• プロ志望届を提出した白銀(寒川朋子撮影)

  • 気迫あふれる投球が持ち味だ

  • 今春の対立正大2回戦で149km/hを記録した(中川達夫撮影)

  • プロ志望届を提出した巴山

  • プレーだけでなく、声でベンチを盛り上げる存在でもある

白銀、巴山がプロ志望届提出

[硬式野球部](2018年09月27日 17時38分)

 硬式野球部の白銀滉大(法4)、巴山颯太郎(法4)が9月26日、全日本大学野球連盟にプロ志望届を提出した。

 白銀は右横手から最速149km/hの直球と6種類の変化球を駆使する鉄腕リリーバー。駒大では1年春から登板機会を得るも、10月に右肘靭帯の部分断裂で離脱。2年秋に復帰すると、以降は安定感のある救援投手として登板を重ねた。昨秋は救援のみで規定投球回に到達し、43 回1/3を5失点、防御率1.21。入替戦でも全2試合に登板し、6回1/3を無失点に抑え1部復帰の立役者となった。東都1部2部通算44試合中43試合が救援登板である。プロ野球選手には以前から憧れを持ち、今年2月の松山キャンプでプロ志望を明言。NPB球団を志望している。

 巴山は在学中全てのシーズンで出場を果たした左打ちの好打者。2年次には主に4番一塁として春秋全試合にスタメン出場し、年間打率.286、2本塁打、11打点を記録した。だが、3年春は23打数1安打で打率.043に終わると、以降成績が低迷。昨秋はベンチ外も経験した。それでも今季は8番指名打者などで9月27日時点で全試合に出場。中大2回戦で3季27打席ぶりの安打を放つと、続く対国学大1回戦では4季ぶりの複数安打も記録した。守備では主に一塁を守るが、今年8月からは外野手にも挑戦。独立リーグ球団を志望している。


◆白銀 滉大(しろがね こうた)
1997年2月20日生まれ。180cm76㎏。千葉県出身。法学部法律学科4年。右投げ右打ち。
野球を始めたのは「親に聞いたら年長ぐらい」。増尾レッドスターズ、逆井中(軟式)を経て、小学校時代から憧れていた2学年上の近藤スルヤ秀光(現パイオニア軟式野球部)を追い日体大柏高へ。高校3年夏の大会はエースとして活躍も、専大松戸高に敗れベスト4。駒大へは練習試合で対戦した高校の監督の紹介で進学した。
東都1部2部通算44試合出場、3勝6敗、111回、95奪三振、防御率2.03(9月27日時点)

◆巴山 颯太郎(はやま そうたろう)
1996年5月9日生まれ。172cm82㎏。長野県出身。法学部法律学科4年。右投げ左打ち。
望月リトルリーグ、上畑リトルシニアを経て、知徳高に進学。高校時代は外野手や三塁手として活躍した。
東都1部2部通算48試合出場、154打席、136打数、30安打、2本塁打、15打点、打率.221(9月27日時点)

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