半の荒木選手のゴールシーンについて)たまたまだと思う。良かったが、あれは入らなかった方が(その後)頑張れたかもしれない。(先制点が浮き足立ってしまったか)浮き足立ったというか、もう少し粘り強くやってほしい。0-0か0-1で負けるぐらいがいいのではと思っていたが、結果的に1-5。後半上手く守れれば結構いけたのではないかと思うが、つまらないミスから失点が多かった。一人で止められないものはみんなで止めれば何とかなったところはたくさんある。どうしてもちょっと粘れなかった。仕方なかった。(5点の失点については)大変だったけどこれが実力なので、謙虚に受け止めたい。ただ何点かはちゃんとやれば防げるところはいっぱいあった。意識が乏しくて両サイドの選手と両サイドのバック(ディフェンス)にそこまでいかずに待っていろと何回もベンチから(選手へ)言ったが、そこをやられてしまった。仕方ない。攻めてくるやり方は(筑波大の)7番とオーバーラップしてくるサイドバックの選手を抑えれば、中にセンタリングされても人がちゃんと分かっていれば防げた。と(いうかんじで)やっていたが前半の最初のうちは相手がパスミスしてくれたりしたし、縦に入るボール、それだけ気をつけてある程度守ってやれていればチャンスは来たかな。現に今、うちにもチャンスはあった。それは入らなかったが、粘れずにいとも簡単に失点してしまうのは今後の課題。ここを直さないと厳しいと思う。(次節、2部から昇格した立正大との試合だが)今日も勝ったし(第1節 早大0-1立正大)、うちよりは力はあると思う。我々は弱いから、徹底してやればチャンスはなかったわけではなかったので、それをちゃんとやれればいけると思う。(1週間で具体的にここを直すといったことはあるか)ディフェンスのラインと2節の間の距離感とかずらし方。何回かやってイメージ性はあるが、中途半端で『やれる!』と思ってしまったところもあった。そこのところだと思う」


◆星 キョーワァン(法4)
「(試合を振り返って)完全に自滅だった。1失点目も要らなかったし、2失点目も、あの時間帯であの失点は要らなかったので、自滅だった。PKも要らなかったし、後半の4失点目も、5点目を要らない失点だった。(要らない失点の要因は)話せば済む問題でもあった。みんなで意思統一して守っていればやられなかった失点もあったので、そこは本当に相手に完全に崩されたというよりも、自分たちが崩れて試合を終わらせてしまったなというのがあったので、そこは悔しい。(早い時間帯に先制したが)立ち上がりだったので、特にやることは変えず、前から押し出して、最初の良い時間帯はハマったりしてたので、1失点してからズルズル引いてしまったかな、ズルズル押し込まれ始めたなというのがあった。あの失点がなければもう少し自分たちの流れで、自分たちの良いように試合を運べたかなと感じたので、しかも結構イージーな失点だったのでもったいなかった。(決定機は少なくなかったが)自分も含めてセットプレーであったり流れの中であったり、(点を)取れたなというシーンはいくつかあったので、そこは練習の中から精度を上げられるように、練習あるのみだと思う。(薬真寺がFWで起用されたが)今年は(高橋)潤哉がワントップでその下に薬真寺を置いて、4-2-3-1のようなシステムが多い。(次戦の意気込み)本当に今日大崩れして終わってしまったので、そういう意味でやっぱり次の試合勝ち点を落とせないという意味ではすごく大事な試合になってくる。内容どうこうではなく、結果にこだわってしっかり勝ち点3を取れるように、今日みたいな失点をせず立て直してやっていきたい」


◆荒木 駿太(市2)
「(今日の試合をふり返って)自分が得点をとれたのは良かったが、勝たないと意味がないので、とても悔しい。試合の入りは良かったけど、徐々にキーパーとディフェンスのコンビネーションがうまくいかないことが出てきて、そこのミスを(筑波大の)三笘選手とかにつかれてしまった。三笘選手を警戒してたけど、自由にさせてしまったので、とても悔しかった。前半終わってチームでいろいろ相談しあったが、後半すぐにやられてしまったので、自分にとってはディフェンス面で課題の残る試合だった。(リーグ開幕スタメンについて)すごく緊張して、自分のプレーが出来るかとても心配だったが、走ってるうちに徐々に緊張もほぐれていって、しかも最初に点を決められたのでそこでもう緊張は完全にほぐれた。純粋に開幕スタメンとして試合にでれてうれしかったし、これからもチームのためにずっとスタメンで出られるように頑張っていきたい。(今までチームを引っ張ってきた4年生が抜け新体制になったが)新キャプテンの(星)キョーワァンさんを中心に去年を超えれるようなチームを作るために、これからプレーしていきたい。まだこのチームは全体的にまとまりがないので、自分ももう2年生で、1年の時もけっこう試合に出させてもらっていたので、後輩を引っ張りながら自分もチームの中心になってリーグ優勝、インカレ優勝を目指してチームを作っていきたい。(次節立正大戦に向けての意気込み)立正は2部から上がってきたチームで、早稲田に逆転勝ちをして勢いに乗っていると思うが、駒大らしいサッカーが出来れば絶対に勝てると思うので、今日の試合で出たディフェンスなどの課題をチームみんなで声かけ合って改善して、絶対に勝ちたい」

発行冊子最新号一覧背景(左)

サッカー部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)