• (左から)最後の打者を打ち取り手を叩く白銀、ガッツポーズの菅野、岡田耕=神宮球場で(中川達夫撮影)

  • 9回2死一、三塁東が2点適時二塁打を放つ

  • 同点に追いつき二塁上でガッツポーズの酒井良(寒川朋子撮影)

  • ベンチの選手も思わずベンチを飛び出し喜んだ(中川達夫撮影)

  • ベンチの中に戻っても大盛り上がりだった

駒大は負けない!8回まで1安打無得点もなんのその、9回2死から3点差追いつきドロー

[硬式野球部]東都大学野球秋季1部リーグ対国学大2回戦(2018年09月20日 19時31分)

東都大学野球秋季1部リーグ対国学大2回戦が明治神宮球場で9月20日に行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 000 003 =3
国学大 100 010 100 =3

      打安点
(8)若 林300
(7)緒 方200
(4)菅 野400
(3)岡田耕410
(5)平 野400
(2) 長 300
 H  東 112
 R9諸 積000
(9)酒井良410
 2 鈴 木000
(D)巴 山200
 HD鵜 飼200
(6)新 田300
 6 砂 川000
     計3232

    回 打安点
多 崎 5 2152
上 野 2 921
浪 岡 1 420
白 銀 1 510

 先発の多崎蒼司(経4)は初回に犠飛で先制点を許すも、粘りの投球で打線の援護を待つ。だが、その打線は相手先発の横山に苦しみ、4回まで無安打。5回に酒井良樹(法4)が右翼に初安打を放つも、後続は続けなかった。するとその裏、多崎が工藤に右越本塁打を浴び失点。球数が96球に達していたこともあり、6回からは上野翔太郎(現3)、8回は浪岡千昌(商3)と1部初登板の投手を投入する。一方、横山を崩せず8回までわずか1安打だった打線だが、9回に意地を見せる。1死から菅野赳門(商4)が相手失策で出塁すると、岡田耕太(市4)が左前打で続く。この後2死一、三塁となり代打東凛太朗(政3)の鋭い打球は三塁ベースを直撃する2点適時二塁打。さらに続く酒井良の一二塁間への打球は横っ飛びした一塁手に捕球されるが、一塁への送球が乱れ同点に追いついた。9回裏は前日好リリーフを見せた白銀滉大(法4)がマウンドへ。四球などで1死満塁とされるも、本塁併殺に打ち取り、連盟規定により試合終了。3点差を追いついての引き分けに選手の表情は勝ったかのような喜びに満ちあふれていた。

◆大倉 孝一監督
「(今日を降り返って)いやあしんどかったね。なかなか打ちあぐねて苦しい展開になった。投げる方はよく粘ったけどね。(昨日も今日もロースコアの試合だったが)それはもう想定内。ずっと去年から1点差のゲームを獲る、1点差のゲームに喰らいつくということを徹底的に毎日練習しているので、当たり前といえば当たり前。(8回まで1安打の打線は)ちょっとアジャストができなかったね。もう少しね、コンパクトにセンター中心にという指示は出していたんだけど、9回まではやり切れんかった。(多崎投手の交代はタイミングや球数でか)そうだね、ちょっと捕まりそうな気配もあったし、どっかで早く他のピッチャーを使いたいというのもあった。リードされているところだし、思い切った。(浪岡投手が1軍初登板だったが)もうそれは緊張したと思うよ。頭真っ白けだよ(笑)。最初はみんなそうなので、でもベンチに入っているということはマウンドに上がる可能性があることだから。いい経験にして次のチャンスに準備して欲しいね。(上野投手の印象は)やっぱりまだまだ。もっともっとやね。(代打で2点安打の東選手については)よく打ってくれたと思う。あいつも打席が無い中で思い切って自分のスイングをしてくれた。(引き分けを挟み1勝を持っての次戦だが)試合がいっぱい出来るから良いじゃんね(笑)。やらせてもらえる試合を1試合1試合全力でやることを繰り返すだけやね。(ミーティング後明るい声が中から聞こえてきたが、選手にどんな声をかけたか)ミーティングが長かったんだけど、話の最後には粘る力が付いてきているということを言った。ただ試合中に起こっている失敗とか、考えなければいけないことの引き出しを増やそうと。また明日だ!ということで最後は盛り上げた(笑)」

◆酒井 良樹主将
「(今日は)中盤にかけて、全体的に打線の修正ができていなかったので、こういう展開になってしまった。昨日はしっかり相手にプレッシャーをかけて試合をできていたが、今日は高めの真っ直ぐに対して見極めができず、カウントを稼がれて打ち取られてしまった。打順が一巡したところで修正しないといけなかったができていなかったので、明日は修正できるようにしたい。(9回は)とにかく追い付くしかないという気持ちだった。(自身の打席は)とにかくつなぐ意識で立った。(投手陣は)多崎は2点以内に抑えて、上野は今季初めてマウンドにあがって、色々経験できてプラスになったと思う。(結果は引き分けだったが)このゲーム展開で引き分けに持っていって、また明日ゲームができることはプラスになる。今日の試合のような展開を予想して練習してきて今日の結果が出たので、引き続きいやらしい野球がしていけたらと思う。(明日は)昨日と今日のことはリセットして、全員で仕切り直してやっていきたい」

◆東 凛太朗
「(9回2アウトでの打席だったが)監督とコーチに『思い切って自分のスイングをすれば大丈夫』と言われたので、期待に応えられるように打とうと思った。去年の秋DHで使ってもらったが、全然打てなくて後半は代打要員になってしまった。その悔しさをバネに打った。(8回まで3点リードされていたが)ベンチではまだまだという雰囲気だった。(打ったのは)スライダー。(起用を告げられたのは)9回が始まる前に長さんのところで行くと言われていた。準備はできていた。(試合後のミーティングが長かったが)監督から『まだまだだぞ』と言われた」

◆上野 翔太郎
「(マウンドに立ったときは)やっと投げられると思った。春から『投げるぞ』と言われて結局投げない試合も多かった。ずっと準備をしてきたので、多少緊張はしたが、やっと投げられるという気持ちだった。(今春は先発の予定がアクシデントで投げられなかったが)ついてなさすぎだろと思った。それも偶然のアクシデントだったので、本当に持ってなかった。(その後は点差がついた試合も結局登板がなかったが)いつでもいける準備はしていたが……。(毎試合ブルペンで準備をして、結局出番がないという試合がずっと続いていたが、精神的なキツさは)そう思ったらダメだと思っている。『次がある』と毎試合思っていた。(マウンドに上がってみて)投げてみてまだまだ1部のレベルに追いついていないと感じた。自分の思った球と(実際の投球に)ずれが大きい。ブルペンでの投球とマウンドに上がったときの投球に差がないようにしていきたい。(差とは)ブルペンではしっかり腕振っても思い通りに投げられるが、マウンドに上がると少し感覚がずれる。思い通りに近づけていかないといけない。(何がずれるのか)コントロール。あと球質も少し。(次戦に向けて)まだリーグ戦始まったばかりなので、どんどん調子を上げていきたい。誰が見ても文句のないようにピシャッと抑えて、ピンチのときに監督から自信持って『上野』と言われるように頑張っていきたい」

◆浪岡 千昌
「(3点ビハインドの場面だったが)点差はないと考えていた。いいピッチングはできなかったが、抑えたあとにチームが追いつけたので、抑えられてよかった。(今日のまっすぐの調子は)球速はそんなに変わらないが、緊張していたので思うようには投げられなかった。(この秋の目標は)1部優勝できる人達が揃っていると思うし、4年生も最後なので全員で1部優勝して神宮大会に出たい。個人の目標としては、1部のマウンドでもっと投げたい、来年を見据えて経験を積みたい。(今日ひょっとしたら勝てると思ったか)3点追いついた時点でいけるかなと思ったが、負けなかったことが一番良かった。(監督が浪岡は頭真っ白だったんじゃないかと言っていたが初登板はどうだったか)ブルペンで投げているときはイメージして投げれたが、実際に立つとリーグ戦独特の雰囲気というのがあり緊張し、確かに、頭が真っ白になった。慣れていきたい。(登板を伝えられたのは)上野が投げている途中で3点目を取られ、白銀さんと辻本さんが肩を作りに行ったときにベンチの方から自分という指示が出た。(オープン戦で多く投げていたがその中で得られたことは)Aメンバーの人達と試合ができたことで、レベルが高いところで投げることで経験や自分の力の無さを感じることができ、まだまだなと感じた。(今日無失点で抑えたがオープン戦での経験は活かせたか)オープン戦のときよりも緊張していてあまり投げられなかったが、無意識に経験が出ていたというのもある。(1部のマウンドに登れた感想は)やっと登れたっていう感じ、これから秋が終わって来年までに辻本さん白銀さん多崎さんの3人が消えるので僕と上野が今回経験できたので来年を見据えてこれからも練習し、1部のマウンドに慣れていきたい。(明日に向けて)負けなかったので、明日勝てば勝ち点が取れるのでそこだけに集中して全員で勝ちにいきたい(最後に自分のアピールポイントは)ピッチングの角度は誰よりも高いので、もっとコースに投げ分けられるようにしていきたい。」

*Twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、1部リーグ対国学大戦第3回戦は9月21日(金)13:00~明治神宮球場で行われる予定。

■明治神宮球場へのアクセス
JR中央線 千駄ヶ谷駅 徒歩15分
JR中央線 信濃町駅 徒歩15分
銀座線 外苑前駅 徒歩5分
大江戸線 国立競技場駅 A2出口より徒歩10分

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