• 第4セットで相手エースとの打ち合いを制した戸嵜=専修大学生田キャンパスで(兵頭美紀撮影)

  • チーム最多得点で勝利に貢献した谷平(宮下響撮影)

  • 安定したレシーブでチームを支える宮崎(石曽根和花撮影)

エース・戸嵜が打ち合いを制す。4勝目を挙げ、1部残留が確定!

[男子バレーボール部](2017年10月14日 19時56分)

平成29年度秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦、対専修大戦が10月14日、専修大学生田キャンパスにて行われた。結果は以下の通り。


<スコア>
駒大☆3-1専大
1set(27-25)
2set(25-19)
3set(23-25)
4set(25-13)

<スターティングメンバー>
♯1戸嵜嵩大(経4)
♯5土井友登(仏4)
♯7遠藤樹(G3)
♯11谷平拓海(現2)
♯13齋藤浩貴(歴2)
♯23山田大悟(経1)
♯27宮崎敬(歴3)★
♯33山根晏輝(G1)★

★はリベロ

<最多得点>
谷平拓海 27得点 {アタック 34本中22本(決定率64.7%)、ブロック 2本、サーブ 3本}


ついに最終週を迎えた秋季リーグ。最終戦を目前にしたこの日は、アウェーの地で専大と対戦。
第1セット。序盤から点を取り合う接戦を演じる。相手のスパイクが自陣のスペースをつき、続々と決められてしまう。それに負けじとスパイクやブロックで応戦すると、デュースまでもつれる展開に。ここで勝負を決めたのはこの日絶好調の谷平。相手のスパイクを見事にシャットし、このセットを奪取する。
第2セットは打数が増えた戸嵜と谷平を中心としたスパイカー陣のスパイクが鮮やかに決まっていく。次々と得点を重ね、終始優勢を保って2セット目を手にする。
勝利に王手をかけた第3セット。相手のクイックに悩まされ、失点を防ぎ切れない。戸嵜のストレートが相手コートに突き刺さる場面も多く見られたが、惜しくも23-25でこのセットを落とす。
第4セットは戸嵜と相手エースが激しい打ち合いを展開。戸嵜のストレートが冴え、それに乗じてインナーにもスペースが生まれて徐々に駒大ペースへ。エース対決を制すとともに、この試合を制した。そして、この勝利で来季の1部リーグ残留が確定した。


◆田中響学生コーチ(法3)
「(今日の勝利で1部残留が確定したが)良かったが、目指しているところはそこではなかった。それ(1部残留が決まったこと)に囚われず、最後はしっかり勝てるように。今はそれだけだなと思う。(今日の試合の総評)1週空いたので、ずっと対策をしてきた点は良かった。もっと修正すべきところはたくさんあったので、また明日対戦する慶大は高さがあるため気をつけるべきところはしっかり対策していきたい。(第4セットで点差がついた要因は)戸嵜さんのサーブが走ったのは1つの要因だと思う。サーブが走って、相手が崩れて、うち(駒大)もきっちり決めることができたので、その流れで点差がついたのだと思う。声もよく出ていて、足もよく動いていて良かった。(今日良かった選手は)みんな良かったが、特に宮崎敬。ディグを良く上げてくれて、切り返しで点数を取れたので。(明日のリーグ最終戦に向けて)拾ってつないで、最後はしつこくエースの戸嵜さんにボールを集めて。春リーグでも負けていないので、全員で1つになって戦って勝ちたいと思う。」


◆戸嵜嵩大
「(今日の第1セットについて)ビデオを見ていたらサイド攻撃が中心だったので、サイドについてのブロックを徹底しようとしていた。まさかクイックがあんなにくると思わなかった。1、2セットは内容もあんまりよくなかった。(第2セットはスパイクが気持ちよく打てていたように見えたが)こっちもクイックをあんまり使っていなかったが、要所で使っていたので、(トスを)散らしてくれたと思う。土井のおかげだと思う。(第3セットは中盤までのリードを守れず落としてしまったが)チームが気を抜いてしまったのはあるが、自分が一番そういう姿を見せてしまった。周りも大丈夫だと思ってしまったので、自分が締めないといけなかったと思う。(第4セットは自身の活躍から流れに乗れたと思うが)谷平が良かったです。谷平がこのリーグ戦でコンスタントに決め続けてくれますし、レシーブもすごくいい。攻守で外せない選手だと思う。(相手のサーブが集まっていた印象だったが)昨日のサーブレシーブの感覚が良くて、今日はしっかり返ると思っていた。途中返らないところもあったが、ごまかせたかなと思う。(相手エースとの撃ち合いについて)やっぱりやるからにはどのエースにも負けたくないし、自分が一番だと思ってやりたい。(ストレートのコースへのスパイクが冴えていたが)今日はトスが伸びていて、ブロックのオチ側にストレートというのが効果的だった。それでストレートが効いたらインナーも効いたし、上からも効いてた。ストレートが起点になっていた気がする。(1部残留が決まったが)ひとまずホッとしているが、もっと上を目指せたなという気持ちもある。(リーグ最終戦を主将としていかに迎えたいか)内容を良く、勝つにしても自分たちのバレーをやれたという感じで終わって、全日本インカレに繋げたい。(個人としては)シャットされるのも、ミスをするのも嫌なので、決定率100%を目指してやりたい」


◆谷平拓海(現2)
「(自身の調子は)いつも通りだった。(チーム全体の調子は)悪くも良くもなかった。(今日の試合の全体の振り返りとしては)取られたセットはミスが一番多かったし、防げるミスがあったから(そのミスさえなかったら)ストレートで勝てたのかなと思う。ストレートで抑えたかった。(オールマイティにこなす谷平選手の自分の得意だなと思うプレーは)得意というのは無いが、大学の選手の中では自分の身長は低いほうなので、全部こなさないといけないと思っている。全部(のプレー)完璧にしようとは思っている。(一部残留が決定したことについては)一安心ですね。一安心。(明日のリーグ戦最後の試合に向けて)入れ替え戦を回避して安心はしたが、明日も負けるつもりはない。圧倒的勝利で、いい感じでリーグを締めくくりたい。」




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