• 一時集団の先頭でレースを進めた小野=世田谷区立陸上競技場で(岡田あおい撮影)

  • 組1着でゴールした小倉

  • 伊東は「しっかりまとめることができた」と語った

  • 自己ベストを大幅更新した中村

新入生初レース!伊東、中村もPB更新!

[陸上競技部](2019年04月08日 22時57分)

平成31年度第1回世田谷陸上競技記録会が4月6日、世田谷区立陸上競技場で行われた。結果は以下の通り(上位3位までと駒大関係のみ) 。

【3000m】
<3組>
1位 吉田尭紀(帝京大) 8’27”92
2位 黒須優翔(中大) 8’34”02
3位 竹内奨真(麗澤大) 8’37”99
5位 東山静也(地1) 8’39”57
9位 藤本優太(政1) 8’43”74
11位 北厚(営1) 8’50”89 ☆

<4組>
1位 鈴木大海(創価大) 8’16”08
2位 赤﨑暁(拓大) 8’17”68
3位 小野恵崇(市1) 8’19”20 ☆
4位 山野力(市1) 8’21”16 ☆
5位 中島隆太(歴1) 8’21”52 ☆
7位 蓮沼直希(営2) 8’27”84 ☆
10位 高見真拓(地1) 8’31”03 ☆

<5組>
1位 小倉朝陽(営1) 8’17”31 ☆
2位 平和真(カネボウ) 8’18”82
3位 助川拓海(中大) 8’19”30
4位 酒井亮太(政1) 8’22”43 ☆
7位 宮内斗輝(法1) 8’24”12 ☆
8位 前垣内皓大(商1) 8’24”42

【5000m】
<5組>
1位 ボニフェスムルア(山学大) 14’06”27
2位 春日千速(ヤクルト) 14’14”92
3位 桃澤大祐(サン工業) 14’28”06
21位 新矢連士(市2) 14’49”44

<7組>
1位 浦野雄平(国学大) 13’52”80
2位 平賀喜裕(自衛隊体育学校) 13’54”39
3位 安田共貴(神大) 13’55”36
9位 伊東颯汰(営3) 14’05”57 ☆
11位 中村大成(法4) 14’07”06 ☆

※☆は自己ベスト更新


25度を超える気温の中、3000m3組には北、東山、藤本の3人が出場した。東山、北が先頭集団につき、藤本は集団中頃からスタートした。その後すぐに東山が先頭になり集団を引っ張る。2000mほどになり帝京大の選手が仕掛けると集団がばらけ、東山が先頭から落ち、藤本が先頭集団に上がった。最後は東山が粘り、5着でゴールした。

続く3000m4組からは小野、高見、中島、蓮沼、山野の5人が出場。序盤から集団が2つに分かれ、第1集団に山野と小倉、第2集団に高見、中島、蓮沼が位置。スタートから山野が集団の先頭でレースを展開する。そのまま2000mほどまで進むと、次は小野が先頭でレースを率いる形に。ラストは他大の選手に抜かれてしまったが、小野が3着、山野は4着と健闘した。

3000m5組には小倉、酒井、前垣内、宮内の4人が出場した。4人とも集団の先頭につきレースがスタート。1600m付近になると小倉、酒井、前垣内の3人が前に出て集団を率いる展開に。その後は酒井が先頭、小倉が食らいつく形でレースを進める。そのまま小倉が粘りを見せ1着でフィニッシュした。

5000m5組に出場した新矢は集団の前方外側でスタート。2000m地点で山学大の選手が飛び出し、集団が2つに分かれる。果敢に挑戦し、一時第2集団の先頭に出るが続かず徐々に後退。ラスト1000mで集団が解体されるもペースは上がらず21着でのフィニッシュとなった。

5000m7組には伊東と中村が出場。レース開始からしばらくは伊東が集団の前方、中村が中央付近に位置する。2000mを超えたところで中村がペースを上げ、並走する形に。3000m過ぎに集団が分かれ始めると、中村は第2集団の中央につきその後ろを伊東が追う。一時伊東が後退し2人の間が開くも、残り200mで伊東が加速。勢いそのままに中村を抜き7着でフィニッシュ。一方追い抜かれた中村は苦しい表情を浮かべながらも食らいつき9着でレースを終えた。


◆大八木弘明監督
「(新入生は大学初レースだったが)合宿の疲労があった割には(良かった)。20人くらいいた中で8分10秒台で納めていて、これからかなという感じはした。新人合宿をやった後もけが人がそこまで出ず、試合にこれだけ(の人数)出られたので良かったなと思う。(合宿での動きは)まずまず。(上級生が2人出た目的は)次の10000mに向けての5000mだった。14分一桁〜13分台は狙ってほしいなという思いだった。(2人とも)14分一桁ではあったが、もう少し余裕度があればなあというところ。(今調子のいい選手は)上で言えば中村大聖(政4)。中村大成の方もまずまずといったところ。あとは神戸駿介(仏3)あたりは走れている」

◆中村大成
「(今日の調子は)練習は万全の状態だったが、今日のコンディションはあまり良くなかった。(どのあたりが)身体が軽すぎて後半に失速してしまった。もう少し重めに調整できていれば良かった。(レースプランは)先頭について行って先頭で帰るというプランだったが、3000m過ぎからついて行けなくなって、プラン通りの走りはできなかった。(伊東選手と競っている場面があったが意識は)特にはしていなくて、後ろにいるなというのは(感じていた)。後半にやられてしまった。(監督からは)13分台で行けと言われていたが、それができなかった。(今回参加した意図は)シーズン一発目で走る目的と、ベスト(を更新すること)と、13分台出すことだったが、感触としてはまずまずといった感じ。(次のレースは)日体大(長距離記録会)の10000mに出る。距離が2倍になるので5000mのベストを更新するイメージで、5000mの調子を通過できるような感じにしていかなければいけない。その時までに調子を上げる」

◆伊東颯汰
「(久しぶりのトラックだったが)調子は全然上がっていなくて、あまりちゃんとした練習をつめていなかった。今日はトラックでのいい感覚を掴むための練習だと思って臨んだ。(目指していたタイムは)13分台は狙っていたが、14分05秒くらいで走れて、自己ベストくらいでしっかりまとめられた。途中で少しペースが落ちても、余裕をもって最後に走って上げるという感じで切り替えができたので良かった。(レースプランは)今日は普通について行って、浦野(雄平・国学大)さんとか13分台を出せるくらいのタイムを持っている人がいたので、そこについて行ったら自然とタイムも出るんじゃないかと思っていた。(トラックシーズンに向けての課題は)体がきつい中、そこまでいいタイムではないが、しっかりまとめることができたというのは次のレースにいい形で繋がってくると思うので、次でしっかり結果を出せるように頑張りたい。(3年生に上がって)しっかりやらなければいけない学年になって、その分結果も求められてくる。だからこそ下級生にしっかり示しがつくような結果であったり、生活面でもしっかりやっていかなければいけないなという危機感がある」

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