• ゴール下で欠かせない存在の針生=江戸川大学駒木キャンパスで(奥野凌河撮影)

  • 尾形は限られた時間で存在感をみせた(高橋美里撮影)

  • 逆転3Pシュートを決めた櫻井

  • 澁田は司令塔としてゲームメイクをした

埼玉工業大に苦戦するも見事2連勝!見えてきた一部昇格の希望

[男子バスケットボール部](2018年10月17日 13時33分)

第94回関東大学バスケットボールリーグ戦が10月15日、江戸川大駒木キャンパスで行われた。結果は以下の通り。

○駒大 87-70 埼玉工業大●
(1P 17-13)
(2P 18-28)
(3P 26-16)
(4P 26-13)

【スターティングメンバー】
F 針生信洋 (営4)
F金久保翔(経3)
F櫻井啓翔(法3)
PG澁田怜音(経2)
G渡邉陸(営2)

【スタッツリーダー】
得点 櫻井啓翔 18
針生信洋 14
布田南樹 14

リバウンド 針生信洋 14
金久保翔 9
高橋史弥 7

◆白井憲二監督
「(今日は)相手を見てたわけじゃないと思うんだけど、合わせてしまっている感じがあった。スロースタートになってしまったのは反省点。昨日にかけてた部分もあったので、安心してしまい、出だしの悪さにつながったのかもしれない。(2試合連続の逆転勝ちだが)逆転勝ちしたのは評価できる。第4Qの集中力はこのチームの強みでもあり、そこは褒めてあげたい。(順位に関しては)このチームではずっと1部昇格とインカレ出場をスローガンとしている。落とせない戦いが続いているけど、落とすことなく3位以上、できれば自動昇格までいきたい。(ディフェンスも好調だが)個々でカバーしているところがあって、ここにきてそこに粘りがプラスされてきた。春からの成長だと思う。選手層が厚く、誰が出ても変わらないというのも強み。(選手層という点では、今日は多くの選手が二桁得点をあげたが)そこは1番の強み。20点30点を取れるプレイヤーがいるわけじゃなく、どこからでも点を取れる。(リーグ終盤に向けて)何度も言っていることになってしまうが、1周目で勝ったチームに2周目も勝ちきること、そして負けたチームにいかに勝てるかだと思う。法政、江戸川、国士舘あたりはなんとか崩していきたい。」

◆針生信洋
「(今日を振り返って)この1週間、慶大戦にフォーカスをしていて、今日はどこか抜けちゃっている部分があったのかもしれない。(その中でしっかり逆転勝ちしたが)ゲームを通して集中力を保つことを大切にしている。最近はダメになってからの集中力がよくなっている。(満遍なく得点できたが)全員で点を取れるというのは強み。どこからでも点を取れると相手は守りにくいと思う。これからも誰かに固執することなくいければいい。(下級生が多いチームを引っ張る立場として)下級生が多いチームの中で、自分は1年から出してもらっている。そういった意味で技術を教えるというよりは経験をいかしていきたい。勝負所で焦ることなく、より冷静にプレーしたい。(リーグ終盤に向けて)どこが相手でも、相手を見ずにチャレンジャーとして、そして受け身にならずに攻めていく戦いをしたい(魂)」

◆尾形祐甫(文4)
「(リーグ戦初出場だが)公務員試験の為に夏の期間からリーグ戦3周目あたりから抜けていて、3敗してる中での復帰だった。そういうのを含めて自分は第一線で試合に絡むことがないが、復帰したらチームが明るくなるように努めた。試合に出させてもらって感謝の気持ちしかない。(最後3Pシュートを決めたが)ホッとしたのと嬉しい気持ちが半々だった。(ベンチからチームを見て)相手によって考えることや入る時の気持ちが違うが、特に今日は序盤が情けない試合展開だった。良い流れのときはみんないい気持ちでプレーできてるから自分は何も言わないが、悪い流れのときはチームの雰囲気を明るくできるようにしている。それが自分の役目であると思う。(残りの試合への意気込みは)まずは1つでも順位を上げて一部昇格できるように頑張りたい」

◆櫻井啓翔
「(今日の試合を振り返って)できれば簡単に勝ちたかったが、前半苦しい試合になって、昨日と同じに展開になったから気持ちが落ち込んでた部分はあった。最後は自分たちらしさが出たから良かった。(第3Qの逆転3Pシュートは)前半、ちょっとドライブとか中に詰めていくプレーが多かった。軽いオフェンスが出来なかったから後半どんどん打ってこうという気持ちでプレーして、その結果、あそこでいいシュートが打てた。(自身の調子は)後半、気持ちよく打てて、入ってくれたから思い切って打ったのが3Pシュートにつながった。(守備は自陣からチャージをかける場面が多かったが)前半、相手のペースで試合が進んでしまったから前からプレッシャーをかけた。自分たちが早いオフェンスが出来るように前からどんどんアッタクして、流れを作っていくようにした。(第3QのTOから流れが変わったが)TOはゲームを左右する重要なものだからそこで気持ちを切り替えることが試合の勝敗を左右する。TOの時にみんなで声かけして、気持ちが入った。(最後、4年生が出場していたが)もっと4年生を出してあげたい。最後はしっかり点差をつけて、4年生を出せた。副キャプテンの尾形さんもシュートを決められたから結果的には良かった。(駒大の順位については)今年は4位まで1部に上がるチャンスがあるが、出来れば自働昇格で上がりたい。もし、そこを逃したとしても3位、4位にはしっかり入って、入れ替え戦で勝つことを目標にやっていく。(次戦に向けて一言)昨日と同じことだが、1周目で勝っている相手。今日みたいな試合にならないように気持ちを入れて戦っていきたい」

◆澁田怜音
「(今日は)格下の相手でそれを意識しないつもりで入ったが、ミスが多かったり点差があまり伸びなかった。いつも通りやっていたつもりだったが、そこは見直さなければならないと思う。(改善点は)後半になってやっと軌道に乗りだして、それを前半から出来てたら接戦にはならなかったと思う。(点を離されてしまったときは)今までずっと接戦でやってきたので、落ち着いてプレーできた。1部に行くためにはこういう相手に接戦をしていては駄目だなと感じた。(逆転して最終的には20点差近く離したが)今年一年自分たちの強みとしてあげてきたのは、ディフェンス。第4Qではそのディフェンスがしっかりと機能していた。(第4Q後半、ベンチの4年生が出ていたが)最初のプランでは前半から点差を離して、3Pシュートまで自分たちがしっかりして、先輩たちを出すという風に考えていた。それが今回はできなかったので、次の試合ではみんなが試合に絡めるようにしていきたい。(次戦は)目標は1部に行くことなので、残りの試合は絶対に負けてはいけない。全勝する気持ちで気合いを入れていきたい」

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