• 粘り強さを何度も見せたが、あと一歩及ばなかった駒大(澤田遥香撮影)

  • インサイドで得点を量産した金久保(石曽根和花撮影)

  • 終盤の3Pでチームに流れを運んだ星野

  • 今試合でもリバウンドでチームに大きく貢献した針生(澤田遥香撮影)

1ゴールが明暗を分けた…2試合連続で僅差の黒星

[男子バスケットボール部](2018年10月23日 13時58分)

 第94回関東大学バスケットボールリーグ戦が10月21日、江戸川大駒木キャンパスで行われた。結果は以下の通り。

●駒大 80–81 立教大○
(1P 23-20)
(2P 19-23)
(3P 21-25)
(4P 17-13)


【スターティングメンバー】
PF 針生信洋 (営4)
PF金久保翔(経3)
F黒田将弘(英3)
PG澁田怜音(経2)
G渡邉陸(営2)


【スタッツリーダー】
得点 金久保翔 22
針生信洋 16

リバウンド 針生信洋 12
渡邉陸 7


 序盤から激しくぶつかり合う展開が多く、終始スピーディーな試合だった。
 第1Q。試合半ば頃、相手はすでにチームファウル5を超えたにも関わらず、攻めの姿勢を崩さない。競り合いが続く中、ラスト4秒で星野大我(経2)が3Pを決めて駒大の粘り強さを見せつけた。続く第2Qでは、開始30秒で相手に3Pを決められてしまう。しかし、その直後から得点とゲームの流れを取り返すかのように、金久保がボールを守り抜いて得点を決め、針生も力強いリバウンドシュートを決める。その後も駒大は積極的に攻めを行うが、残り6分の段階で今度は駒大のチームファールが5を超えてしまう。だが、渡邉と星野の見事なコンビネーションプレーや澁田のゴール下の2連続得点があり、前半は42-43と接戦のまま終えた。
 第3Q、駒大が2Pで確実に得点を得ていたが、相手は3Pで得点を重ね、徐々に点差が開いていく。56-64で立大がリードしていた場面で澁田が3Pを決め、流れが駒大に傾き始めた。そして第4Qでは、立大のチームファールが再び5に。駒大のFTのチャンスが増えて70-72まで追いついたところで、澁田が2Pを決めて得点が並ぶ。しかし、そこから立大に勢いよく追い上げられ、ラスト5秒で1点差をつけられて試合が終了した。
展開が早く、攻め合いが激しいこのゲームは立大に軍配が上がった。駒大は粘り強いプレーを見せたものの、前日に続いて僅差での敗北。1ゴールが両校の明暗を分ける試合となった。


◆金久保翔
「(今日の状態は)いつも通りという感じ。チームは、アップからちょっと軽いかなとは思っていた。それが最後の1点差につながってしまったのではないかと思う。そこが今の弱いところ。(前半で特に、ファウルからフルースローを獲得する場面が多くあったが)相手のスタートのメンバーがいつもと違ってスモールラインナップで守ってきたので、身長差を使ってインサイドで攻めていこうとしたので、そこは良かった。(インサイドの選手は)リバウンドを取れてはいたが、なかなか点数につながらないまま前半が終わってしまった。リバウンド数では勝っていたが、そこで取りきれないとこういう差になった時に勝ちきれない。今までの1周目の試合では、リバウンドを取ってから点数につながっていたのが勝因の1つになっていたので、今日はリングに嫌われたというのもあるが、決めきれなかったのが大きかった。(2日連続で僅差で敗れたことは)1周目では勝っている相手だったので、なめた雰囲気ではなかったが、1周目勝っているという気持ちが1人1人どこかにあったのかなと思う。来週の試合もどっちも(1周目で)勝っている相手なので、今週のことがないように、もっと重く受け止めて1週間練習していきたい。(相手は30番を中心に3Pを多く決めてきたが)そこにアジェストできていなかった。第4ピリオドで、相手にやられたときにしっかり対策を練れば良かったが、とりあえず頑張ろうと行ってしまったところが勝敗につながったと思う。(来週の試合に向けて)今週負けてしまったことはしっかり反省しつつ、負けてしまった試合の中でもいいところも悪いところもある。そこをしっかり突き詰めて、いいところは来週に継続して、悪いところはもう一度直していくことができれば、しっかり2勝できると思うので頑張っていきたい」

◆星野太我
「(今日のコンディションは)自分は今怪我をしていて、あまり万全ではなかった。チームにおいても怪我をしている人が多くて、言い訳にはなってしまうが、ベストメンバーがいなかったのは事実だった。(今日の試合は)悔しい。勝てた試合だった。(相手のオフェンスについて)全体的に一対一が上手くて、ディフェンスが一苦労だった。(今回の試合で星野選手のシュート率が高かったことについて)絶対決めてやるという気持ちで出ているので、シュートを打った瞬間に入ると確信していた。(第4ピリオドに3Pを決めて試合の空気を大きく変えたが)自分はスタートで出るメンバーではなく、自分の仕事は空気を変えることだと思う。今日はもっと流れを変えるチャンスがあったが、上手く変えることが出来なかった。(次戦は)来週は、絶対に落とせない試合だと思う。1チーム目は東洋大で、もう1チームは法大で強豪校なので、今日の立大のようにチャレンジャー精神で勝てたらいいと思う」


発行冊子最新号一覧背景(左)

男子バスケットボール部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)