• 勝数が敗数に追いつくよう、頑張りたいと語った丸山=小田原アリーナで(元井可奈子撮影)

  • 今試合で最多得点となった谷平

  • 立て直しを図る駒大

強豪に無念のストレート負け。駒大のバレー発揮できず

[男子バレーボール部](2018年09月23日 23時39分)

平成30年度秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦、対日体大戦が9月23日、小田原アリーナにて行われた。結果は以下の通り。




<スコア>


駒大0-3☆日体大

1set(19-25)

2set(16-25)

3set(17-25)






<スターティングメンバー>

2 丸山航(国4)



11 谷平拓海(現3)

13 齋藤浩貴(歴3)


14 橋本直幸(政3)

18 山田大悟(経2)

22 山根晏輝(G2)★
23 谷崎晃平(商2)

★はリベロ


<最多得点>
谷平拓海 10得点 {アタック20本中10本 (決定率50%)}



リーグ戦開幕から強豪相手に連勝を遂げていた駒大。好調な滑り出しだったが、筑波大戦から連敗を喫している。この状況を脱したい第6戦、今季全勝している日体大と対戦した。
第1セット、ネット際で指をボールがかする場面は多く見られたが拾いきれず、じりじりと点差を離される。橋本、山田を中心とする攻撃陣のスパイクも決まりはするが、追いつけず、そのままこのセットを落とす。
続く第2セット、序盤から4点連続で失点し、大きく点差が開いてしまう。中々、駒大の攻撃が決まらず相手の力強いサーブやスパイクに翻弄され、点差を縮めることができない。10点近く差がつく場面はあったが諦めず食らいつく駒大。しかし、相手の流れを振り切ることができずこのセットを落とす。
第3セット、この試合で初めて駒大がリードする場面が見られる。序盤は接戦だったが中盤広がった点差を埋められず、ゲームが進む。最後は相手の連続得点を許してしまい、このゲームを落とす。



◆鈴木淳平監督
「(今日の総評は)日体大のサーブは非常に良かった。サーブレシーブの研究率が低い人を重点的に狙ってきて、選手それぞれのサーブの質が良かった。ミスも少なく、コースも質の高いサーブを打たれて、非常にやりづらかった。それが駒大にとってみたら一番つらいやられ方。そうは言っても全てのサービスエースを取られたわけではないのでノータッチでサービスエースを取られたのをいかに落とさないで拾えるか。あとは相手に返ってしまったものをどう前で防御するか。そういうのをちゃんとわかっていれば、もう少し内容的にも充実してたんじゃないかなと。あとは相手のブロックに関して、一枚でちゃんとコースを作って、トスの落下点、アタックのボールを打つポイントを見極めて一枚でも確実に止まるというブロックを日体大はやっていたので、(駒大に)せっかくパスが返って、いいトスが上がったとしても、ブロックでシャットアウトされる場面が今日は特に多かった。全勝でやってきている日体大として、サーブとブロックが非常に手堅く、質の高い内容で、ちょっと今の駒大では通用しないかなと。(来週の試合に向けて)もしかしたら2勝したのが悪い方に向いている気はする。勝ち星が2つあるのは非常にありがたいことだが、その後の4連敗を考えるとちょっとどうかなと。残りの試合、あと5試合全て負けるという可能性もあるので、そうならないように一戦一戦次の試合に向けて、いい準備をしてしっかりと頑張っていきたい。これで気持ちが引き締まって、(選手は)なるべくしっかりやらなければとうまく切り替えられると思うので残りの5試合、一つ一つ勝ち星を集めていきたい」


◆丸山航
「(自身の調子は)調子は悪くはなかったと思うが、負けたということは自分の責任もあるのかなと感じる。(試合を振り返ってみて)最初から最後まで押されていた。常に自分たちの波に乗れなくて、これでは勝てないなと思った。(原因は)サーブカットを返して、攻撃でリズム作りたかったが、相手のサーブが強かった。だから、ノータッチでサービスエースを取られたりとか。恐らく相当データを取られていて、自分のトスワークがバレていたんじゃないかと思う。開幕戦は何もデータのない状態だったので、上手くハマった攻撃が多かった。あくまで自分の予想だが、開幕戦連勝して周りの注目も高くなって、データを取られていたんじゃないかと思う。(遠藤樹(G4)が出ていなかったが)昨日の試合も遠藤と自分が合わなかった場面があった。遠藤はミスをすると落ち込みやすくて、そういうところはあいつの悪いところで、直さなきゃいけないところだと思う。昨日はそういう雰囲気だったので、谷崎に変えた。今回もそのままでいんじゃないかということで谷崎スタートにした。(次戦に向けて)リベロの宮崎敬(歴4)が教育実習でいなくて、遠藤も今試合みたいに出なかったら4年でコートに立つの自分だけなので、必然的に引っ張らなきゃいけないが、まだ出来きれてない。負け越しているので、勝数が敗数に追いつくよう、頑張りたい」

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