• 課題を修正し、自己ベストを更新した狩野(岡田あおい撮影)

  • 今年、3回目の13分台を記録した小島(奧野凌河撮影)

また出た!13分台!小島が自己ベスト更新し、駒大5000m記録で現役1位に!

[陸上競技部](2018年09月29日 22時31分)

平成30年度第3回世田谷陸上競技記録会が9月29日、世田谷区立陸上競技場で行われた。結果は以下の通り(上位3位までと駒大関係のみ) 。

【5000m】
〈9組〉
1位 川上 有生(東北高)14’25”96
2位 落合 葵斗(神大)14’26”74
3位 松尾 鴻雅(城西大)14’27”44
11位 狩野 未基(国2)14’35”56☆

〈12組〉
1位 MASAI SAMWEL(カネボウ)13’29”84
2位 Alexander Mutiso(NDソフト)13’39”46
3位 Kositany Elijah(Honda)13’41”24
5位 小島 海斗(市2)13’52”00☆

※☆は自己ベスト更新


9組には狩野が出場した。
雨が降り、滑りやすいコンディションの中、序盤は集団の前方でレースを展開する。その後も集団の前方に位置するも、残り1000mから徐々にペースが落ちる。ラストは苦しそうな表情を浮かべながら力走。自己ベストを10秒以上回る14分35秒56でゴールした。

12組には小島が出場した。
序盤、縦長の集団後方につく。1500mを過ぎると、集団は2つに分かれた。小島は第2集団中頃につき、前を狙う様子で3000m付近まで走る。その後、どんどんスピードを上げ、第2集団を抜け出すと、小島の後に集団を抜け出した設楽悠太(Honda)と並んだ。共に競合い、ラストスパート勝負になるも、最後はあと一歩及ばず。自己ベストを3秒65更新し、ゴールした。


◆藤田敦史ヘッドコーチ
「(今日のレースを振り返って)2人とも自己ベストが出ているので、内容を抜きにして結果的には良かったかなと思う。狩野に関しては前回の日体大(記録会)が良くなくて、前回自分がレースを作って引っ張ったのは良かったのだが、後半失速してしまったという課題があった。今回その課題を少し修正しようということで、後ろから行って中盤きつくなったところで落ちるかなと思ったがそこで粘ることができたので自己ベストを出せたのだと思う。ただ駒大の選手としてはそのタイムで満足してもらっては困るので、さらにもっと上を目指してやらなければいけないところだと思う。小島に関しては思ったよりも走れたなという印象。夏合宿の時などしばらく練習できなかった時期があったので、思ったよりも走ったなという感じがある。だか、彼の良さは最後のラストスパートで今回それを全く出せなかった。ずっとイーブンで走っていた。最後はいつもボンっと切り替わるがそれがなかった。それはやはり練習をやってないから出れなかったということ。それを出せれば13分40秒台が間違いなく出たレースだったのでちょっともったいなかったなと思う。そういう意味で詰めが甘いというか、練習の継続ができてない部分が今回出てしまった。なので練習をしっかりと継続してやらないとやはり高いレベルにはいかない。本人も今回それをよく分かったと思う。そうは言っても、チャンスはそんなに巡ってこないので、(タイムを)出しておくべき時に出しておかないとなかなかタイミングは巡ってこない。だから少しもったいなかったなと思う。(予選会まで残りわずかだがチームは)雰囲気はいいと思う。夏合宿から継続してずっといい状態をキープしてここまで来ているので、あと気を抜かずに2週間やるということが大事。選手たちの走りを毎日見ていて、いい状態が悪い状態かは分かる。ずっと見てる中でいい状態が高いレベルで続いているので、これをキープしていきたい」

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