• 上野の「思い切りの良いプレー」がチームの勝利のカギとなる=北海道立総合体育センターで(田上佳雅撮影)

  • チームのムードメーカーである三上

  • 冷静なプレーが光った松田主将

  • 佐藤はフルセットの末、惜しくも敗れた

予選リーグ全勝で、決勝トーナメント進出!

[卓球部]第87回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)(2017年07月07日 19時28分)

 第87回全日本大学総合卓球選手権大会団体の部予選リーグ対広大戦、対東北福祉大戦が、7月7日北海道立総合体育センターにて行われた。結果とメンバーは以下の通り。

<予選リーグHブロック一回戦>
☆駒大3-0広大

〇三上泰輝(仏4)3-0坂東●
〇上野亨樹(現2)3-0片上●
〇水谷良紀(営3)・二木啓太(経2)3-0片上・杉原●

 初戦は三上、上野のオーダーで試合は進み、共にストレートで制し一気に優位に立つ。3球目の球際では相手に隙を与えず、安定した得点力で上々の滑り出しを見せた。新コンビ結成の水谷、二木ペアも安定したプレーを重ね、最後は水谷のコースを突いたドライブで広大を下した。

<予選リーグHブロック二回戦>
☆駒大3-1東北福祉大

●佐藤卓央(経3)2-3高橋毅○
〇上野3-1高橋優●
〇水谷・二木3-0祐川・高橋優●
〇松田尚樹(営4)3-1野宮●

1番手佐藤が首尾よく2セットを先制するも、3セット目の相手のスマッシュでの失点からペースを崩し、逆転を許す。2番手上野が中盤から主導権を握り、ゲームカウントを振り出しに戻すと、後続も続き3-1で勝利を収め、連勝でチームは決勝トーナメントへ駒を進めた。

◆長崎隆志監督
「(今日は)2回戦でひやっとしたが、上野が何とか踏ん張ってくれて、ダブルスが相手の勢いを止めてくれたと思う。(上野は)試合の入りが良くなかった。1セット取られたときはマズいなと感じた。(ダブルスは)言うことがない程、良かった。水谷が安定してプレーして二木を引っ張ってくれた。想像以上に上手くいった。抜群の出来だった。(佐藤は)もう少しラリーで粘れないと、攻撃のリズムがついてこない。最初の2セットは相手のミスもあって取ることはできたが、相手がボールを入れるようになってくると、特にラリーの面では厳しかった。本人もラリーを自分なりにものにしようとしていたが、あの場面では苦しい展開だったと思う。(明日は)ベスト8までは取らなければいけないポジションなので、そこまでの試合の流れが大事。どこと当たってもしっかりとプレーをしていけば、ベスト4も視野に入ってくると思う」

◆松田尚樹主将
「(今日の)予選リーグ2戦目の対東北福祉大戦は勝負の一戦だと思っていた。チームとしても自分たちの力をしっかり練習通り出せれば勝てると思っていたので、良い結果につながってうれしかった。(自分は)ここ最近あまり調子が良くなくて、悩んでいたが、団体戦なので自分が悩んでいる暇はないと思い、吹っ切れてやれた。後輩たちも頑張ってくれていたので、自分もプレッシャーのなかで勝ちたいなと思った。(最近の上野の活躍は)自分のことのようにうれしくて、1年生のときからかわいい後輩で、練習もストイックにやってる姿を見ていた。でも、実力があるのになかなか結果が出ていなかったので、リーグ戦などで苦しいいことも経験して、今の結果につながっているのかなと思う。もっと伸びていくと思うので、頑張ってほしい。(ダブルスは)僕は出なくなったが、今年で卒業ですし、結果もあまり出ていない状況だったので、仕方がない。二木が僕の代わりに出ているのは、最初は複雑な気持ちもあったが、自分にとってはチームの勝利が一番うれしいので、勝ってくれたのは、うれしい。(明日は)プレッシャーのかかるピリピリした大事な場面で、しっかりしびれる試合をして、チームに貢献したいなと思っている。後輩たちも良い調子できているので、その流れに乗って、最低ベスト8に入りたい」

◆水谷良紀
「(今日は)いつも通りにやることをやった。(監督からは)特別な指示はなかった。信用されているということだと思う。(二木の印象は)入れるのが上手い。だが、波が激しく、たまにミスもするので、そこを無くせればもっと良くなると思う。(明日は)次もこのペアで出られるかは分からない。選手全員で、誰が出てもいい状況にしておきたい」

◆二木啓太
「(ダブルスでの攻撃のパターンは)水谷さんが繋いで、自分が決めるというパターンができてきている。特に、今日はそれが特に生かせた。(水谷の印象は)頼りがいのある人。常にリードしてくれるから、気持ち的にも楽でいられる(明日は)水谷さんの言う通り、誰が出てもおかしくないチーム。それぞれがしっかりと準備しておくことが、良い結果に繋がると思う」

◆上野亨樹
「(今大会は)初出場。団体戦なので雰囲気の違いを感じた。初出場であり、団体戦の独特の雰囲気に慣れるまで、最初が大変だった。第二試合では自分のミスが多くて、失点するのが目立った。自分のミスが原因で1、2ゲーム目は良くない内容だったが、3ゲーム目以降はラリー戦に持ち込めば勝てることが分かったので、攻め方を変えた。思い切ったプレーが勝利につながったと思う。(明日は)勝つか負けるかで全然違うので、1勝でも多くしたい。準備をしっかりして、序盤から足が動くようにして、自身の良さである“思い切りの良さ”を活かしていけるようにしたい」

次戦、決勝トーナメント1回戦は7月7日(土)9時30分から北海道立総合体育センターで行われる。

【会場までのアクセス】
・新千歳空港ターミナルビル【地下1階へ】→ JR北海道「新千歳空港」 → JR北海道「札幌」下車【乗り換え】 → 札幌市営地下鉄東豊線「さっぽろ」 → 札幌市営地下鉄東豊線 「豊平公園」下車 → 地下連絡通路 →北海道立総合体育センター「北海きたえーる」

・札幌市営地下鉄南北線 「さっぽろ」 【乗り換え】→ 札幌市営地下鉄東豊線 「さっぽろ」 → 札幌市営地下鉄東豊線 「豊平公園」下車 → 地下連絡通路 →北海道立総合体育センター「北海きたえーる」

・札幌市営地下鉄東西線 「大通」 【乗り換え】→ 札幌市営地下鉄東豊線 「大通」 → 札幌市営地下鉄東豊線 「豊平公園」下車 → 地下連絡通路 →北海道立総合体育センター「北海きたえーる」

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