• 応援指導部ブルーペガサスが友情応援を行った=神宮球場で(中川達夫撮影)

  • 代表代行を務める太田

  • 得点時には肩を組んで喜んだ(菅原菜央撮影)

  • 全国大会ならではの苦労もあったという(中川達夫撮影)

  • 大会初勝利を喜ぶ苫駒大の選手(菅原菜央撮影)

ブルペが苫駒大を友情応援。全国大会初勝利を後押し

[その他](2018年06月15日 18時24分)

全日本大学野球選手権苫駒大対日本文理大が明治神宮球場で6月12日に行われ、応援指導部ブルーペガサスが友情応援を行った。

文理大 000 100 001 =2
苫駒大 000 202 00ⅹ =4

 苫駒大から要請があったことで実現。ブラスバンド部の迫力のある演奏やチアリーダー部の華やかな演技などで全国大会初勝利を目指す苫駒大を後押しした。
 2回裏5番大嶋海斗の右越二塁打で得た好機にはチャンステーマのコンバットマーチを演奏し、観客を沸かせた。先制された直後の4回裏に9番二口虎大の中前適時打などで逆転すると、アップテンポの第一応援歌を繰り返し演奏し、観客とともに肩を組んで喜んだ。守備時にも、投手の好投を願ってストライクや三振のコールを行なった。試合は先発の伊藤大海が完投し苫駒大が4-2で勝利し、見事大会初勝利を飾った。
 代表代行兼チアリーダー部長の太田芙海(国4)は「私たちは苫駒大さんの応援席に入れてもらっている立場。たくさんの人に『来てくれてありがとう』と声をかけていただき、自分たちが必要とされていることが嬉しかった。客層は親御さんが多く、雰囲気は東都とは全く違ったが、応援席の一体感はあったかなと思う。なかなかない経験をさせてもらった」と笑顔で話す。声援を受けた苫駒大の若松大地主将も「全国の舞台で自分たちを応援してくれてすごくありがたい。応援のおかげで選手も盛り上がったし、打つことができたと思う」と感謝した。
 一方、全国大会ならではの難しさもあった。運営が東都とは異なるため、守備回に打楽器を使用してはならず、チア曲やブラスバンド曲の披露はなし。18時を過ぎた5回以降はパーカッションも使用禁止になった。太田は「いつもより指揮が取りづらかった」という。それでも「イレギュラーな環境でも崩れず、各パートが役割を果たせた」と手ごたえを口にした。
 さらに相手の文理大には応援組織がなく応援は部員主導。相手校に応援組織がいる試合に慣れておらず、試合前の打ち合わせでは文理大側の代表者から「何もわからないので全てお任せして、駒大さんに合わせたい」と言われた。東都では試合後は勝利校から校歌を歌いエールを切るが、それも「勝敗関係なく全て駒大さんからお願いしたい」と言われるなど、こちらも少しイレギュラーな形になった。太田は校歌斉唱のタイミングなど「もう少し流れを丁寧に確認しておけばよかった。『全てお任せしたい』と言ってくださったのにあまり先導してあげられず後悔が残る」と話したものの、「エール交換などお互いとても誠意ある応援ができたと思う」と振り返った。
 依頼が初戦のみだったことや日程の調整がつかなかったため、友情応援はこの日限りに。苫駒大は翌13日の2回戦で慶大と対戦するも、慶大の大応援団による「アウェーな感じ」(苫駒大若松主将)の雰囲気の中、中盤に投手陣が崩れ0-11で5回コールド負けを喫した。試合後、若松主将が「応援がなかったのは寂しかった。雰囲気に飲まれてしまった部分も多少あったかなと思う」と話すと、太田も「そう言っていただけるのは本当に幸せなこと。私たちも慣れない環境でプレーする苫駒大の選手を敵地に送り込んでしまうようでとても心苦しかった」と悔しそうな表情を見せた。
 友情応援を振り返り、太田は「応援自体は及第点程度かなと思うが、いつもと違う環境で、いつも通りの役割が果たせて良かった。『お客さんを引き込めたな』と感じる目に見えた成果があるとすごく嬉しい」と笑顔を見せる。特に選手、観客からもらった嬉しい反応は今回の大きな成果となった。
 大きな手応えと経験を得た今回の友情応援。この経験を生かし、ブルーペガサスは今後も駒大生を応援し続ける。

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