• キャプテンとして最後のリーグに臨む前田=日体大世田谷キャンパスで(宮下響撮影)

  • リバウンドで活躍した渡邉(石曽根和花撮影)

  • 針生は攻守ともにチームをけん引した

  • ドライブで攻撃の起点となった澁田

  • 積極的なプレーをした大髙

終始攻め手を欠き、開幕連勝ならず

[男子バスケットボール部](2017年09月03日 23時58分)

第93回関東大学バスケットボールリーグ戦が9月3日、日本体育大学世田谷キャンパスで行われた。結果は以下の通り。

●駒大 58-70 国士大○
(1P 17-22)
(2P 4-15)
(3P 14-11)
(4P 23-22)

【スターティングメンバー】
PG 前田祥太 (営4)
PF 渡邉健太 (経4)
F 石井峻平 (G4)
F 針生信洋 (営3)
PG 大髙祐哉 (営2)

【スタッツリーダー】
得点 針生信洋 21
リバウンド 渡邉健太 10


スタートから思うように攻撃の形を作れず、相手のペースに呑まれてしまう。第2ピリオド終了時点で相手の37点に対し、21点と大きくリードを許したまま前半を終える。第3ピリオドでようやく駒大らしい攻撃で息を吹き返した。しかし、前半の遅れが痛手となり、点差をつめることができないまま試合終了。




◆白井憲二監督
「(今日の試合を振り返って)相手は運動量が多くドライブをたくさんしてくるチームだったので、ゾーンで守ってリバウンドを取ることを狙ったスタートにした。ゾーンにした結果、攻撃の足が止まってしまい、前半は21点しか取れなかった。そこが敗因だったのではないかと思う。(相手チームについて)32番の臼井選手が国士舘大のエースなので、その選手に簡単にボールを渡さないこと、渡ってしまいドリブルをつかれた時点でトップの選手がダブルチームでいくという対策を用意したが、上手く合わせられず、第3ピリオドまで苦しい展開が続いてしまった。(第3ピリオドでの巻き返しは)第3ピリオドに入るときに、前半に21点しか取れていなかったので、とにかく攻めようということときっちりシュートを打っていこうと学生と話してきたからだと思う。(今リーグの意気込みは)今日は18試合という長いリーグ戦の中の1試合で、昨年はリーグの開幕で3連敗していたことに対して今年はまだ1勝1敗と5分5分なので、来週の2試合を大事に戦って、しっかり上位の射程を捕えられる位置に居続けたい。4年生は1年次からずっと主力としてやってきた学年で、インカレに出ることを目標に今までやってきたので、学生と一緒にがんばっていきたい」


◆前田祥太
「(今日の試合は)昨日と同じようにゾーンディフェンスで入って、入りはそこまで悪くなかった。オフェンスの面で点数が全然取れなかったというのが反省。(第2ピリオドで、点が取れなくなってしまった要因は)出てるガード陣3人が3人とも攻め気がなくなったというか、キープに入ってしまった。それが要因かなと思う。(2日間の1勝1敗は去年よりいいスタートだが)1勝できたのはよかったが、2勝したかったというのが本音で、今年の目標はインカレ出場と一部昇格なので、どこにも負けたくない。(関東大会以降取り組んできたことは)やはりディフェンスの強化。今までやってきたことではあるが、突き詰めてやってきた。(2日間はやってきたことは活きているか)ゾーンは効いているのかなと思う。でも、まだまだ変えていかなくてはいけないダメな部分もある。試合中であったりコーチから言われながらやっていこうと思う。(このリーグのキーとなるプレイヤーは)出る選手みんなが鍵になってくるのかなと思う。スタメンだけじゃ勝てないし、交代で流れ変えてくれるというのが必要。10人くらい試合に出ると思うが、全員が同じことができるかというのが必要になってくる。(今後のリーグに向けて)目標はインカレだが、上を見過ぎずに、1試合1試合大切にしていきたい。毎週の練習が大事になってくると思うので、日々の練習を頑張って週末をいい状態で迎えられるように頑張っていきたい」



◆渡邉健太
「(今日は)国士舘のゆっくりとしたペースにハマってしまって、自分たちのバスケットが出来なかった。ディフェンスから速い展開に持って行きたかったが相手のペースに呑まれてしまったのが敗因だと思う。(相手が内と外を使い分けてくるチームだったが)相手のインサイドは強力なので、ある程度の外からのシュートはしょうがないと思っていた。昨日の国士大の試合を見ている感じだと大丈夫だと思っていたが、今日は思ったより入ったのでやられてしまった。(昨日に比べて気持ちよくシュートが打てていないようだったが)自分たちのペースがうまく作れず、速攻ができなかったので、気持ちよくシュートが打てなかった。(第3ピリオドに盛り返す場面が昨日からあったが、そこは大事にしていたか)第3ピリオドは大事だが、その前の第2ピリオドが悪かったので、うまく乗り切れなかった。(今後に向けて)自分たちがやってきたバスケットを40分間やり続けたい。4年生は最後で、このメンバーでやれるのも最後なので、一生懸命に楽しくやりたい」

発行冊子最新号一覧背景(左)

男子バスケットボール部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)