• 相手のゾーンプレスに対応できた場面が多かったと語った針生=江戸川大駒木キャンパスで(曽根優衣奈撮影)

  • チャレンジャー精神で戦って行きたいと語った櫻井(中川達夫撮影)

  • 目の前の試合を全力で挑みたいと語った大髙(沢田遙香撮影)

  • 3Pシュートが決まりポーズを決める布田(中川達夫撮影)

先週の惜敗から東洋大に見事快勝!!再び見えてきた一部昇格への希望!!

[男子バスケットボール部](2018年10月28日 04時32分)

 第94回関東大学バスケットボールリーグ戦が10月27日、江戸川大駒木キャンパスで行われた。結果は以下の通り。





○駒大 79–53 東洋大●

(1P 19-15)

(2P 15-2)

(3P 23-17)

(4P 22-19)





【スターティングメンバー】

PF針生信洋(営4)

F金久保翔(経3)

F櫻井啓翔(法3)

PG澁田怜音(経2)

G渡邉陸(営2)





【スタッツリーダー】

得点 針生信洋 11

黒田将弘 9



リバウンド
針生信洋 9

渡邉陸 6


第1Q、駒大のミスから相手に序盤、先制される。しかし、針生のインサイドプレーや渡邉のリバウンドで、点差を縮め4点差で第1Qを終える。
続く第2Q、上武大戦で逆転3Pを決められなかった布田南樹(法3)が序盤から3Pを決めて駒大に流れを持っていく。その後も黒田将弘(英3)のレイアップで連続得点。相手のタイムアウト後も、星野太我(経2)、大髙祐哉(営3)の3Pシュートで一気に引き離していく。駒大の勢いそのまま、34-17で前半戦を終えた。
後半戦、スタメンから第3Qが始まる。序盤、粘り強いディフェンスに渡邉がゴール下からシュートし、息の合ったパスワークで櫻井の3Pシュートも決まり会場が湧く。その後もフリースローを獲得し、櫻井が2本目の3Pシュートを決めて23点差と大差で第3Qを終える。
好調のまま迎える第4Q序盤、オフェンスファウルでのトラブルがあったが、大髙の外からのシュート、星野のクイックで、相手をさらに引き離していく。追い上げを図る相手に、布田がボールをスティールし相手を抑えたまま、66-36の30点差に。ラストは控えメンバーが起用され、79-53と大差で東洋大に勝利した。


◆針生信洋
「(試合を終えて)先週の2試合を落としていたので、ゲームの入りは不安もあったが、快勝できたのでひとまずほっとしている。(序盤から点差をつけたが)東洋がゾーンプレスを仕掛けてくるのはわかっていたので、この1週間その対策をした。何回か引っかかってしまう場面もあったが、対応できる場面の方が多かったので、有利な展開にすることができたと思う。(終盤は普段出場機会が多くない選手も出場したが)この1週間『チーム一丸』という言葉を掲げてやってきた。その言葉通り、普段出ていない選手も出ることができてよかった。(終盤ベンチで高畑選手にボールを渡していたが)普段出ていない選手もベンチで自らボールを持って準備したり、そういう姿勢が見えた。ああいうのは体の準備より心の準備だと思うので、その後試合に出てもちゃんとプレーができていたのは、しっかり準備できていたからだと思う。代えのメンバー、シックスマンはゲームの入りが難しくて、それが上手くいっていない選手が多いのがこれまでの反省点だった。今日はしっかり準備してくれていたので、今日の試合をみる限りは改善されていたと思う。自分としては二重丸。(今日は少し判定に)審判が少し相手の監督に威圧されていたのかなという感じがした。お互いに吹かれたジャッジは変わらないので、そこをどれだけ調整してバスケットできるかがその選手の能力でもあると思う。『えー』とかアクションを起こしてしまう場面もあったが、それでも上手くファールに付き合いながら我慢できてやっていたと思う。(その中で自身はすごく冷静に見えたが)1人ぐらい冷静じゃないとね(笑)。それでキャプテンまでも一緒に『えー』とか言っていたらチームも不安になると思うし、みんなが自分の顔を見て『冷静にならなきゃ』と感じてくれればいい。(個人の出来は)オフェンスはよくなかったと思うが、相手の57番がすごく攻めてくるということだったので、今日はディフェンス重視でプレーした。点を取られることはあまりなかったので、自分の仕事は全うできたかなと思う。(次戦に向けて)明日の法政は順位では1つ上だが、離れている格上の相手。試合終わった後に残っているものがないように全て出しきるように戦っていきたい。魂です」


◆櫻井啓翔
「(今日の試合は)先週は自分たちより順位の下のチームに2連敗してしまって、入替戦も危うい状況になってしまった。今週は東洋大には負けられないと思って、今日は気を引き締めて最初から自分たちの勢いで戦おうと思ってプレーした。(今日の審判は)いつもと違う感じがした。みんなもそう感じていたと思う。審判によって見ている目線が違うので試合中に慣れなきゃいけないと思う。(連敗を経てこの一週間は何をしていたか)練習でどうこうよりも、連敗で雰囲気が悪くなってしまった。練習を盛り上げてその勢いを試合に出すという形で、声を出すということを意識して今週は練習した。(自身の調子は)怪我が重なっていて、今日も序盤で出なかったが、点差が離れている中で気持ちよく打てた。(怪我は)トレーナーの人には休まないと治らないと言われていたが、とりあえずリーグ戦終わるまでは。(次戦が2位の法大だが)入替戦した時に相手は一部なので、自分たちよりも上のチームに勝つという練習にもなるし、勝つことで入替戦が(確実に)決まってくるので、弱気にならずにチャレンジャー精神で戦っていきたい。」


◆大髙祐哉
「(今日の試合は)全部の試合が接戦とか、最後の何秒かで点差がつく試合だったが今日はみんなのシュートが入っていたのでこれぐらいの差がついたと思う。(自身の調子は)このリーグを通して、あまり調子良くなくてプレータイムもなかなかない中でずっと苦しんでいた。今日は自分が少し良くてプレータイムを勝ち取れたのでよかった。(調子が良くない要因は)気持ちだと思う。(連敗を経てこの一週間は何をしていたか) 3年生の副キャプテンなので、チームの雰囲気を落とさないようにチームをまとめる方に移って、気持ちを作って臨めた。(自身の役割は)スタートと入りは違うので、後から出ていく身としては元気を出すとか、活気づけられるように意識し始めたのは今日から(笑)。(ベンチで積極的に声がけをしていたが)ベンチでもコートで一緒に入っている気持ちで声は出すようにしている。(次戦が2位の法大だが)こっちはもう負けられないので。相手はこれ勝てばもう2位が決まるので、そこで一つ勝てば僕たちも良い形で3、4位と入替戦はほぼ確定になるので勝てるように。というより目の前の試合を全力で挑みたい」


◆布田南樹
「(試合を終えて)先週2敗したので、今日勝ててよかった。メンバーも普段出ていない選手が出れたのでよかった。(先週上武戦で悔しい思いをしたと思うが)最後自分が外して負けた。みんなはそこに至るまでのフリースローやイージーシュートが敗因だと言ってくれたが、自分としてはあそこで決めきれないのは準備不足だと思った。(試合後は涙も見えたが)悔しかった。(そこからの切り替え、取り組んだことは)次の日も試合があったので、とにかく勝とうと思ったが勝てなかった。火曜日のミーティングで順位の話があって、1敗でもすると3位になれない可能性があると言われた。みんな危機感を持って、この1週間の練習の雰囲気がすごくよかった。今日はそれが出たと思う。(今日は序盤から得点を重ねたが)入ってよかった(笑)。(前半得点後に親指と人差し指を丸め、残りの指を立てるポーズを決めていたが)3ポイントのサイン。あまり連続で入ることはないので、ちょっと調子に乗った(笑)。(審判の判定に少し不服そうな場面もあったが)僕はけっこうアグレッシブにボールに突っ込むので、ファールを取られてしまった。ファールがたまっちゃうとフリースローでピンチになっちゃうので、行く場面と行かない場面に気をつけたい。(終盤は普段出場機会が多くない選手も出場したが)4年生の尾形さんと中津さんをできるだけ多く出してあげたいし、みんなで1部に行きたい。明日も法政は強いがチームで勝てるようにしたい」

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