• 一時は逆転となったゴールには誰もが歓喜した=法政大学城山グラウンドで(宮下 響撮影)

  • 熱川はDFながら今期すでに4得点。この日は直接FKで法大ゴールを破った

  • 怪我から復帰した安藤は右サイドから得点を演出

  • 敗戦とはならなかったが、試合終了後は落胆の表情を見せた

一時は逆転するも…またも目前でこぼれ落ちた勝点3

[サッカー部]第91回関東大学サッカーリーグ戦・第16節・対法大戦(2017年10月11日 13時22分)

第91回関東大学サッカーリーグ戦・第16節・対法大戦が10月10日、法政大学城山グラウンドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


【スコア】
駒大2ー2法大

【得点者】
29分:[法]上田
74分:[駒]熱川
84分:[駒]小田
90+3分:[法]鳥居

【メンバー】
GK
1 輪島 稜[4]

DF
27 鈴掛 涼[3]
4 星 キョーワァン[2]
15 須藤 皓生[3]
2 熱川 徳政[4]

MF
16 大塲 淳矢[3]
14 大川 雅史[4](→79分 23 荒木 直道[4])
7 大村 英哉[4]
13 初芝 政弘[4](→68分 11 安藤 翼)

FW
30 室町 仁紀[3](→70分 9 小田 駿介)
19 高橋 潤哉[2]

【SUB】
GK 21 角井 栄太郎[3]
DF 17 深見 侑生[2]
MF 6 渡邉 黎生[4]
FW 34 澤野 祐輝[1]

中2日で迎えた総理大臣杯覇者・法大との1戦。前半は序盤こそ相手にチャンスを作られなかったが、29分に法大の1年生エース・上田に1チャンスを決められ、失点を喫してしまう。攻撃陣もこの日は思うようにサイドから攻撃を展開できず、1点ビハインドの状況で前半を折り返す。
後半、流れを変えるべく怪我からの復帰を果たした安藤をピッチに投入。すると、持ち味のドリブルでサイドから徐々に反撃の糸口を見出して行く。74分にはペナルティエリア手前でFKを獲得。するとこれを熱川が直接沈めて同点弾をゲット。ここから駒大のペースで試合が進む。84分には安藤が右サイドを切り裂き、角度のあまりないところからシュートを放つ。GKに弾かれてしまうが、こぼれ球に反応した小田が冷静に押し込んで逆転に成功する。迎えたアディショナルタイムは5分。後期初勝利となるまで、残り2分だった。前がかりになったところで相手のカウンターを受けてまさかの失点。またも目前でこぼれ落ちた勝点3。上位相手に勝点1こそ積んだものの、後期初勝利とはならなかった。

◆秋田 浩一監督
「(今日は)残念ですね。(どういうところが今日の結果を生んだか)攻める必要がなかったのに、前の選手は2人までは攻撃に行ってもいいが、両サイドも絞っておいてボランチも上がらなければよかった。我慢してクリアしとけばいいわけだから。攻めなくてよかった。でも言ってもその場で判断ができていなかったのかもしれない。それもそうだけど、ベンチの責任も大きいかな。そういうことをちゃんと伝えられなかった。選手も大学生だから経験上あるとは思うんだけど…しょうがないです。(ここまで前線の選手に得点がなかったなかでゴールが出た。チームとしての攻撃の形は出たか)攻めに関しては小田も安藤も面白いんだけど、ディフェンスというタイプではない。勝っていればあの2人は使わなかった。負けていたから使った状況なので致し方ない部分はあったと思う。今日勝ってれば大きかったんだけど、しょうがないんじゃないですか。これも僕らの責任もある。こういう時はこうなんだとちゃんと伝えていなかったのが原因もあると思う。でも逆転したところまではよかったんじゃないですか。(逆転という形はこれまで少なかったが)今日は連戦ぽい試合だったから、新しく出た選手たちが頑張った。安藤も怪我をしてから久しぶりだったし、小田もゴールが欲しかったし。そういうのはよかったけど、ディフェンスラインが1点に抑えられるチームにならないと上に行くのは厳しい。今日はよくやったけれども、物足りないでしょ。そこを勝ちきれれば勝てないチームはない。そこが甘いから今の位置にいるんだと思う。この間の東洋大戦も内容的には行けたのに負けてしまった。初戦の順大戦だって追いつくチャンスはいくらでもあった。そこを克服できたらかなりやれるけれど。なんかいい魔法はないですか?って言ってもないので、選手が地道にやるしかない。(ハーフタイムになにを指導していたか)相手のやり方について。FWのマークの受け渡しと左利きの選手のドリブルへのマーク。2人行くならしっかりサンドイッチをしてやれという話と、我々のやり方を徹底してやれという話をした。失敗してもいいからそれをやり続けろ、それをやっていないからダメなんだと言った。特に大村や高橋、室町ら前の人間が徹底する必要がある。迷ったり、逃げたりしたらダメなので、失敗してもいいから思ったようにやれときつく言った。(次節の流経大戦に向けて)次勝てなかったらやばいんじゃないかと思う。メンバーも含めて結果にこだわっていきたい」

◆熱川 徳政(歴4)
「(試合を終えて)逆転するところまでは良かったが、最後に勝ちきれない自分たちの弱さが出た。自分たちのサッカーはやれていると思うのでそこはぶれずに続けていければ。あとはチームのためにいかに1人1人が戦えるかなどメンタルの部分なのかなと思った。誰が点を取ってもチームの点だし、どんな形で失点してもチームの失点なので、チーム一丸となって勝ちに貪欲になっていければ。まだチャンスは全然あると思うので、切り替えて次の試合に備えていきたい。(ゴールは)グラウンドがスリッピーだったので、壁の外を巻いて跳ねて入るようなイメージだった。結果的に壁に当たって入り、チームが追いつくことができたので良かった。(蹴る直前に安藤選手と話していたが)それまで自分がセットプレーを蹴っていたが、安藤が入ったときに安藤が蹴れという指示が出ていた。どっちが蹴る?となったが、そこは自信を持って自分が蹴った。自主練のときなどにそういうキックの練習はしているので、キックは意識する部分。それがゴールという形で出たので良かったと思う。(その後逆転したが)ここまで勝ち試合が1つもなく、苦しい試合運びだった。初めて逆転できたのは素直に嬉しかったが、その感情を押し殺してやらなければいけなかった。油断のような部分が出て、失点につながってしまったのかなと思う。逆転できる力はあると思うので、あとは失点を少なくして決めるべきところを決めれば自分たちはもっとやれると思う。勝ちという結果がついてくれば間違いないと思うが、近いようで遠いので難しいところだと感じている。(渡邉選手の退場で応援席が燃えていたが)1人少なくなっちゃうのかなという心配の方が大きかった。だが、あいつも熱い思いを持って主将としてやってくれているので、あいつのためにもやってやろうと気持ちになった。結果逆転できたのでチームも燃えたのではないかと思う。(最後に追いつかれてしまったが)自分がマッチアップしていた8番の選手が中に切りこんできた。いつもだったらボランチにマークを受け渡すが、ボランチがいなくて僕がついていったら、そのスペースを埋めることができなかった。あの場面は引きすぎたのかなとも思うし、逆に勝ってる状態で前から行き過ぎてもというのもあるので難しいが、もっと1人1人がやれることがあった。悔やむ部分が大きい。(守備の改善点は)失点をゼロにすれば負けることはない。どの試合も無失点を意識しているが、それが足りていない部分がある。攻撃面ではシュートを打てる場面で打たないというのは自分たちがやっているサッカーとは違う。徹底してやる部分は徹底しないといけない。(すぐに流経大戦だが)後期になって1回も勝てていない。結果はついてきていないが、自分たちのサッカーをやれば勝てると見えてきている。あとは勝ちだけかなと思うので、今からいい準備をしていきたい。」


◆小田 駿介(商4)
「(ゴールについて)FWで点が取れない状況が続いて、自分が出ていない中でも4年生として責任を感じていた。自分が出たらやってやろうという気持ちで試合に入った。いいところにこぼれてきたので押し込むだけだった。(こぼれ球への嗅覚はこれまで磨いてきていたか)磨いたというわけではないが、自分の感覚的なもの。練習でやっていることが出たと思う。(監督やスタッフからはなんと言われて試合に入ったか)覚えてないですね…。多分『やってこい』という感じで、話を聞いてはいたが、やってやるという気持ちしかなかった。本能のまま動いた(チームとして攻撃の形が身を結んだが)そうですね。でもあそこで追いつかれるのが今年のチームの弱さだと思う。でも練習でやっていることが少しずつ出ているので、次こそはと思う。次の試合で勝点3が取れないといけないと思うので、内容よりも結果にこだわりたい。(これから試合に絡むチャンスが増えて行くと思うが)前期は泥水飲まされて、全然試合に出られなくて、『なんで俺を使わないんだ』と思ったこともあった。後期に入ってから段々と試合に出られるようになったので、結果が欲しいと思っていた。まあ今日結果が出せたのはよかったが、勝てなかったことは残念。(自身のここを見て欲しいというところは)自分はディフェンスよりも、ゴールとか目に見える形が自分の売りだと思う『あいつまた取ったんだ』と思われるように頑張りたい」


なお、次節は10月15日、RKUフットボールフィールドにて14:00より流経大と対戦する。

◆RKUフットボールフィールド
茨城県龍ケ崎市塗戸町1番地
関東鉄道龍ヶ崎線「竜ヶ崎駅」下車
龍ヶ崎市コミュニティバスBルート『湯ったり館線』「流経大フットボール場」下車 徒歩5分

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