• 先発の星は「粘ることができなかった」と話した=神宮球場で(中川達夫撮影)

  • 2点本塁打を放ち、少し笑みを浮かべながらダイヤモンドを一周した山ノ井

  • 7回適時打を放った今井

  • 4年生で唯一出場した岡田友は、3打数3三振に終わった

山ノ井弾も遠く及ばず 8失点&17三振でプレシーズンマッチ大敗

[硬式野球部]東都大学野球プレシーズンマッチ対亜大戦(2019年03月29日 23時47分)

東都大学野球プレシーズンマッチ対亜大戦が明治神宮球場で3月29日に行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 200 100 =3
亜 大 300 311 00x =8

      打安点
(8)浦 口410
(6)柏 原200
 H6高 木100
(4)岡田友300
 4 森 田100
(3)中山幹100
 H 仁 和100
(7)山ノ井212
 H 戸 田100
(9)粟 野200
 H9神志那100
(2)前 川200
 H2疋 田100
(D)栗 原200
 H 今 井111
 RD上 村000
(5)月 岡200
 H5西 山100
     計2833

     回 打安点
● 星  4 2383
 村 越 2 1142
 塩 田 1 400
 立 本 1 300

 東都大学野球は今季から1日3試合が行われる。その運営予行演習を兼ねて行われたプレシーズンマッチで、リーグ開幕戦と同じ亜大と対戦した。
 メンバー入りした選手は岡田友輝(経4、学年は全て新学年で表記)以外全員が3年生以下。1年生の浦口輝(1)、月岡大成(1)がスタメン出場するなどフレッシュな顔触れで臨んだ。
 先発の星雄翔(政3)は初回1死満塁から、月岡の適時失策と、適時打を浴び3点先制されてしまう。2回、3回は無失点に抑えたものの、4回にも1死一、二塁から右越え適時三塁打と犠飛で3点を許し、苦しい展開に。さらに代わった村越祐野(歴2)も5回に右越え本塁打、6回に中前適時打を浴び大差をつけられる。
 一方3回まで無安打だった打線は4回、1死から中山幹也(市2)が四球を選ぶと、続く山ノ井豪成(政3)が初球を捉え、右翼ポール際への2点本塁打を放つ。だが、以降は再び沈黙。7回に四球で出塁した山ノ井が二盗を決めると、代打今井楽(心3)の右前適時打で生還し、1人気を吐くが、反撃はここまで。緩急を駆使する亜大5投手の前に、3安打17三振と翻弄された。終盤は代打攻勢をかけるが、最後は5者連続三振に倒れ試合終了。投打で力の差を見せつけられ、大敗となった。

◆星 雄翔
「(試合を終えて)バッターのタイミングを外そうとしたが、野手の間にヒットが落ちたりして、粘ることができなかった。細かいコントロールを求められているので、改善していきたい。(高めに浮いた球が目立ったが)変化球が抜けてしまい、しっかり打たれてしまった。(調子は)上がってきている。交流戦の時ここで悔しい思いをしたが、上手くはまらなかった。もっと改善点があると思う。(リーグ戦に出場するためには)監督からは前向きな攻める気持ちを買われている。そこに冷静な判断を加えて、試合を作っていくピッチャーになれるようにやっている。(自身は先発タイプかリリーフタイプか)先発。本来は試合の中で改善することができるタイプだと思っている。長いイニングの中で試合を作っていきたい。ただ、リリーフの時は気持ちでは負けないように気持ちをこめているので、どっちでも使われてもいいように準備はしている。(2回、3回は無失点に抑えたが改善は)1巡目で打者の特徴を見るようにしたので、頭の整理を大事にした。この打者にはこういう抑え方をするとしっかり考えて投げたし、次の打者もイメージしながら投げた。(今後の改善点は)けっこう多いが、気持ちが入りすぎてしまうことがある。力んで微妙なコントロールができなくなってしまうので、改善したい」

◆山ノ井 豪成
「(試合を終えて)神宮球場だったので、楽しかった。(意識したことは)チームでやるからには勝とうと話していた。僕は1番自信があるのがバッティングなので、なんとか結果を出したいと思っていた。気負わず積極的に振れたと思う。(本塁打は)打った瞬間で、最高の気持ちだった。大学に入って初めてのホームランで、2年ぶりのダイヤモンド一周だったので、気持ちよかった。初回のチャンスで先制していれば星も楽に投げられたと思うが、三振してしまった。その借りを返すことも意識して打席に入った。(チームとして相手投手の攻略は)全体的に三振が多かった。追い込まれる前が勝負だから積極的に打とうという話があった。普段監督から、『追い込まれたらバットを短く持ってできるだけファールを打ってできるだけ球数を投げさせよう』と言われている。とにかく工夫をしかないといけない。(リーグ戦に出場するためには)1試合1本ではなく、2本打つのが当たり前ぐらいにしないと大倉監督の目には止まらないと思う。チームのために頑張りたい」

*Twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、1部リーグ対亜大第1回戦は4月8日(月)14:00~明治神宮球場で行われる予定。

■明治神宮球場へのアクセス
JR中央線 千駄ヶ谷駅 徒歩15分
JR中央線 信濃町駅 徒歩15分
銀座線 外苑前駅 徒歩5分
大江戸線 国立競技場駅 A2出口より徒歩10分

発行冊子最新号一覧背景(左)

硬式野球部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)