• 応援してくれた人々、選手への感謝を述べた大八木監督=駒澤大学玉川キャンパスで(元井可奈子撮影)

  • 最後の箱根を終えた堀合は、主将として、一選手としての思いを語った。(菅野真由子撮影)

平成の常勝軍団復活!三強崩しに挑む~4番手では終われない~vol.1

[陸上競技部](2019年01月04日 17時50分)

1月3日、第95回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)後に、駒澤大学玉川キャンパスにて慰労会が行われた。
大八木弘明監督、堀合大輔主将の挨拶を掲載いたします。

◆大八木弘明監督
「2日間応援していただき、本当にありがとうございます。前回が12番、応援してくださっている方々を本当に悲しませたなという思いでいっぱいでした。当然予選会をトップでやっていかなければならないので、それを目標として予選会をトップで通ったら本戦は3番以内でやろうということで、この1年間はずっと(チームの)底上げをやってきました。(予選会では)ハーフマラソンを走らなくてはいけないので持久走に加えインターバル、スピードトレーニングのバランスをうまくとりながらやっていった結果、予選会は断トツトップで走れました。青学、東海、東洋の三強は、メンバーの層が厚い。そこを食うチームでなければもっと上は目指せない。一人ひとりがそういう意識で戦っていかないと上は目指せません。駒澤大学というのは、優勝している大学なので、優勝を目指せるチーム作りをしなかったら(応援してくださる)みなさんに喜んでもらうことができない。今回本戦で戦ってみて、やはり三強は強かった。見ていて感じたのは、(駒大は)集団では走れたが、一人ひとりのハートというか、「一人で突っ込んでいってもある程度我慢ができるんだ」というような気迫が三強よりも少し低かったと感じます。前に前に行って「自分が区間賞を取るんだ」というようなチームではなく、自分は安全にいこうというふうになっていたと。その辺の差があったのかなと思います。今回4番ということで、予選会は今年はありません。三大駅伝しっかりやります。出雲、全日本、箱根。スピードと箱根のハーフというものを考えて、3年生以下と今度入ってくる1年生も含めてもっと層の厚いレベルの高い意識の高いチーム作りをして喜んでいただけるような順位を取って頑張っていきたいなと思っています。今回4位となりましたが、この2年間はなかなか(結果が出ず)難しい時期ではありました。選手たちはよく頑張ってやってくれました。選手たちは強くなるんだという気持ちで1年間やってくれました。本当に感謝しております。ただ、4番で終われないというのが駒澤大学陸上部なので、もっと上を目指して頑張っていきたいと思っておりますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします」

◆堀合大輔(国4)
「昨日、今日と寒い中応援ありがとうございました。昨年に引き続き9区となって自分としても自信を持って走ったわけですが、区間順位でもタイムでも昨年よりも劣ってしまったのでそこは個人として非常に悔しさが残るレースとなりました。チームとしても総合3番以内という事を目標にしていて、往路のメンバーが前を追える位置でタスキを繋いでくれて復路の6区の(中村)大成であったり、7区の小島(海斗)も頑張ってくれていた中で8、9、10区が4年生のタスキリレーということで張り切っていた部分もありました。しかし、思うように前に進むことができず申し訳ないなと思う気持ちもありますので、来年も3年生も強い選手が残りますのでぜひ自分たちよりも強い世代になって欲しいなというふうに思います。卒業後は大八木監督が在籍していたヤクルトの方で、頑張りますので応援のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございました」


明日は、「平成の常勝軍団復活!三強崩しに挑む~4番手では終われない~vol.2」往路を走った片西景選手、山下一貴選手、中村大聖選手、加藤淳選手、伊東颯汰選手のコメントを掲載予定です。

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