• 9回3安打8奪三振の好投で今季2度目の完封勝利を挙げた渡邉=新座市総合運動公園野球場で(富岡亮弥撮影)

  • 5回に追加点となる2号本塁打を放った岩崎。この1本が決勝点となった

  • 守備陣が7回以降に4失策。試合を通して守備にムラを無くすことはこれからの大きな課題の一つだ

渡邉が今季2度目の完封!!リーグ首位の青学大に先手を取る

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球秋季リーグ2部対青学大1回戦(2018年10月03日 00時59分)

東都大学準硬式野球2部秋季リーグ対青学大1回戦が10月2日、新座市総合運動公園野球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


駒 大 100 010 000 =2
青学大 000 000 000 =0

     打安点
(6)稲 葉430
(8)亀 岡400
(9)長谷川410
 9船 崎000
(3)朝 木410
R3田 中000
(7)鈴 木300
 7岩 田000
(D)大 谷300
 H小 堺100
(2)岩 崎411
(5)加 園300
(4)山 名310
    計3371
二塁打:稲葉(1回)
本塁打:岩崎2号(5回)

    回  打安責奪三振四死球
〇渡邉 9  3630 8  4

 現在勝点2を獲得し首位に立つ青学大との天王山。捕手の岩崎文哉(営3)の本塁打と渡邉直輝(市4)の完封で逃げ切り、リーグ優勝を目指す上で絶対に負けられない相手に先手を取った。
 打線は初回に稲葉慶伍(仏1)がいきなり左翼手の頭を超える二塁打を放ち、後続が安打などで1死二、三塁の好機を作ると相手野手の失策により思わぬ形で先制した。5回には岩崎が今季2号となる左越え本塁打を打ち援護するも、相手投手の粘りのピッチングにより得点は2点止まりだった。
 先発の渡邉は自分の投球を「前半はあまり思うようにいかなかったが、要所でギアを上げて投げられたので良かった」と振り返り、7回以降野手陣の守備の乱れで毎回先頭打者を塁に出すも得点は許さない好投を見せた。そのまま9回を投げ切り、今季2度目の完封勝利を挙げた。


◆加園凌大 主将(経3)
「(試合を振り返って)何といっても直輝さんがナイスピッチングだった。しっかりと抑えてくれてこっちは守備でエラーが4つくらい出てしまったが、それでも要所でしっかり抑えてくれた。1週間ぶりの試合だったが、しっかりコンディションを整えてくれていてナイスピッチングだった。(次の試合までまた1週間空くがどう過ごすか)今、なかなかグラウンドが取れない状況。前回の試合から1週間空くバッティングの面で不足していたところがあった。毎度のことだが、個人個人でしっかりとバットを振りこんで調子を整えてもらうしかない。(現在首位を走る青学大に先手を取ったが)そこはもう必須なので。逆に青学大に負けてしまうと優勝は無いので勝利が前提。今日勝てたのは大きい。(次戦は対青学大2回戦だが)また火曜日に試合がある。毎回今日みたいに良いピッチングをしてほしいが、まずは守備をしっかりしてバッティングに繋げられたらなと思う。(リーグ戦を折り返して終盤に入っているが残り試合をどう戦っていくか)これからは勝点に関わってくる。青学と競っている状況で、終盤に入っていると考えるよりも、まずは来週青学から勝点を取ってその後良いリズムで戦っていけたらいい」

◆渡邉直輝(市4)
「(かなり疲れているように見える)疲れました…(今季2度目の完封勝利となったが)国学大戦から間隔が空いていて感覚がズレていたが、5回くらいから自分のピッチングができるようになってきて、何なら今日は自分の調整のための登板にしました。(5回から自分のピッチングができるようになったと話したが、序盤から三振を多くとるなど調子がいいように見えたが)向こうがただ単にボールに合っていなかった。(守備では野手のエラーが多かったが)元々グラウンドが悪かったのでエラーは出るだろうなとは思っていたが、思っていたよりも多くて大変だった。(7回以降はエラーで毎回走者を出されたがどういう気持ちだったか)毎回出されると、投げるのに集中力が必要でずっと気を張っていないといけないので結構疲れる。(春と比べて失点の数が減っているが秘訣は)自分の中で、ピンチの場面などでギアを上げてしっかり抑えなければという気持ちが春よりも強くなっているのがある。(リーグ戦を折り返して終盤に入っているが残り試合をどう戦っていくか)前半通りしっかり点を取って、守備では大きなミスが無いようにみんなで試合を作っていくことが大事だと思うし、ピッチャーは自分以外にもピッチャーがいるのでどんどん使っていきたい。」


※次戦、対青学大2回戦は10月9日(火)9:45より綾瀬スポーツ公園第一野球場にて行われる予定。

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