• 猛烈なラストスパートを見せた19組1着の山下=日本体育大学健志台陸上競技場で(奥野凌河撮影)

  • 同じく高校以来となる自己ベスト更新を果たした佐々木

  • 山下と激しい競り合いを見せた中村大聖

  • 復帰戦で順調な滑り出しの物江(奥田葉月撮影)

山下、佐々木ついに高校以来の自己ベスト更新…故障明けの物江も好調な再スタート!

[陸上競技部](2017年10月15日 23時14分)

第259回日本体育大学長距離競技会が10月15日、日本体育大学健志台陸上競技場で行われた。結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。


【5000m】
<16組>
1位 曽根 雅文(国士大) 14:29.37
2位 島袋 太佑(北山高校) 14:31.68
3位 赤津 勇進(日立工業高校) 14:31.83
28位 平松 亮介(商2) 14:50.40

<18組>
1位 仲村 尚毅(関西学院大) 14:12.54
2位 渡辺 拓巳(大東文化大) 14:14.95
3位 石川 優作(青学大) 14:16.44
17位 三嶋 淳司(政4) 14:29.56
23位 金尾 圭祐(17年卒、現・サンベルクス) 14:33.83
31位 其田 健也(16年卒、現・JR東日本) 14:40.74

<19組>
1位 山下 一貴(市2) 14:09.57 ☆
2位 佐々木 聖和(営2) 14:10.69 ☆
3位 湯原 慶吾(水戸工業高校) 14:13.05
6位 中村 大聖(政2) 14:15.55
11位 藤木 悠太(営4) 14:20.10

<20組>
1位 イェネブロビヤゼン(八千代工業) 13:23.51
2位 レダマウェズレイ(SUBARU) 13:25.69
3位 ベケレシフェラウ(マツダ) 13:26.19
17位 物江 雄利(地3) 14:06.95
23位 宇賀地 強(10年卒、現・コニカミノルタ)

※☆は自己ベスト

16組には平松が出場。
序盤は前方でレースを進める場面も見られたが、徐々に失速。粘りを見せられず集団後方へつく。ラストスパートも上げきれなかった平松は14:50.40でフィニッシュとなった。


18組には三嶋が出場。
スタートから縦に長い1つの集団となってレースが進む。序盤はその中ほどにつく。4000mあたりから集団は3つに分かれると、三嶋は第3集団へ。
第1集団で関西学院大の選手が一気に抜け出すと、追う後続集団も分解。三嶋はラスト200mでしっかりとスパートをかけると14:29.56でフィニッシュした。


19組には藤木、中村大聖、山下、佐々木が出場。
藤木、中村、山下は集団中ほど、佐々木が後方でレースを進める。
2000m付近から中村と山下が抜け出し、競り合いを繰り広げるとその後方に藤木、佐々木が続く。3600mあたりで山下は先頭へ。中村が続き、駒大勢で最後方についていた佐々木が中ほどで藤木と並ぶ。終始レースをリードしていた山下はラスト400mでさらに圧巻のラストスパートを見せると、佐々木もキレのあるスパートで続く。少し苦し気な中村はやや離され、さらに後ろから藤木が追った。冷たい雨の中、高校以来5000mの自己ベスト更新がなかった2年生が魅せ、山下と佐々木が自己ベスト更新を果たした。


この日の5000m最終組には、物江が出場。故障明けの復帰レースとなった。
合図とともに、留学生ランナーが猛スピードでスタートを切る中、第2集団から落ち着いてスタート。ラスト1000mまで、集団は動かず。残り1000mを切ると、物江が1番に集団を飛び出し、スパートをかける。復帰レースと感じさせない見事な走りで14分台1ケタにまとめてレースを締めくくった。

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