• 出席者に挨拶をした大八木監督=都内ホテルで(大黒哲志撮影)

  • 前主将として4年間の感謝を述べた堀合(奧野凌河撮影)

  • 新主将として今年の抱負を語った原嶋

  • 不老閣賞を受賞した片西景(地4)(曽根優衣奈撮影)

  • 紫雲臺賞を受賞した伊東颯汰(営2)(菅野真由子撮影)

第22回駅伝大会報告会

[陸上競技部](2019年03月07日 22時19分)

第22回駅伝大会報告会が3月6日、陸上競技部後援会主催のもと都内ホテルで行われた。会場にはサプライズゲストとして、今年9月以降に行われるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)出場者である中村匠吾(15年卒、現・富士通)、二岡康平(16年卒、現・中電工)、大塚祥平(17年卒、現・九電工)をはじめ多くのOBや来賓が駆けつけ、選手の健闘を讃えた。

今年度は、悔しさを忘れず『原点と氣〜勝利への貪欲さ〜』をスローガンに始動した。9年振りの箱根予選会からの駅伝シーズンとなったが、チーム一丸となり、2位と7分差をつける圧勝。出場12人中9人が自己ベストを更新するなど、予選会に出たことでチーム力の厚さにも磨きがかかった。続く全日本では予選会での疲労が抜けず前回と同じく4位に終わった。それでも箱根本戦では1年間の成果を選手全員が十二分に発揮し、昨年度の12位から大幅に順位を上げ4位に。4年生を中心に、立て直しという大役を務めあげた。

駅伝報告会では、大八木弘明監督や前主将の堀合大輔(国4)、新主将の原嶋渓(社3)が挨拶をし、今後について語った。以下は監督と選手の挨拶より。

◆大八木弘明監督
「昨年は(箱根で)12番ということで三大駅伝出場を逃しまして、今年は全日本と箱根ということで私たちスタッフ、選手一同、一丸となって駒沢大学復活を目標に頑張ってきました。予選会は思い通りのレースをしてくれまして、2位と7分差の断トツトップで通過することができました。この勢いが全日本、箱根とつながればいいなと思っていましたが、調整も含めて全日本は日が短かったので中々そうはいかず。3番以内というのが今年の目標でした。その3番以内が手の届くところまでいきそうだったのですが、中々いけなくて4番目で終わってしまいました。もう一回立て直しということで一生懸命強化して参りましたけれども、この3強を崩すということが選手層というところで厳しいものがありました。予選会では一人一人の意識、自信を培ったんですけど、あくまでやはり予選会は予選会。本戦でどれだけ戦えるかが大事なところ。今回は箱根も3番以内を狙えるかなと思ってましたが、やはり4番手。この4位4位と往路も復路も4位。入賞も含めて取ってはいけない数字を取ってしまったので、来年は3番、悪くても3番を目指して頑張っていきたいなと思います。後援会の方々には箱根までご協力いただき、後援会の力があるから、今私たちがやっていけてるのかなと思います。箱根が終わり、その後ロードレースがありまして、熊本30kmで片西(景・地4)が学生歴代2位という記録で優勝しました。この優勝はチームにとって励みになりますし、力になります。その後も各地域でロードレースがありました。それでも、うちの選手たちが優勝したり、上位入賞しております。やはりその1人のエースの力がそうさせてくれるのですね。今3年生、2年生を中心にしっかり練習ができております。今年やはり目標は3番以内、欲を言えば優勝を目指して頑張っていきたいなと思っております。今回平成も最後になりますけども、私は「平成の常勝軍団」というものをつくって参りました。最後は4番でしたが、次の年号に向けても本気になって優勝出来るようなチームづくりをしてまいりたいと思っております。これから強い駒沢をもう一回つくりあげて、藤田(敦史)共々やっていきたいと思っておりますので、これからもご支援よろしくお願いいたします」

◆堀合大輔
「昨年主将を務めさせていただいた堀合です。本日はこのように盛大に駅伝報告会を開催していただきありがとうございます。早いもので今年で4回目となって、学生最後の報告会になりました。毎年いい結果を報告したく頑張ってきましたが、今年は箱根駅伝4位ということで目標の3番以内、優勝には届くことはできませんでした。ですが、毎年のようにこのように応援してくださる方がいるというのはすごく嬉しく思っています。これから4年生はそれぞれのチームに向けて、競技を続ける者、別の道に進む者と分かれますが、どの道に進んでもそれぞれ頑張りますのでこれからも是非よろしくお願いいたします。4年間ありがとうございました」

◆原嶋渓
「今年度主将を務めさせていただきます原嶋渓です。今年は『原点と意欲〜努力の継続〜』というスローガンのもと、選手一人一人が意欲を持って積極的に練習に取り組み、選手層に厚みを加えチームのさらなるレベルアップに努めてまいります。チームの目標として、三大駅伝で3位以内に入ることを掲げています。今年の箱根駅伝を経験した6人を中心に、力のある新入生を加え、新4年生全員の力を合わせて一からチームの総合力で3強を崩していこうと考えています。昨年は強い4年生の力もあり、強い駒沢復活の兆しを見せることができました。今度は自分たちが駒沢の完全復活をお見せできるように、この一年チーム一丸となって頑張ってまいります。今年度も変わらぬご支援ご声援のほどよろしくお願いいたします」

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