• チーム一丸となって頑張っていきたいと語った齋藤=ウイングハット春日部で(元井可奈子撮影)

  • リベロとしてボールを繋げる新田(石曽根和花撮影)

  • チームを明るく引っ張る佐藤(石曽根和花撮影)

日大にフルセットで善戦するも、勝ちきれず8連敗

[男子バレーボール部](2018年10月16日 17時19分)

平成30年度秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦、対日大戦が10月14日、ウイングハット春日部にて行われた。結果は以下の通り。






<スコア>

駒大2-3☆
日大

1set(24-26)

2set(25-23)

3set(18-25)

4set(25-23)

5set(6-15)






<スターティングメンバー>


2 丸山航(国4)

7 遠藤樹(G4)

11 谷平拓海(現3)

13 齋藤浩貴(歴3)

14 橋本直幸(政3)

17 新田拓己(商3)★

18 山田大悟(経2)

22 山根晏輝(G2)★




★はリベロ


第1セット、序盤から日大を追いかける形でゲームが進む。谷平、橋本を中心とした攻撃により、必死に相手に食らいつく。点は決まるもののなかなか相手の背を捕らえることができない。途中、森田 凌雅(営2)が交代で入り、1点差まで追いつく場面も。デュースまで持ち込むが、あと一歩届かず、このセットを落とす。
続く第2セット、森田が引き続きコートに立ち、1点目も森田が得点。しかし、相手にリードされる状況は第1セットと変わらず、ゲームは日大リードで進む。途中、佐藤健(営4)を起用し、流れは駒大に。終盤、ピンチサーバーで共田 信一(歴3)が入り、流れを掴みきり、3点連続ポイントを獲得。一気に点を入れ、このセットをものにする。
第3セット、駒大は1点目を先取するも、依然として流れは日大に。序盤から大きな点差をつけられ、厳しい戦いを強いられる。連続失点の場面が何度かあり、広がる点差。そのまま逃げ切られてしまいこのセットを落とす。
続く、第4セットで試合早々3点連続失点し、このセットも劣勢の中、日大を追いかける展開に。相手のネットぎわで魅せる粘り強いレシーブになかなか点も決まらない。しかし、終盤、齋藤の活躍により5点連続ポイントを一気に獲得し、逆転。駒大のリードのまま、このセットをものにする。
第4セットで驚異の追い上げを見せた駒大。しかし、最終セットでは序盤から相手に4点連続ポイントを許してしまい、差をつけられてしまう。なんとか齋藤のスパイクで1点も入れられていない状況を打破するが、相手のサーブに翻弄され、攻撃がなかなか決まらない。一気に点差を広げられてしまい、追いつけずこのゲームを落としてしまった。



◆鈴木淳平監督
「(昨日と今日の試合の総評)負けたという結果を重く受け止めて、ずっと連敗が続いてきていてだめになりそうなところでどれだけ踏ん張れるかなっていうのは一つ大事なポイントであって、昨日のゲームに関しては相手が非常に良かったのは認めざるを得ないし、こちらとしてはもう少し力を発揮して欲しかった。簡単に言うと力強さというか我慢強さはなかったかなと。昨日の結果を受けての今日の試合だったが相手がどうこうというよりも、昨日同様、期待してるほどのことはできてないなと。ちょっと物足りない部分がたくさんありましたし、昨日の結果、今日の結果、内容をみるとほぼ負けているような試合でこちら常に劣勢な状態でゲームが進んでいく中で、メンバー変えながら、あれこれ策を講じながらセットが取れたり、ポイントが取れたり、希望的な観測をすれば次に繋がるとか、やってきたことが多少は出せている気はするが、内容がどうこうとかではなく、きちんと結果を出さなければならない。そういう試合が続いているので、それで白星を挙げられないのはチーム全体の力不足だと思ってる。(連敗が続いてるのは我慢強さなどが大きな要因なのか)試合においてはそれが一番大きな原因だし、心の体力がないというか、辛いところでどれだけ頑張れるかというのは大事なポイントだが、そういう点では劣っている。それはどういうところで養われるかというと試合でも勿論そうかもしれないが普段の練習だとか、私生活だとか、物事に取り組む姿勢だとか、そういうのがそのまま出ると思うので大いに反省すべき点がいっぱいあるんじゃないかなと。特に、私はバレーボールのコートの中で、あるいはその周辺でしか彼らの行動を見てないが、おそらく私生活や学生生活の中で甘えや緩みがある。コートの中でも当然それが注意不足で出るミスがたくさん続いたりする。そういうのを何度も何度も指摘するのが私の仕事なので指摘はするが、実際はそれが問題だという意識が本人たちの中で乏しくて、なかなか変えられないというのが一番の精神的な弱さ、心の体力の弱さと言うのがやはりそこ(結果)に繋がってるのではないかなと。(来週の慶應戦に向けて一言)4年生は最後のリーグ戦ですし、秋季リーグ最後の試合になるのでしっかりと出来ることをきちんと出して、心の面でもこれだけ負け続けて、打たれ続けた結果としてそこから何か得たものがあったと見受けられるならば内容と勝利という結果を求めたいと思う」


◆齋藤浩貴
「(今日は)ポジティブに捉えると、第4セット目の出だしから苦しい状態で、中盤までずっとリードされていたが、そこから逆転できてセットを取れたのは、良かったと思う。勝てなかったところは良くないと思うけど、ネガティブのままでいるとずっとそのままなので。良かったプレーは良かった、悪かったプレーは悪かったていう風に切り替えれば、次にまたつながると思う。結局、結果は出てしまっているので、また切り替えて、来週の慶大戦で勝って望みを繋げたいと思う。(第4セットで活躍したが)第1セット目で代えられて悔しいと思っていた。ベンチから準備しとけと言われて、言われた結果活躍できたので、第4セット目だけだったけどチームに貢献できてよかったと思う。(現在9位だが)初日の2日間しか勝ててなくて、そこからずっと負けているので、正直チーム的には苦しい状態だと思う。もう下から這い上がるしかないので、何も守ることもない。守りに入らず、攻めていきたい。だけどフォローもしつつ、チーム一丸となって頑張っていきたいと思う」

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