• 幸野の同点弾がゴールラッシュの口火を切った=駒澤大学玉川キャンパスサッカー場で(宮下 響撮影)

  • 川崎(写真中央)の強烈なヘディングシュートで逆転に成功

  • 怪我から3ヶ月ぶりに実戦復帰を収めた横山

大雨の中の激戦を制したBチーム!幸野高士が魅せた!

[サッカー部]駒澤大学×愛知学院大学サッカー定期戦 B戦(2018年08月02日 01時57分)

第53回 駒澤大学×愛知学院大学サッカー定期戦が7月28,29日に行われた。A〜Cチームがそれぞれ対戦する今大会。この記事ではB戦の模様をお伝えする。

【スコア】
駒大 4-2 愛学大


16 分:[愛]
24 分:[駒]幸野 高士(矢崎 一輝)
47 分:[駒]川崎 貫太(幸野 高士)
46 分:[駒]鈴木 隆作(幸野 高士)
54 分:[愛]
71 分:[駒]愛学大のオウンゴール

【メンバー】
GK
51 松村 優太郎[3 年=長崎総科大附高]

DF
63 深見 侑生[3 年=駒大高](→89 分 66 藤田 比呂[3年=札幌大谷高])
45 立花 皓之介[4 年=三浦学苑高]
18 猪俣 主真[1 年=三浦学苑高](→86 分 42 加賀谷 匠[1年=前橋育英高])
34 桧山 悠也[1 年=市立船橋高]

MF
13 鈴木 隆作[4 年=駒大高](→57 分 29 宮崎 鴻[1年=前橋育英高])
85 鈴掛 涼[4 年=清水桜が丘高](→89 分 39 松村 王貴[2年=洛北高])
2 幸野 高士[4 年=駒大高]
59 坂本 和雅[4 年=聖和学園高](→68 分 27 横山 玄徳[3年=千葉 U-18])

FW
89 矢崎 一輝[2 年=駒大高](→74 分 24 藤原 拓海[2 年=山梨学院高]) 20 川崎 貫太[4 年=流経大柏高]
【サブ】
GK 71 坂井 陸央[4 年=駒大高]


総理大臣杯前最後の公式戦である愛知学院大との定期戦。この日は B チーム同士の対決となった。試合は激しい雨と強い風の中、序盤から駒大がチャンスを作り優位に進める展開。自分たちのミスによって悪い形で先制を許してしまうものの、矢崎一と幸野の 2 人で相手ゴールをこじ開け試合を振り出しに戻した。その 3 分後には右サイドからのボールを川崎がヘディングで決めて一気に逆転。後半立ち上がりにも 1 点を加えて完全に流れをものにした。後半は愛学大に攻め込まれる場面も散見されたが、終始相手ゴールを脅かした駒大。さらにオウンゴールで 1 点を加え、定期戦3試合のうちの初戦を危なげなく勝利で終えた。

◆秋田 浩一監督
「(愛知学院大のイメージは)まあ昔から細かく繋いでゆっくりやるのが愛知学院大のサッカーなので、それは変わっていない。今日は雨だったのであれだったけど。うちはそのぶん早く外へ攻めていくので、対照的なサッカーをずっとやってきている。(先制点を取られていい時間帯に逆転したが)思ったより走れない、戦えなかったと思う。もうちょっとチームのためにとか、定期戦は負けられないというのが伝わってこない。そういうのが下の学年に伝わっていくと、定期戦ってこんなもんなんだと思ってしまう。僕らの頃はリーグ戦と同じ気持ちで臨んでいた。今も変わらないんだけど、だって相手に失礼じゃん。だからそういう気持ちを持ってやらないと。例え10-0で勝っていても一生懸命やってくれたらありがたいし、5-0で負けていても本気を出してくれた方がいい。そういう意味では情けなかったと思う。(幸野高士のパフォーマンスについて)あれくらいは能力的にいつもできる選手なので、それをいつでも発揮できるようにするにはどうすればいいかを考えて欲しい。(怪我から復帰した横山玄徳については)ぜひ全力になって欲しいので、そういう意味で考えている。夏の総理大臣杯もエントリーを締め切ってしまったので…(目標は後期リーグか)そうですね。(C戦、A戦に向けて)トップは総理大臣杯に繋がるような、Cは全勝しようぜとやっているのでそれを目指したい」

◆立花 皓之介(営4)
「(試合を振り返って)定期戦ということで、伝統ある戦いに気持ちを入れて戦おうと思っていた。(2失点を喫してしまったが)コミュニケーションの部分だと思う。そこを監督にも言われて、受け渡しの掛け声ができていなかったと思う。(キャプテンとして意識したことは)普段はキャプテンというキャラではないけど、4年生が誰でも引っ張らなくてはいけないと思う。自分としてはまだまだだったので、この試合ではキャプテンとして相応しくないと思った。(天候の悪い中で勝ちきれた要因は)愛知学院よりは走れていたと思う。悪天候の中でも点を取れたのは良さだと思うが、前線も後ろもまだまだだと思う。(次への意気込みを)次は大臣杯になってくるので、自分もこの位置では全然ダメ。チームが勝つのが一番だけど、自分の良さをもっと出してやっていきたい」

◆幸野 高士(営4)
「(今日の試合を振り返って)いまAチームとか、スタメンで出ている人たちが、結果を出している中で、自分たち下のチームがここからこの夏で上の人たちをどれだけ脅かせるかというところで、今後のチームが成長できるかできないかにかかってくると思う。その意味も込めて、B選抜だがまずこの定期戦3連勝できるための1試合目を絶対取ってやろうという気持ちでみんな入った。(今日個人的に意識したことは)チームでいまやろうとしている早くポジションをとって早くもらうとか、あとは間で受けるとか。そういうところをちゃんとやろうと意識した。(自身のゴールについて)それまで公式戦に出してもらっても結果が出ないし、シュートが自分は下手なので、しっかり枠を狙っていこうという気持ちで打った。(雨や風がとても強かったが)やっぱりこういう中でやるのは難しかった。やることは変わらずにしっかり徹底してやれば出来ると思ったが、風とかに左右されて上手くいかなかったなというのはかなりある。(今後の意気込み)この夏で自分たちAチーム下が変わらなければいけない。4年生が引っ張って、絶対やってやろうと思う」

◆川崎 貫太(政4)
「(今日の試合を振り返って)定期戦ということで、リーグ戦やアミノバイタルカップと同じ公式戦として試合に入って、先制点を取られてしまって自分たちのやるべき事をできなかったが、今日は結果勝てたことが全てかなと思う。(今日意識したこと)チームとしては、駒大のやるべきこと、最後まで諦めないこと、チームのために闘うこと、体を張ることをまずはやろうということで意識して試合に入った。個人としては、アミノバイタルカップの明治戦に出してもらったが、そこでは全くチームのためにプレーできなかったので、そこの分を取り返すというわけではないが、ここを境にもう一度頑張っていこうという気持ちで入った。(悪天候の中での試合だったが)雨が強いのと風の影響もあったので、まずはシンプルに大きくやることをチームとして意識してやった。(今日決めた自身のゴールを振り返って)幸野から良いボールが来たので、自分は合わせるだけだったので、幸野に感謝したい。(今後の意気込み)全国大会に久し振りに出るということで、チームとしてこの夏しっかり良い準備と、良いトレーニングをして全国大会で優勝という結果を残せるように、チーム全体で一丸となってやっていきたい」

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