今季3度目の完封!!!優勝を手繰り寄せる渡邉の快投で帝京大に勝利
[準硬式野球部]東都大学準硬式野球秋季リーグ2部対帝京大3回戦(2018年10月14日 01時10分)
東都大学準硬式野球2部秋季リーグ対帝京大3回戦が10月12日、新座市総合運動公園野球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
駒 大 020 001 000 =3
帝京大 000 000 000 =0
打安点
(6)稲 葉520
(4)山 名500
(9)長谷川410
(3)朝 木300
(D)鈴 木300
(2)岩 崎400
(5)加 園211
H大 谷100
5田 中000
(7)亀 岡411
(8)岩 田411
計3563
回 打安責奪三振四死球
〇渡邉 9 3240 5 3
ロースコアでの勝利が目立つ駒大。帝京大3戦目は走塁で得点のチャンスを作り、そのチャンスをしっかり活かすことが勝利への鍵となった。投手では先発した渡邉直輝(市4)が、7回まで二塁を踏ませることなく、テンポの良い投球で相手打線を手玉に取った。8回に1死から死球と安打で一、三塁とこの日一番のピンチを背負うが、渡邉は落ち着いて後続を二者凡退に抑え、その勢いで9回もピシャリ。今季3度目の完封勝利を手にした。
打線は2回に相手野手のエラーなどで、1死一、三塁とすると加園凌大(経3)が、5試合ぶりの適時打を放ち先制する。続くチャンスで岩田励史(文2)が中前に安打を放つと、2塁走者の岩崎文哉(営3)が爆走し生還。この回2点を挙げ試合の流れを作った。6回に長谷川陽祐(商3)の盗塁でチャンスを広げ得点し、点には繋がらなかったが7回、9回には稲葉慶伍(仏1)が盗塁と捕手の送球が逸れた間に3塁を陥れる好走塁を見せるなど、足を絡めた攻撃が光った。これでチームは勝点3を獲得。まずは次戦の法大Ⅱ戦に勝利し、青学大との優勝を懸けた直接対決を迎える。
◆加園凌大(経3)
「(試合を振り返って)昨日の試合と同様に守備でミスもなく、ピッチャーもいいピッチングをしてくれたので全体的に締まった試合になった。向こうのピッチャーもゾーンを意識して投げたり、低めにボールを集めたりしてきたので、チャンスを作るところまではいったが得点にはなかなか繋がらなかった。(試合時間が短くテンポよく進んだが)両チームのピッチャーともゾーンに投げ込む力があったのと、帝京は初戦から初球から早打ちをしてきていたので。それが要因かなと。(春と比べてロースコアで勝つという試合が多いが)そうですね。やっぱり春は勢いやできすぎた部分もあったり、相手のミスもあったので大量得点ができていたが、対戦するチームのピッチャーが仕上がってきたというのもあるし、こっちの打撃も上手くいかない部分もある。打つだけに頼らないようにここ2試合くらいは足も絡めて攻撃しているが、なかなかバントやエンドランで決めきれずにミスが出る。得点のシーンを潰してしまっているから、というのはある。(次は来週に2試合あり優勝争いが大詰めになってきたが)そこで(法大Ⅱと青学大に)2連勝したら優勝なので、勝点5で優勝を目指していきたい。優勝すれば(1部では)東海大が最下位で、春の入替戦の時のリベンジができるので、そこはみんな燃えていると思う。(意気込みを)まず月曜日の練習で、昨日今日で上手くいかなかったサインプレーの確認や、バットの振りこみをして水金の試合に備えていきたい」
◆渡邉直輝(市4)
「(今日の調子は)今日は、結構気合いを入れてやっていたので、初回から調子よく投げれた。今日は、ストレートを生かしたいと思っていたので変化球を初回から使っていた。変化球が思ったよりキレていた。いつもカウントを取るだけの変化球で三振を取れたり、的を絞らせないようにツーシームで打たせてとることができたので、自分の思った通りの投球ができた。(ランナーが出た時はほとんどゲッツーを取れていたが)全部ツーシーム。(今季の完封勝利が3回目となったが調子は上がっているか)青学大戦はあまり調子が良くなかったが、練習で調整をしたら良くなったてきたので調子は良いかなと思う。(球数は)全然、気にしていない。(チームは優勝を狙えるところまで来てるが)次戦はみんな今日の勝利で、行くしかないという雰囲気。この勢いで次も行けたらいいと思う」
◆稲葉慶伍(仏1)
「(今日の試合を振り返って)青学大戦の時に2つエラーをしたので、今日はエラーがなくてほっとしている。(攻撃と守備はどっちを重視しているか)守備に不安があると打撃も集中できないので守備をしっかりやって、打席入った時に集中する。(盗塁とエンドランで足を絡めているが)自分がそういうタイプなので塁に出た時は意識している。(7回に出塁して盗塁を決めた時)ショートがスライディングをしてキャッチャーからの送球を取っていたからこっちには投げないと思って、三塁を狙った。(打席での粘りは)そこまでファールは狙っていない。厳しい球が来たらタイミング遅らせてバット出したらファールになった。ファールで粘っていたら甘い球が来て上手く打てた。(盗塁で意識していることは)変化球のカウントで走るようにしている。変化球の方がストレートより到達時間が遅いので変化球がきそうなタイミングで走っている。まずは守備をしっかりやる。そして、1番打者として自分の仕事を果たしたい」
※次戦、対法大Ⅱ戦は10月17日(水)9:45より府中市民球場にて行われる予定。
■府中市民球場へのアクセス
JR武蔵野線 「北府中駅」下車 徒歩5分
京王線 「府中駅」 下車 徒歩7分
京王バス (東芝前・総合医療センター経由)
国立駅行き市民球場前 下車1分
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