• 高校時代の5000m自己ベストを更新した伊勢=島根県立浜山公園陸上競技場で(石曽根和花撮影)

  • 大坪は「他の2年生の起爆剤になりたい」と語った(奥田葉月撮影)

  • 選手に声をかける藤木海人主務

「もうひとつの出雲駅伝」で伊勢が自己ベストを更新!

[陸上競技部](2017年10月10日 10時17分)

出雲市陸協記録会が10月10日、島根県立浜山公園陸上競技場で行われた。
結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。


【5000m】
<2組>
1位 塩澤 稀夕(東海大)14:01:88
2位 森田 歩希(青学大)14:04:89
3位 川端 千都(東海大)14:10:00
8位 伊勢 翔吾(経3)14:13:64 ☆
14位 大坪 桂一郎(経2)14:40:11

※☆は自己ベスト


「もうひとつの出雲駅伝」とも呼ばれる本大会には、同日に開催された出雲駅伝で惜しくも補欠となった伊勢と大坪が出場。序盤は、集団の真ん中あたりで落ち着いてレースを進める。しかし中盤、先頭の選手がペースアップ。伊勢は先頭集団に食らいつき粘りを見せる一方、大坪は集団から徐々に離れてしまう。大八木監督の檄が飛ぶ中、伊勢はラストの力を振り絞ると、自己ベストのタイムでゴール。大坪は、ラストで数人をかわす力走を見せたものの、悔しい結果となった。


◆伊勢翔吾
「(今日は)そこまで良くなかった。当初出雲まで行く予定ではなく、普通に練習をしていてそのまま記録会という感じだった。自己ベストという形で走ることができたが、もう少しがんばれていたら他大学の選手ともっと競えた気がするので、その点についてはまだ力不足だなと感じた。(レースを振り返って)ラスト1キロからぜんぜん上げることができず、そこでタイムを稼げなかったので、後半切り替えることができれば良かったと思う。(全日本に向けて)去年は走らせてもらって悔しい思いをしたので、今年もチーム状況としては厳しい戦いになると思うが、その中で力になれればと思う」


◆大坪桂一郎
「(今日の記録会に向けて)出雲の補欠としての立場だったので、出雲駅伝の区間を任されてもいいように準備していこうと思っていた。(今日の調子は)足がぜんぜん動かなくて、調子は悪かった。(レース展開は)ペースも自分の位置も悪くなかったので、実力不足を感じている。(出雲駅伝出場まであと1歩だったが)2年生がまだ誰も三大駅伝を走っていないので、自分が走って他の2年生の起爆剤になれば、と思っていた。(今後は)まだレースの予定もないので、まずはしっかり練習をやって、夏合宿の疲労を抜きながら長い距離に向けて走りこんでいきたい。(全日本に向けて)全日本ではしっかり走れるように状態を上げて調子を整えていきたい」


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