• 後半ATに起死回生の同点弾を誘発した矢崎=キンチョウスタジアムで(宮下 響撮影)

  • 今大会を2ゴールで終えた高橋(写真中央右側)。この悔しさを確かな成長と捉える

  • 中原は相手の徹底マークに苦しんだが、精度の高い技術は全国の舞台でも輝いた(阿部 愛実撮影)

  • 試合後、スタンドに一礼をする選手たち。敗戦直後ではあったが、最後まで礼を尽くした

2戦連続の延長戦も、"魔のカウンター"に沈む。日本一はインカレへ持ち越しに

[サッカー部]第62回 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント3回戦・対大体大戦(2018年09月08日 21時30分)

第62回 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント3回戦・対大体大戦が9月5日、キンチョウスタジアムにて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


【スコア】

駒大2−3大体大

11分:[大]アフラギ マハディ
21分:[駒]高橋 潤哉(中原 輝)
39分:[大]西田 恵
90+3分:[駒]大体大のオウンゴール
108分:[大]堀内 颯人


【メンバー】

GK
22 八木 大政[3年=熊本ユース]

DF
2 須藤 皓生[4年=駒大高]
3 星 キョーワァン[3年=矢板中央高]
4 伊勢 渉[4年=神戸国際大附高]
28 真下 瑞都[2年=矢板中央高]

MF
6 大塲 淳矢[4年=藤枝東高]
13 鈴木 隆作[4年=駒大高](→59分 17 福地 拓也[4年=瀬戸内高])
12 高田 和弥[4年=C大阪U-18](→59分 14 坂本 和雅[4年=聖和学園高])
10 中原 輝[4年=ルーテル学院高](→102分 24 荒木 駿太[1年=長崎総科大附高])

FW
9 高橋 潤哉[3年=山形ユース](→65分 18 矢崎 一輝[2年=駒大高])
11 室町 仁紀[4年=東京Vユース](→79分 15 立花 皓之介[4年=三浦学苑高])

【サブ】
GK 1 角井 栄太郎[4年=三浦学苑高]
DF 5 鈴掛 涼[4年=清水桜が丘高]
DF 20 猪俣 主真[1年=三浦学苑高]
MF 8 川崎 貫太[4年=流経大柏高]

3回戦の相手は関西リーグで首位を走る大体大との対戦。2回戦からスタメンの変更は3人行われ、高田は高校時代を過ごした大阪のピッチに帰還した。
試合は序盤から相手の強さの前に後手に回る展開。11分には先制点を与えてしまい、ペースを握られてしまう。しかし、ここで気を吐いたのはエースの一撃だった。21分、右サイドでFKを獲得すると、キッカーの中原のクロスに高橋が頭で合わせて同点に追いつく。ここから攻め込む場面が続いたが、逆転とはならず。さらに、前半終盤に逆に追加点を与えてビハインドの状況で試合を折り返す。

後半は走力で勝る駒大が主導権を握る黄金パターンが発動。途中出場の坂本、前線に入った矢崎と立花の積極的なプレーで攻め入りながら、反撃の機を伺う。しかし、時間はもう少なくアディショナルタイムに突入。ここで、学生らしく戦い続けた駒大に”サッカーの女神”が微笑むこととなる。スルーパスに抜け出した矢崎が右サイドの角度があまりないところから中央へクロスを供給。これがニアサイドに入った相手DFに当たると、軌道が変わってそのままゴールイン。起死回生の同点弾に駒大サイドのボルテージは最高潮に。土壇場で追いついたことで、試合は2戦連続の延長戦へ。

延長に入ってもクロスからチャンスを演出する場面があったが、あと少しのところで決まらない展開に。すると、延長後半8分。今度は女神が相手に微笑んでしまった。駒大のクロスが相手にキャッチされたところから相手がカウンターを開始。あっという間にゴール前に侵入されると、一度は組織的な守備でシュートを止める。しかし、このこぼれ球を押し込まれて痛恨の勝ち越し点を献上。

試合はこのまま終了。総理大臣杯は3回戦で敗退となった。終了のホイッスルを聞いた選手たちの目には大粒の涙が溢れた。しかし、日本一への戦いはまだ終わっていない。来週からは後期リーグが開幕する。この悔しさを冬のインカレで晴らすべく、選手たちは再び動き出す。

◆秋田 浩一監督
「(3回戦敗退となったが)残念ですね。(先制点を与えて後手に回る時間が長かったが)ディフェンスの人たちがもう少し約束をちゃんとして、『前に蹴れ』というのを須藤が体を入れてゴールキックを取ろうとしたのを一番最初に奪われて、相手にできると思わせてしまった。サッカーってそういうリズムのゲームだから。あとは、延長後半に僕が荒木を入れたのも失敗だった。中原の方が良かった。あそこであいつ(荒木)がセンタリングをしてボールをGKに取られて、あれからリズムが悪くなってしまった。(矢崎、立花が前線で体を張って追いついたが)それは彼らが頑張ったけど、結果的に負けちゃったわけで。彼らの頑張りは認めるけど、チームとしては良くなかった。(大臣杯を振り返って)もうちょっとやれるかなと思ったんだけど、残念。(リーグ戦に向けて)帰ってすぐやらないと、相手は法政なので(チームの立て直しに向けて)走れる、頑張れるチームにしたい」

◆大塲 淳矢(法4)
「(今日の試合を振り返って)負けたという結果が全て。(何を意識して試合に臨んだか)相手がロングボール主体という事は分かっていた事なので、それに対抗することと、サイドから早い攻めをして、自分たちの展開に持ち込むということを意識していた。(修正したいこと)サイドチェンジへの対応だったり、ロングボールの対応。負けてしまったので、修正したい点は沢山ある。(得点シーンについて)最後の最後で追いつけたところは、少なからず自分たちが諦めずにやっだからこそ入った点だったと思う。あれをちゃんとものに出来なかったという点が、本当に力不足だったと思う。(福地選手との連携について)普段練習などでも組んだりしているので、連携については問題はない。(全国の舞台で得られたもの)全国の舞台で間違いなく自分たちのサッカーが通用するということは痛感した。でも、このままでは日本一は取れないということも痛感したこと。もっと努力をして、チャンスはあともう一度しかないので、そこで日本一を取りたい。(後期リーグに向けての準備)相手よりも自分たちのサッカーの精度を高めることだったり、自分たちがもっと走れること、自分たちのサッカーを徹底することが、勝利につながってくると思うので、そこを練習で徹底してもっと精度を高めていければ良いのかなと思う」

◆高橋 潤哉(営3)
「(敗退が決まった今の気持ちは)勝てなかったことは悔しい。チャンスもあったし。ただ、こういう自分が在籍した中で初の全国大会の経験は成長に確実につながった。リーグ戦も来週からあるので、下を向かずに前を向いて次につなげたい。(ゴールシーンを振り返って)(中原)輝くんがいつもあそこに蹴っていたので、相手よりも先に触れればチャンスがあると思っていた。輝くんのボールがよかった。(ここまで大事なところでゴールを挙げてきたが、大臣杯を振り返って)自分が勝たせなくてはいけないし、結果的にベスト8で悔しい思いをしたのは自分の責任。改善ができることもあったし、できなかったことも次に繋がる。ひとつひとつ積み重ねてやって行きたい。(次週のリーグ戦・法大戦に向けて)2敗しているというのもあって、みんなモチベーションを高く持っていると思うし、こういう悔しさを持って戦えるのもプラスになる。高いモチベーションを持ってトレーニングに取り組むことと、とにかく下を向いている暇はない。前を向いて次につなげたい」

◆矢崎 一輝(営2)
「(今日の試合を振り返って)『結果がすべて』ということを試合前に言われていて、同点に追いつけたのは良かったが、結果的に負けてしまったので悔しい気持ちでいっぱい。(1試合目はベンチ外だったが、今回ベンチ入りしたことについて)自分的にこの夏は調子が良くなくて、監督やコーチ陣からは結構怒られてきた。そういった中で一昨日の試合でメンバーから外れた後に監督から1対1でお話をいただいて、それでやらなければいけないという気持ちにもなったし、ここで期待に応えられなかったら男じゃないといった気持ちでこの試合に挑んだ。(FWの高橋潤哉選手と交代でピッチに入ったが)このチームで(高橋選手は)2点決めているしエースだと思うが、その(高橋)潤哉くんと交代したということで、自分が得点を求められて入ったと思った。結果が出たのは良かったが、結果的にチームが負けてしまったので、自分がもう一点とか入れていれば勝てたので悔しい。(後半のあの時間帯に点が入ったことについて)あの時間帯に点が入ったということは、自分的にはそんなに意識していなかったがベンチや応援席とか最後の最後で同点に追いついて盛り上がっていたので、これはこっち(駒大)の流れになるなと思っていたが結果的に負けてしまったので悔しい。(悔しい試合となってしまったが、この悔しさをどうつなげていきたいか)優勝という目的で(総理大臣杯に)きたが、それは叶わなかったので、後期のリーグ戦で必死になって戦って、インカレ出場権を獲得してインカレでこの悔しさの借りを返せればいいなと思う。(後期リーグに向けてどんな準備をするか)個人的には、精神的に弱いので、もっとそういった面で鍛えていかないとチームの助けにならない。監督に求められていることをどうやってやればいいのか追及したい」

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