• 積極的なレースで自己ベストを更新した新矢(大島拓人撮影)

  • 終盤、苦しみながらも自己ベストを更新した町田(大黒哲志撮影)

  • 伊藤は終盤、粘り切ることができなかった(曽根優衣奈撮影)

  • 狩野は前半、主導権を握りながらも失速した(奧野凌河撮影)

  • 自らトップに立ち、集団を引っ張った原嶋

新矢、町田が自己ベスト更新!レースの主導権を握る場面が光る!

[陸上競技部](2018年09月23日 22時17分)

第265回日本体育大学長距離競技会が9月23日、日本体育大学健志台陸上競技場にて行われた。結果は以下の通り(上位3人と駒大のみ)。

【5000m】
〈21組〉
1位 樋口 翔太(佐野日大高)14’43”78
2位 堀内 晟壱(佐久長聖高)14’45”09
3位 新矢 連士(市1)14’46”62☆★
6位 町田 将光(国1)14’50”23☆

〈23組〉
1位 鈴木 玲央(秋田工業高)14’38”97
2位 東福 龍太郎(法政大)14’41”61
3位 稲田 翔威(コトブキヤ)14’46”85
14位 伊藤 聡汰(歴1)15’09”17★

〈24組〉
1位 北村 光(樹徳高)14’40”64
2位 赤坂 匠(樹徳高)14’41”86
3位 竹井 祐貴(亜大)14’44”53
14位 狩野 未基(国2)14’55”24

〈26組〉
1位 齋藤 優(上武大)14’31”38
2位 原嶋 渓(社3)14’40”49
3位 濱野 優太(警視庁)14’41”34

※☆は自己ベスト更新、★は初出場


21組には町田と、入学後初5000mとなる新矢の1年生2人が出場した。
序盤、共に集団真ん中に位置するが、新矢が少し前に出る。それに続いて町田も前に出て、集団前方でレースを進める。新矢はじりじりと前に詰めていき、後半では一時2位まで順位を上げ、トップ集団に食らいついていく形でゴールした。一方、町田は、ペースを上げていくトップ集団についていけず、苦しい表情に。ラストはフォームが崩れる中、意地を見せ6位でフィニッシュした。

23組には伊藤が出場。
序盤から集団の前方でレース運びをする。2000mを過ぎたところからスピードを上げ、一時は3番手になるも、その後が続かず失速。集団は第1集団と第2集団に分かれ、伊藤は第1集団から離れる形となった。残り1周になってもペースは上がらず、第2集団にも飲み込まれ、ずるずると後退し、結果は14位に終わった。

24組には狩野が出場。
序盤から快調に飛ばし、集団前方についていく。2000mを超えると、先頭にすぐ出られる地点で控え、その後すぐにトップに躍り出る。そのまま集団を引っ張っていくが、スタミナが切れ、3600mほどで苦しい表情に。先頭集団から離れると徐々にスピードが落ちていき、14位でのフィニッシュとなった。

26組には原嶋が出場。
集団の前方からスタートし、2500mを過ぎるところまで5位以内をキープする展開となった。そこからトップに立ち、ペースが遅い集団を引っ張る。すると、集団は徐々にばらけ始め、ラスト2周で先頭争いは原嶋を含む4人に。しかし、ラスト1周、先頭争いをしていた上武大の選手が急変する。短距離選手並みのスピードで怒涛のラストスパートを仕掛け、独走。残り300mまで並走していた原嶋は、懸命に背中を追うも追いつかず、2位でレースを終えた。


◆藤田敦史ヘッドコーチ
「(今日の総評は)自己ベストが出たのは1年生の新矢と町田の2人。全体的に暑さの影響があって、タイム的には今ひとつというところはある。原嶋は組に恵まれず、誰も引っ張る選手がいなくて、自分が引っ張る形になってしまった。記録を出すのは難しかったかなと思う。ただ、記録は出ないにしても記録会は勝負なので、組の中でどれくらい勝負できたかというところ。そういう意味で言うと新矢と原嶋は組の中で仕掛けたり、主導権を握れる場面があったから良かったと思う。主導権を握りながらも後半落ちてしまった狩野はまとめることができなかった。今回の記録会で収穫を得るのは難しかったかなと思う。(予選会に向けてのチームの雰囲気は)今日も予選会の試走会という形でレギュラークラスの選手は試走に行っている。ここまでは順調に夏合宿も消化できているから、これからどういう形で予選会に向かって行くかというところ。体調不良とか故障がないように我々も気遣いながらやっていく。チーム全体として、予選会はもちろん通らなければいけないから、強い勝ち方で通る事を目標にやっている。(夏合宿を終えて上がってきている選手は)東北高校から来ている中村大成(法3)。あれはもう抜群に上がってきていて、かなり自信をつけている。これからどのくらいの結果を出すか楽しみにしている。(予選会に向けて一言)通る事を大前提として我々も動いている。ただ、そうは言っても油断すると足をすくわれることもある。大胆かつ、慎重に予選会までの日々を過ごして、予選会では強い勝ち方をしたいと思う」

◆町田将光
「(エントリーした目的は)夏合宿明けの記録会で、どれくらい力がついたか自分で知りたくて、エントリーした。(調子は)悪くはなかった。どちらかと言えばいい方。(レースプランは)先頭のすぐ後ろくらいで、レースを進めて、最後余裕があれば自分から仕掛けたいなという気持ちで走った。(すぐ前に新矢がいたが)新矢との差を開けないように、最悪同じくらいのペースで一緒にいって、最後自分が抜けたらなと少し思っていた。(夏合宿から成長した点は)今日のレースではあまり実感しなかった。自分はスタミナがない。とりあえず距離を踏んで、走りの基盤を作る感じで、スタミナをつけることを重点的に(夏合宿では)やっていた。(次戦は)決まっていない。調子次第で再来月の日体大記録会に出たいなと思っている」

◆新矢連士
「(今日の調子は)以前より練習がこなせるようになっていて、調整ぐらいから調子はよかった。(レースプランは)レース前に藤田コーチから言われたが、夏合宿を耐え抜いてきたので、他大学の選手よりも走り込んでいると自分に言い聞かせて、どんな状況でも先頭には出ずに自分の位置をキープして、最後仕掛けるなら仕掛けると言われたので、そこを意識して走った。(今日は自己ベストだったが)1年が力がないと言われているので、1回の記録会を出るのに1年生に刺激を与えなくてはいけないので、ベストは絶対だと思っていた。(レース後コーチと話されていたが)14分46と言うのはまだ大学生のタイムではないので、そこに慢心することなく、もっと日々努力をして、30秒を切れるような力をつけた。(夏合宿を踏まえて何か変わったことは)体力は夏合宿前に比べてついたと思う。暑さにも対応できるようになった。気候はあまり関係なかった。(今日のレースの課題は)ずっと引いてもらっていると言うレースなので、自分で引いてからこそのタイムだと思うので、まだスピードとか筋力が足りていないと思う。(次に向けての抱負を)これ以上のベストは絶対。40秒は切りたい」

◆原嶋渓
「(今日の調子は)夏合宿から練習が継続して出来ていて、今日のレースも自信を持って出ることができた。タイム的には自分が目指しているところに行かなくて、まだまだ力不足を感じた。(今日のレースプランは)とりあえず先頭集団でレースを進めて、余裕があったら前へ出ようと思っていたが、予想以上にペースが遅く、前半から前に出るというレースになってしまった。(最後、上武大の人が追い上げていたが)自分はスピードに自信がないので、早めに仕掛けようと思っていたが、まだまだ力が足りずスピードが上がらなくて、上武の人に最後300mぐらいで9秒も離されてしまったので、そこらへんが自分の足りない部分かなと思う。(夏合宿で成長した点は)夏合宿の前は結構調子が良くなくて、練習で離れてしまうことがあった。夏合宿はBチームだったが、全部練習をこなして、その中でも余裕を持ってできた点が成長してきた。(予選会が近くなってきたがチームの雰囲気は)チーム全体の雰囲気としてはすごく良い方向に行ってると思う。上の選手も練習ができていて、その中で自分が予選会の一週間前にハーフマラソンに出させていただけるので、そこでしっかりチームに良い流れを、勢いを持って行けるような走りをできたらいいかなと自分自身は思っている。(ロードシーズンに入ってくるが。その目標は)全日本、箱根とあるが、その中でやっぱりハーフマラソンというのが大きな目標になってくるので、まず自分が出させてもらうハーフで目標タイムを切れるようにやっていきたいなと思っている。(具体的なタイムはあるか)今自分(のベストタイム)が1時間4分40秒くらいなので、それを更新するのと、あわよくば1時間3分台を狙っていきたいと思っている」

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