• 今季の本塁打チーム1号は加園の先制弾=新座市総合運動公園野球場で(富岡亮弥撮影)

  • 体力と投球の幅に課題が見られた先発の小林茂

  • 1番打者稲葉は絶好調5安打

  • 途中出場の船崎は今季初打席で2点適時打を放った

逆転勝利で開幕から連勝するも攻撃・守備・投球で課題あり

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球秋季リーグ2部対日体大1回戦(2018年09月13日 12時58分)

東都大学準硬式野球2部秋季リーグ対日体大1回戦が9月12日、新座総合運動公園野球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


駒 大 012 003 013 =10
日体大 002 400 000 =6

     打安点
(6)稲 葉651
(7)亀 岡412
(9)長谷川621
(2)岩 崎310
(D)大 谷400
 H井 上000
 R小 堺000
(3)朝 木420
(5)加 園211
(8)岩 田202
 H鈴 木100
 8船 崎112
(4)山 名431
    計371610
二塁打:亀岡、長谷川、山名(3回)
本塁打:加園(2回)

      回  打安責 奪三振 四死球
 小林茂 32/3 2175  3   4
〇山 下 51/3 2140  6   1

 駒大は2回に加園凌大(経3)の左越本塁打で先制すると、3回にも2点を追加し序盤から試合を優位に進めてきたが、先発の小林茂幹(営2)が4回に四球と安打、エラーなどで4失点と逆転を許した。その後山下翔(経4)が登板。相手打線を抑え流れを作ると、6回には無死一、二塁の場面、岩田励史の打球を相手野手がエラーし走者2人が生還。また続く好機で稲葉慶伍(仏1)の右前安打で同点とする。8回には山名開登(仏3)の勝ち越し打、9回には船崎暁(経3)の2点適時打などで相手を突き放し、逆転勝利。開幕から2連勝となったものの、投手・走塁・守備に課題が見えた苦しい一戦となった。

◆加園凌大 主将(経3)
「(今日の試合を振り返って)試合の序盤に3点を取ってリードしたことで、少し落ち着いてしまった。そこに付け込まれて中盤で逆転を許してしまう、春や練習試合でもよくあるチームの課題が出てしまった。付け込まれたしエラーもあって、ピッチャーが打たせて抑えているのにエラーが多いと今日の様に大量失点をしてしまう。なかなか嫌な流れを途中で止めるのは難しいが、一つの回で多く出ると逆転されてしまう。みんなが気づいていないところで気持ちの緩みが出ていたと思うので、みんなでカバーしあっていかなければいけない。(先発の小林投手は新人戦の時よりも投球に成長が見られたが)一応山下さんはチームにいない、という体で調整をしてきてくれてると思うので、それで成長したのかなと思う。(次戦は勝点のかかる試合になるが)まずは勝点を取って、どんどん良いリズムでその後も戦っていけるようにしていきたい」

◆小林茂幹(営2)
「(自身の登板を振り返って)初回は大丈夫だったが、3回4回になると体力が足りなくて、体力不足が課題かなと思いました。(4回に四球と安打で失点したが)フォアボールもそうですけど、相手バッターがタイミングがあってきていてそのタイミングを外す術がなかった。(自分から声をかける場面が多かったが)緊張していたのでそれを和らげるために声を出していた。(新人戦の時と比べてどうだったか)コントロールを重視して調整をしていたのでそこは前と比べて良かった。(次の試合に向けて意気込みを)課題が見えてきたのでその課題を克服して次につなげていきたい」

◆山下翔(経4)
「(今日の試合を振り返って)なんか、ひどい試合だなと思った。エラーが多かったし攻撃面でもミスが多かったのでよく勝てたなという感じ。(帝京大戦で投げた遠藤選手や今日の小林選手など2、3年生投手陣の成長が見られるが)そうですね、やっぱり成長してもらわないと(小林は)来年もあるし、遠藤は今までケガで出れなくて秋が最初で最後のリーグ戦になるので。自分と渡邉はみんなが気持ちよく投げられるように準備をしていきたい。(今日の自身の登板を振り返って)ボール球が多くてあんまり自分の思うようなピッチングができなかった。相手バッターが打ち損じてくれて結果抑えられたが、自分では良いピッチングではなかった。(次の試合に向けて)投げるかどうかはわからないが2,3年生のピッチャーをサポートしながら全員で勝っていきたいので、みんな自分の課題を見つめ直して、春は2敗してしまったので秋は全勝でいけるように頑張りたい」

◆船崎暁(経3)
「(試合を振り返ってみて)ピッチャーがどっちもバタバタしていたので後半勝負になると思っていた。ベンチにいる人間として後半出番があるところで、力を発揮できるように準備はしておこうと思っていた。(9回に2点タイムリーを放ったが)あたりは何でもいいと思って、ランナーが還ってくればいいと思っていた。いつもは守備で出番が多くあって、でも本当はスタメンで試合に出たいとずっと思っているので、最後の秋に良いところで打てたというのはまずは良かった。(守備固めの起用が多く打撃やモチベーションの維持をしていくのは大変ではないか)スタメンで出ている選手もずっと調子がいいわけではない。その調子が落ちてきたところで、絶対自分にチャンスが回ってくると思っているので、そうは思わない。(次の試合へ意気込みを)次も打席があるかわからないが準備は100%しておこうという気持ちでやっていきます」

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