• 初ハーフで駒大勢トップの小島=日清オイリオグループ横浜磯子事業場で(奥野凌河撮影)

  • レ―ス中盤まで先頭に食らいついた大坪(石曽根和花撮影)

  • 2度目のハーフで大幅に自己ベストを更新した伊東(元井可奈子撮影)

  • 苦しいレースとなった若林(曽根優衣奈撮影)

初ハーフ・小島が健闘するも、好記録ならず

[陸上競技部](2018年02月04日 22時09分)

 第40回神奈川マラソンが2月4日、日清オイリオグループ横浜磯子事業場で行われた。結果は以下の通り(上位3位までと駒大のみ)。


(ハーフ大学男子)
1位 真船 恭輔(東国大)1:04:06
2位 首藤 貴樹(山学大)1:04:06
3位 畝 拓夢(中大)1:04:13
17位 小島 海斗(市1)1:05:08★
27位 大坪 桂一郎(経2)1:05:33☆
33位 伊東 颯汰(営1)1:05:54☆
59位 若林 大輝(商1)1:06:48


 駒大からは4人が出場。大きな集団の前方からスタートし、中盤まで大坪と小島が先頭集団に食らいつく。しかし、レース後半にペースダウンし、徐々に順位を落としてしまう。大坪、伊東が自己ベストを更新するも、好記録はならず。その中で半年ぶりにレースへ出場した小島は、初のハーフマラソンで駒大勢1位の走りをし、次戦へのやる気を見せた。


◆藤田敦史ヘッドコーチ
「(今日のレースは)そんなに速いレース展開ではなく、3分ペースくらいで進んでいたので、うちの選手にとっては自分の力試しをするには良いレース展開かなという形で見ていた。その中で、結局先頭でレースを進められたのが小島くらいだったというところで物足りなかった部分というのはすごくある。(小島選手は初ハーフだったが)特に大学に入ってきてまともに走ったのは本当に久しぶりじゃないかと思うが、その中でも先頭集団でレースを進めることができて、レース勘というのが戻ってきているんじゃないかなと思う。ただ、結果をまとめることができなかったというところがやはりまだ体力がないなとは感じる。結局17キロ付近までは先頭集団にいたにも関わらず、ものすごく離されてゴールしてしまった。それがせめて最後離されても64分前半という形でまとめることができていれば、評価としてあったが、最後一気にペースが落ちてしまったところを見ると、評価はあまりできない。(丸亀ハーフでは片西選手が61分台を記録したが)試合で全てを出し切る能力というのは非常に高いなと思う。あとはもう一段高いレベルで練習を。今はまだそんなに高いレベルで練習はできていない。調整、調整といって試合でポンと走るタイプ。ただ、それだともう一段上のレベルにいけないので、やはり今度は練習の段階から自分で高いレベルを求めるような練習をして、試合でも同じような結果を出せるようになれば、またもう一段上のレベルにいけるのではないかと思う。しかし、今回自信になったと思う。あまり条件が良くなかったと聞いているので、その中で61分台で学生トップをとったというのは非常に評価できる。あとは山下が62分台でいってほしかったなというところ。せめて62分台でいければ、また次につながったのかなと思うが、63分というところでいうともう一つ。(新チームは)もうやるしかないというような雰囲気になってきて、年明けにミーティングをやったりいろいろやっているが、やはりチームとして変わらなくてはいけない部分というのは必ずあるので、これくらいいいかなという部分を持つのではなく、これくらいでもあったらダメなんだ、少しでもチームにとってマイナスになるものは排除していくという方向でチームが動いていかなくてはダメなので、学生も我々指導者もやるしかないというところで動き始めている。その辺はその時その時で結果は出るので、それに一喜一憂するのではなくて、やはりやるべきことをしっかり突き詰めてやっていくということが大事だと思う。予選会と本戦の箱根というところまで見据えてやっていく。(新主将・物江選手、新駅伝主将・堀合選手について)監督から本人たちにそのように言い渡されて、そういう形で指導している。やっていきながら彼らなりにプレッシャーというものはあると思うが、先ほども言った通りもうやるしかない。誰でもそうだが初めから全てができるわけではないので、チームとして主将、駅伝主将を盛り立てながらやっていこうというところ」

◆小島海斗
「(今日の調子は)調子はよかった。(初ハーフで駒大勢1位だったが)半年ぶりにレースに出て、少しほっとしてる。ケガが多かったため、練習不足が後半に響いた。(ケガは)夏から。練習出来たり出来ていなかったりが多く、筋肉の面で衰えてたんだな、というのが後半の走りにつながってしまった。(レースプランは)いけるところまでいってという考えだった。17kmまではとりあえずいけた。練習すれば1分半とか1分くらいは縮まってくるのかな、と感じる。(次の試合は)3月に学生ハーフがある。(次戦に向けて)次の試合では63分台で走れるように、合宿に行って練習して課題を作ってから頑張ろうと思う」

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